生理痛と思って我慢した腹痛は、盲腸（急性虫垂炎）でした。

盲腸に早く気付いて頂きたく、盲腸と気づくまでの病状を主に書いております。

いつも生理１週間くらい前から腹痛・腰痛・頭痛といったような症状があります。
今回もそんな症状が出ていました。
異変一日目…夕方ころから何となく腰痛に加え胃のあたりがムカムカ。でもあまり気になりません。
その日の深夜、お腹が痛くて生唾が止まりません…。生理痛も体調によりけりで色々あるのだなぁぁと思って眠れない夜を過ごしました。
主な症状…腰痛、胃のむかむか

異変二日目…とりあえずお腹痛くてロキソニンを飲みます。そして出勤しました。
でも座ってることができません…上司に言って保健室で休ませてもらいますが、全然改善されないので、そのまま早退して婦人科を受診しました。
婦人科でも座っているのがやっと…体をひねったり…横になりたかったけど我慢できました。

※婦人科ではエコーや触診を行ってもらいましたが、子宮やその他に問題はありませんでした。
ので…ロキソニンをいただいて帰りました。
薬局30分待ちと言われホント座っているのもやっとだったので近所の薬局で薬をもらおうと思いタクシーで帰宅。
お昼頃から家でずっと横になっていました。

その日の夜熱が38度出ており、そこでも私は風邪だ…胃腸炎だったんだ！と思い込み、とりあえず横になっていました。
そして明け方4時…もう寝返りを打つだけでも腹痛は激しく…歩けません。。。。
ここで夜間救急に行きます。
主な症状…生唾、食欲まったくなし、熱、激しい腹痛。

やっとここで、今までの症状…胃もたれ→生唾→熱→腹痛…しかも右側。を伝えて触診されて…それだけで盲腸っぽいよ…「胃のむかむかから腹痛」盲腸の人よく言うよその症状といわれました。

え…盲腸…。と思いましたが、そんなことよりも原因がはっきりしてとても安心しました。
とりあえずボルタレンの点滴で痛み止めしてもらいました。

異変3日目…朝一番で大きな病院へ行き、血液検査/MRI/レントゲン
一連の検査を経て「急性虫垂炎」と判明しました。

その後はとんとん拍子で4時間後には手術をして（腹腔内視鏡手術2時間程度）
4日後には退院できました。
経過観察で2週間後に診察に行きました。

お腹の張が激しくスカートが履けませんでしたが、先生曰くお腹の手術をした方は、張りやすくなるが日を追うごとに治るとのことで、
大変心配していたのですが今ではすっかり元通りです。
傷口も全然痛くありません。突っ張る感じは今でもありますが。

傷口はおへそのところに立て3センチほど
股関節少し上に2センチ程度、もう一つも2センチ程度と全部で３つ。
普通は2つで済むそうですが、盲腸と気づくのに少し時間がかかって炎症がひどかったとのことでお腹にチューブを通すことになってしまったのでひとつ穴が増えました。

盲腸だと気付くのに少し遅かったので…腹膜炎手前でした…。
みなさん、右側が傷んだら疑ってみてくださいね。

看護師さん、先生、ケアワーカーの方々の人数がたくさんいる感じですので、
とても手厚くケアしてもらうことができました。
とても良い病院です。