鈴鹿市のやけどの口コミ（2件）

満タンの湧き立てティファールを机から落とし、両ひざ裏に結構な火傷をしました。
最初近くの皮フ科に行き、消毒・ガーゼで通常の治療をしてもらったのですが、ネットを見ていると、湿潤療法（消毒しない、ガーゼを使わないで患部を潤しながら直す）が後も残らなくていいとあり、三重でしてくれる病院を探すと、桑名とここしかなかったので、松阪在住ですが行ってみました。

最初の皮フ科ではぶよぶよになった水泡の入っていた皮膚も残しておいた方がいいと言われていたのですが、こちらへ行ったとたんあっというまにベローンと剥がされたのにはビックリでしたが、
私の思い通り、ガーゼも消毒もせず治療していただけました。
（そうして欲しいと頼んだわけではなく、そういう治療方針の先生なんだと思います。ＨＰにも書いてあります）
お風呂も最初の病院では禁止でしたが、こちらではむしろ入ってしっかり洗い流せといわれました。
痛みも少なく、治療の負担が少ないので本当にお勧めです。

跡は少しは残りましたが、生足を出す年でもないですし、ストッキングをはけばまったく目立たない程度になりました。
あの皮膚を残していたらきっと…、と思うとほんと良かったと思います。

先生は、愛想はいまいちですが、きさくでちょっと面白い感じです。
何かあったらいつでも連絡してきてとも言ってくれました。
いい先生だと思います。

　３歳の子供がストーブで火傷をしてしまい、その処置のためにここ「すずかこどもクリニック」を受診しました。火傷自体は軽症だったので、とりわけ処置はなく、薬も処方してもらえませんでした。
　知人から「薬を処方してもらえない」という話を聞いていたので、処方薬がなくても驚かなかったのですが、初診だったためか、医師は処方しない理由等を説明してくれました。症状がひどい場合は処方薬をだし、そうでない時は「自己回復能力」での治癒を勧めているそうです。特別な場合以外は抗生物質を処方することにも否定的な見解を持っています。
　「薬を処方するまでもないが、患者からの要望があるから出す」といった今日の病院の姿勢とは異なり、「身体のもつ自然治癒力を大切にする」という姿勢が見られます。
　「薬を処方してもらいたい」患者さんにとっては、満足できない治療になる可能性もありますが、一方で、大量の抗生物質を出す医師に不信感を抱いている方は、満足できると思います。
　薬を処方しないと言うことは、病院が儲からないと言うことです。儲けを考えて、大量に薬を処方する医師とは異なり、自らの信念を大切にする医師だと思います。