子供の頃から好物の貝で食物アレルギー。突然の発熱と呼吸困難。

家内の実家で食事をしたあと、のことでした。
私は子供の頃から貝類が大好物で、その日は義母が作ってくれたツブ貝の佃煮を、一人パクパクとつまんでいたのですが。
いきなり、咳がとまらなくなり、呼吸もうまく出来ないほどになり、熱も出てきました。
苦しくて、助けを求めようにもその声すら出ない状態に。運悪く、食事のあとで義父母も家内も子供達と遊んでいて、なかなか私の惨状に気付いてくれません。
15分ばかり一人もがき苦しんだあと、ようやく気付いた家内が車で救急センターに運んでくれました。
病院に着いた時には41℃まで熱が上がっていました。
受付し待ち合い中に吐き気を催し、吐いても少しも楽にならず、みかねた看護士さんが先生を呼んでくれて、発熱と、蕁麻疹の状態から、間違いなくアレルギーだからヒスタミン点滴を、と診断してくれました。
点滴はテキメンに効き、吐き気や熱はすぐに収まり、呼吸も楽になりました。
落ち着いたあとの先生の話では、咳と呼吸困難はアレルギー反応で肺の血管が広がり、気管がふさがったとのことでした。
あと30分遅れたら、危なかった、とのことでした。
アレルゲン検査はしませんでしたが、その日の食事からは恐らく貝類なので、避けたほうがいい、との診察を受けて帰宅しました。
言われてみると、家族全員なんともなかった牡蠣で私一人があたったことも数回ありましたが、何せ大好物だったのでアレルギーだとは考えたこともありませんでした。