不眠症に悩みましたが、日常で体を動かし睡眠剤の断薬に成功。

メンタルが病んでいる人は、大なり小なり睡眠障害で悩むことがあります。
私は、周りの目を気にする性質なので、
夜寝る前、仕事のことを考えてしまって、眠れない日々が続きました。


家族の勧めもあり、心療内科へ行き、
下記を伝えました。

○なかなか寝つけない。(入眠障害)

○夜中に目覚める。(中途覚醒)

○朝早く目覚め、その後眠れない。(早朝覚醒)


そこで、それぞれに対応する眠剤が処方されました。

○超短時間型睡眠導入剤(３時間程度)

○中間型睡眠導入剤(５時間程度)

○長時間型睡眠導入剤(８時間程度)


またこれに安定剤や抗うつ薬も飲んでいました。
毎日沢山の薬を飲んでいるので、何とか減薬したくて悩みましたが、
先生に、勝手に薬の増減をしないようにと注意されました。


薬を飲めばぐっすり眠れるのですが、
もし、薬を飲まなかったら眠れないという現実が恐ろしいんです。
眠れないという苦痛は、益々メンタルを悪化させてしまいました。


でも、私の不眠症が良くなり始めたのは、体を動かしはじめたのがきっかけです。

例えば全く興味がなかった庭の草刈り、花の手入れ、庭木の剪定など。
つまり体を動かして、少しずつでも行動するということです。
めまいの為に動くこと、テレビ、パソコンを観ること、運転すること。


そしてその内に、行動範囲も広がり、良い意味で体も疲れ、眠れるようになって来ました。

睡眠時間を７時間とらないと駄目だ、と考えていたものを
５時間でも大丈夫なんだと悟ったことも大きな要因かもしれません。


そんな毎日を繰り返し行って、規則正しい生活を試みる努力をいたしました。
そして少しずつ減薬を試し、ついに眠剤の断薬に成功したのです。


不眠も症状の一つと考えれば、あるがままに受け入れられたのだろうと思います。
今も悩んでおられる人へ。

不眠症は必ず克服できるということを、覚えておいて欲しいものです。