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ストレスで抜毛症に。医師のお陰で改善することができました。

リラックマラブ  (40歳代・女性) 2014年11月24日
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病気
抜毛症
参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/抜毛症

[病気が発覚した経緯]
20代になりOLになって、無職の両親と毎日のように揉め事が起こりました。

とっても辛くて悔しくて、散々文句を言われた後
自室にこもって鏡を見ながら、涙を拭いていたとき、
ふと、顔にかかる邪魔な髪の毛を一本抜きました。

そのときの爽快感と言ったら溜まりませんでした。
なんというか、興奮した波がスーッとひくような。

もう私は興奮しながら、1本ずつ、髪を抜いて、
机にキレイに並べていました。

その数、およそ100本でした。

このようなことを毎日してると、当然頭皮が目立ってきてしまい、
彼にも「どうしたの?」と心配されるようになりました。

でも、この衝動は止められなくて辛いので、
先生に話しを聞いてもらおうと思い、精神内科に伺いました。

[抜毛症とは]
抜毛症の発症率は大まかに0.6~3.4%程度です。
本人が両親の第一子であるケースが多いことも分かっています。
また、女性が男性の約9倍と大部分を占めています。

抜毛症は通常、20代までの若い年代に始まります。
抜毛症の症状は、日常生活で何らかの困難に直面し、
心理的ストレスが強くなってくることで増悪する傾向があるそうです。


私は、第一子長女、20代で発症。まさにぴったり当てはまりました。


[医師の診断]
先生は、私の家族の話をゆっくり聞いてくださいました。
そして先生は、「まじめで、一生懸命で、相手の期待に応えようと思って頑張りすぎちゃうんだよね」
と沢山優しい言葉を掛けてくれました。

「でも、髪を抜くのは、自分を痛めつける行為です。一時的に、髪を抜いてすっきりしても、また落ち込んじゃうよね。そういう時は、紙に嫌なことを全て書いて吐き出すことをお勧めしますよ。
少しずつ、ゆっくりとね。ぐっすり寝れるように、軽度の睡眠薬も出しておきます。」と
仰ってくれました。

その夜も、辛かったのですが、先生に言われたとおり、紙に書き出したら
なんとなくすっきりしました。そして、手が髪の毛に行く前に、ベッドで横になり
久々にぐっすり寝れることができました。


[その後の経過、同じ病気を抱える方へ]
あれから、月1で、先生のところに行っています。
信頼できる先生を見つけたことで、症状も改善されてきました。

もし、無意識に髪の毛を抜こうとしている方は
その手を止めて、まずはお茶を飲んでください。
そして、紙に吐き出してください。

髪の毛を抜くのは、自分を傷つけるのと同じこと。
自分の体を大切にしてくださいね。

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