Caloo(カルー) - 歯科 Q&A : 「オールセラミック目的で通院を始めましたが、根幹治療と歯周病治療が先だという事で十ヶ月が経過しました。」

オールセラミック目的で通院を始めましたが、根幹治療と歯周病治療が先だという事で十ヶ月が経過しました。

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もへい (本人・大分県・30歳代・男性) 回答:1件 2014年03月03日 12:03投稿
カテゴリ: 虫歯(根管治療)口の中の異常(歯周病)審美歯科(セラミックの被せ物・差し歯
相談箇所: [永久歯/上右] 1 (中切歯)、[永久歯/上右] 6 (第1大臼歯)、[永久歯/上右] 7 (第2大臼歯)、[永久歯/上右] 8 (第3大臼歯 (親しらず))、[永久歯/上左] 6 (第1大臼歯)、[永久歯/上左] 7 (第2大臼歯)、[永久歯/上左] 8 (第3大臼歯 (親しらず))、[永久歯/下右] 6 (第1大臼歯)、[永久歯/下右] 7 (第2大臼歯)、[永久歯/下右] 8 (第3大臼歯 (親しらず))、[永久歯/下左] 6 (第1大臼歯)、[永久歯/下左] 7 (第2大臼歯)、[永久歯/下左] 8 (第3大臼歯 (親しらず))歯の位置を見る

前歯に被せていたセラミックの歯の下地が出てきて見た目が気になるので
オールセラミックに変えて貰おうと去年の五月に通院を始めましたが
上下左右の奥歯の歯周病が進んでいる(ポケットは8~10mm)のと
左奥歯(10年前に根幹治療済み)の三本の根がレントゲンの結果膿んでいるとの事で
まずはしっかりとした歯茎の状態にしてからオールセラミックにしましょうとの事でした。

月に2~3回程の通院です。
まず歯の表面についたプラークを四回に分けて除去。
その後、麻酔をして器具が届く範囲でポケットの中のプラーク除去に四回。
ここで歯周病の治療はストップし奥歯の治療へ。
一本につき五回の治療だったので計15回。

ここで歯周病の治療が再開されました。
奥歯の死肉を切ってプラークを目視にて綺麗に除去するという説明で
治療箇所は上下左右の奥歯で月に一箇所ずつ、事前の該当箇所のプラーク掃除が一回、
計8回、四ヶ月かかると説明を受けました。

ここで人工の骨?を埋める事を強く勧められています。一箇所につき4万5千円。
手術費用も合わせると5万5千円以上します。計四箇所で30万近い金額になってしまいます。

オールセラミックをしたいという希望でしたがこの十ヶ月間、前歯は仮歯の状態で
よく外れますし、治療した奥歯三本も仮歯の状態が半年を越えました。
前歯を仮歯の状態にするのに下地?を整えている最中、下の前歯に下地が当たってしまうのと
先生の急用があった為、焦っていたのか下の前歯を削ってさっさとどこかへ行ってしまいました。
横に真っ直ぐ並んでいた下の前歯は横に扇型の形になってしまいました。
何よりも時間がかかっているのと次々と高額な治療内容を勧められるので不信感があります。
その医者は患者がいる状態にも関わらず物を蹴飛ばしたりして衛生士さんに怒鳴りつけたり
カンシャクを出したりする行動があるので中々質問をし辛いのです。


通院の長さや費用というのは妥当なのでしょうか?

この質問は、回答受付を終了しています

回答 1

2014年03月03日 13:59

ご相談ありがとうございます。


>通院の長さや費用というのは妥当なのでしょうか?


それだけポケットが深いと言うことは重症の可能性がありますから、当然長期間かかります。

また重症ならば、やはり手術は欠かせません。
それだけ深いと、手術の中でも抜歯術が必要なことも少なくありません。

今回のお話では、歯を残す手術を勧められているようですから、親切な方針なのかもしれません。

また全体の歯周病治療から始めたことは、総合的な健康を目指すときには欠かせない、とても良い計画だと思います。


費用については地域性もあり断定できませんが、安い方に思えます。
一度自費の治療を受けると、以降は保険は全くゼロとなり、全部自費となることはご確認して下さい。


一つ注意が必要です。


歯を残す歯周病治療であれば必ずクリアしなければいけないことがあります。

それは病気の原因であるプラークをきれいにすることですが、掃除できれいにする前に、ご自身の歯磨きできれいにできることが絶対に欠かせません。

それには染め出しをして、磨き残しを%で数字を、そして絵で場所を記録することと、その傾向が良くなることをお互いに確認する方法です。

この数字が良くなれば治ります。
数字が良くなければ掃除を受けても治りません。

そして、ここが一番大事なことです。
この検査が良くないままに手術を受けると、逆に前よりも悪化して、歯の寿命が一気に縮まることが、スウェーデンの研究で証明されていることです。

歯を残すための治療で歯を失っては意味がありません。
治療前に確認しましょう。

先生が忙しくても大丈夫です。
担当の歯科衛生士に、初めからの磨き残しの検査記録を見ながら相談すると良いと思います。

また、もし保険治療であれば、治療計画書と毎月の衛生士の指導についての指導書をもらう規則になっています。
それを見ても予想が付くかもしれません。

それらの紙は、保険規則で貰うことになっている毎回の領収書についている、保険治療明細書の歯科疾患管理料や歯科衛生実地指導料と書いてある部分の書類です。


仮歯は歯や見かけを守るためでもあります。
仮歯が良く取れることは、噛み合わせの問題も考えられます。
前歯を本格的に作る前に、総合的な計画ではかみ合わせの治療もするはずです。

なにしろその調子でオールセラミックが頻繁にダメになっては困るからです。

下の歯が健全であれば、全体や仮歯の調整で治す方が安全です。
健康な歯は削れば元に戻せないからです。


また総合計画があれば、予算についても総額が初めに分かるはずです。
計画書と予定外のことが起きたときの対処法を書いた契約書などを交わしておくと安心です。

総合的な計画は長期間かかり、費用もかかります。
どうやら簡単な治療ではなさそうです。
迷い無く進めるためには、信頼関係が大事ですから、治療前に必ず納得いくまで話し合いましょう。
それが本当の歯科医療というものです。

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