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ノロウイルスに感染。嘔吐はなく、腹痛と下痢と微熱の症状。

Caloouser57683  (50歳代・男性) 2015年03月31日
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病気
ノロウイルス感染症
病院
医療法人社団卓和会ユリクリニック
関連
発熱腹痛急性の下痢

病気が発覚した経緯

特徴的な「微熱」「吐き気」「嘔吐」「腹痛」「下痢」が出始めます。
仕事中になんとなく熱っぽい気はしていたものの、気にせずに働いていました。
あまりにも頭がガンガンするので、熱を測ってみると37.2度の微妙な状態。
あまり気にせずに自宅へ帰る。
食欲はないが簡単に夕食をとり、入浴して就寝。
食後に軽く吐き気がするものの我慢できる程度だったので気にしない。
夜中に強烈な腹痛で目が覚め、そのままトイレへ。
この腹痛は「チクチク」と刺すような痛みが特徴です。
排泄後5分ほどでまたもトイレへ。
何度か繰り返し、体力がなくなったところで脱水症状のような状態で眠れぬまま朝を迎える。

ノロウイルス、感染理由について

ノロウイルスはウイルス性食中毒の代表と呼ばれ、冬場に集団感染しやすい。
夏場は細菌が感染しやすく、冬場はウイルスが感染しやすい、空気の乾燥によるものが大きい。
冬場は生ガキを感染源として広がりやすい。
熱や塩素にも耐性があり、60度の加熱を10分行っても死滅せず、水道の塩素濃度でも死滅しない。
感染原因は経口感染(口からの感染)であり、感染者の糞便やおう吐物、空気中のウイルスを口から吸いこむ飛沫感染によって感染します。

治療の内容

翌朝休む旨を会社へ連絡し、病院へ。
病院にて診察を受けて、状態を伝えたところノロウイルスといわれる。
人によって症状の違いはあるが、私は吐くことはなく、主に下痢と腹痛と微熱と筋肉痛。

服用した薬の効果

胃腸を整える薬をもらい帰宅。
おなかの中の悪いものを出してしまった方がよいとのことで、トイレに繰り返し行く。
軟便の排泄が続くと、肛門が痛くなってくるので洗浄便座があると助かります。
食事は食欲があればとって、なければ無理に食べなくてもよいといわれたので、食欲を感じた時だけ簡単におなかに入れていました。
ただし、下痢による脱水症状のような状態が出るので、水分補給は行ってください。
赤ちゃんや幼児は「湯冷まし、イオン水」等を、小学生以上は「お茶、湯冷まし、ポカリ等」で水分補給を行うとよいです。
水分が取れなければ無理にとる必要はありませんが、点滴等必要になる場合もあるので、医師にその旨伝える方がよいと思います。

その後の経過

ノロウイルスの潜伏期間は通常1~2日程度です。
通常の時系列は
・感染する
・潜伏期間 1~2日
・発症期間 2~3日
・回復期間 発症日から7日程度
となっており、潜伏期間から回復期間終了まで、他人に感染させてしまう期間となります。
また、回復期間中に治ったと思って、他人に感染させてしまうケースが多いので、注意が必要です。
回復に伴って、おなかにやさしい食品を摂取していくことがよいです。

私の場合は、
四日間会社を休み、その後出社しました。
一日目・・夜中の下痢、腹痛で苦しさのピーク
二日目・・病院で薬をもらうものの、下痢は続き痛みは初日の80%
三日目・・下痢も収まり、腹痛のみ、食欲も緩やかに出始める 痛みは初日の50%
四日目・・腹痛は残るがあまり気にならない、食欲も通常の半分程度 痛みは初日の30%
五日目・・通常出勤 食欲は回復途中だが日常生活はできる

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