杉並区の急性腸炎の口コミ（1件）

[症状・来院理由]

短大の夏休みに入って暫く経ってから急に38度近くの発熱と、時折ものすごい痛みが下腹部に走ってよく眠れない・体がだるい・目が回るといった具合で、まだ行きつけの病院も見つけていなかったため仕方なく近所にあった内科に行きました。そこから「盲腸ではないか？」ということで紹介状を書いてもらい荻窪病院さんへ行くことになりました。


[医師の診断・治療法]

まず盲腸の疑いということで、診察・採血・CT撮影をしました。しかし私自身も付き添いの姉も盲腸ではないと思っていたのですが、やはりここの病院の先生も盲腸ではないのではないか、と内診でおっしゃっていました。
寝たきりで食欲がなく大した栄養を取れていなかったので、採血後に私は貧血を起こして意識を失ってしまいました。その時は姉が急いで医師を呼んでくれたそうなのですが、私は意識がなかったためよく覚えていません。姉いわく、白目をむいて痙攣していたそうです。
かけつけた医師と看護師さんは迅速な対応で私を担架に乗せて意識が戻ってきた私に声をかけたり血圧を測ったり貧血の対処をしてくれたりしました。とても優しく丁寧かつ対応が早いので、安心できるという印象を受けました。意識が戻り血圧も安定してきたらお腹のCTを撮りました。
その結果、やはり盲腸ではないということでした。ただし、代わりに「急性腸炎だ」と告げられ現状だと状態をよく見ておかないと危険かもしれないとのことで入院することになりました。
入院してからは数日、絶食で水とお茶だけ許される食事制限をされました。これは炎症を起こしている腸に負担をかけないためだそうです。なので栄養は点滴でまかなっていました。2日に一回くらいのペースで採血やCT撮影と毎日熱を測られました。だんだん炎症が治まってきているのがわかると、今度は少しずつ消化にいいものということで九分粥などを出されました。
そしてほぼ炎症が治り熱も引いて元気が出てきたところで自宅で様子見ということで約一週間ほどで退院しました。

[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]

総合病院のため、多くの患者さんがいてとても混んでいました。なので待ち時間は結構かかると思います。ただ今回の場合は紹介状を書いてもらったのでまだスムーズな方だったのではないかと思われます。
上記の医師の対応内容にもあるように、急な体調変化（この場合では意識喪失）にも迅速で丁寧な対応をしてくださる腕のいい医師や看護師の方がたくさんいます。
担当主治医も他の医師も看護師もみんな優しくとても親切にしてくれて本当に安心できるという印象を受けました。
入院してからも対応が丁寧なため、それほどまで不安を感じませんでした。
技術も人柄も、総合してかなり良い医師たちがそろっていると私は思います。

ただ、やはり待ち時間が長いというのはネックです。早く診察までこぎつけたいという方には不向きかもしれません。
待ち時間もそれほど気にしない、それよりも医師の対応内容の方を重視するという方でしたら、安心してこちらの病院へ通院してみるといいかもしれません。
この入院以外にも多々この病院にはお世話になったのですが、あまりヤブ医者がいるような印象はありませんでした。