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CPAPに頼らないいびき治療。軟口蓋が長かったので、切除しました。

marippe  (40歳代・女性) 2017年09月28日
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病気
睡眠時無呼吸症候群(SAS)いびき
病院
コレージュクリニック ザ・ペニンシュラ東京

私は元々鼻の通りが悪く、のどちんこも長いという、生まれついてのいびき体質です。
両親もかなりのいびき持ちで、自分のいびきを録音してみると、ゴォ〜〜〜〜〜...ブゥ〜〜〜と、親と同じく猛獣のような爆音でした…。
私自身はヤセ型で、決して肥満によるものではありません。

横向き寝、枕の高さを変える、うつぶせ寝など試しましたが、どれも効果はなく、いびき専門のクリニックで診察をうけたところ、軟口蓋(のどちんこのある部分の粘膜)が非常に長く、喉の息の通りを妨げていることが原因と言われました。
実際に写真を見せてもらうと、普通の人と比べて確かに気道が狭く、のどちんこは下に触れるのが当たり前なほど大きく長いです。
これを切除すればほぼ確実と言われ、思い切ってのどちんこを切除する手術を受けました。

手術そのものは点滴〜麻酔〜切除と非常にシンプルなものでした。
術後数週間を何とかやり過ごし、改めていびきを計測すると、ずいぶん軽くなっていました
...が、私の場合は喉だけでなく鼻でも呼吸がしづらい体質なようで、「クククゥ~…ンガッ」「ズゥゥ~~…」と恥ずかしいいびきが残ってしまいました。

私はアレルギー持ちで、定期的に鼻が詰まるため、今度は鼻の粘膜の腫れをレーザーで焼く手術を受けました。
アレルギーもそうですが、粘膜が引っ込んで鼻の通りが良くなればいいなと期待してのことです。
あくまでアレルギーの症状を抑えるものだから、あまり効果は期待できないよという話でしたが、鼻づまりのしんどさが軽減されただけでも大きな一歩でした。

レーザー手術は一年ほどで効果が薄れてくるので、現在は通販で買える鼻腔拡張器具を使い、横向き寝用の枕で就寝しています。
目覚める頃は上向きになってしまっていますが、外れることもなく、録音を聞いてみると「ス〜〜〜...クゥ〜〜」のような大きな呼吸音はあるものの、前述の「ズズズズ…グググ…」のような苦しそうな鼻息がなくなっています。

CPAPは手間や旅行時の悩みがあり、どうしても踏み出せずにいましたが、自分のいびきを分析して細かく対症療法をすることで楽に眠れるというのが本当に快適です。

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