思春期の自律神経失調症。家族と学校の理解で療養して克服！

中学生の時のことです。

中学生の時期は多感な時期で、今思うとそれほど気にしなくても良いことが気になったり、他人と自分を比べて自分を比較してみたり、周りから自分はどう思われているのかなど自分に対する他人の評価が気になってみたりと、精神的に繊細でした。

ですので、友人関係も他人に合わせるようになったり、面白くないことも周りに合わせて笑ってみたり、人を笑わせるためにむりやり面白いことを言ってみたりと、一見うまくいっていそうな学校生活も実は精神的にすごく疲れていたように思います。

そんな時に突然の身内の死に直面し、今思えば、それがさらなるストレスになったのだと思います。

学校生活で、周りの笑い声を聞くと全てが自分を馬鹿にしている笑い声のように感じ、その場に居たたまれなくなって授業中でも教室から逃げだしてしまったり、長時間の起立状態は貧血を起こし倒れてしまったり、吐き気や頭痛が頻繁に起こったりするようになりました。

病院で様々な検査をしました。
それといって体に疾患は見当たらず、自律神経失調症と診断され、薬が処方されしばらくは通院することになりました。

体の不調とのことで、しばらく学校を休んで自宅でのんびり過ごしました。

月日は流れ、薬も不要になり、学校へも前向きな気持ちで行けるようになりました。

家族の理解があり、のんびり過ごせたことと、親と担任との話し合いで、クラスメートには普通の病欠ということにしていてもらったおかげで、いつでも普通に戻ることができたのだと思います。

ストレスや精神状態からくる自律神経の乱れは、周囲の理解と協力が不可欠だと思います。