義母の胃がん体験　手術後は、焦らないでゆっくり回復を。

ある日、いつも元気で健康な義母から
「胃に陰があるみたい。今度組織を取るらしいのよ。」と、少し不安そうに電話が掛かってきました。
そこから、胃の組織を採取。陽性の疑いが強い、との事で、手術が必要になり、
「神奈川県立がんセンター」へ紹介状をいただき、手術をする事になりました。
がんの疑いのある部分を切除する手術で、胃の３分の１を切り取る。という事でした。
手術後は、すぐにはたくさんの量は食べられないけれど、徐々に胃が大きくなり生活は支障なく送れるようになります。との説明だったので、安心して手術に臨みました。
がん専門の病院ですので、義母も手術に関しては安心している様子でした。

しかし、やはり当日は不安なようで、いつも以上に口数も多く会話で気を紛らわしている雰囲気もあり、私はそんな義母を見守る事しかできませんでした。

結局手術は６時間ほどで終わり、まだ麻酔で眠っている義母を見つつ、その日は帰宅しました。
それから数日後、義母の妹さんから「食事中に食べ物が詰まり、胃に空気も入ってしまったので、緊急の処置がされ、抗生剤も投与し大変な状況だった」と連絡が入りました。
手術して間もないので、食事はゆっくり少しずつが原則なのに、せっかちで真面目な性格のため、食事指導の時間に間に合わせようと焦って食事を取ったために、まだ胃が対応できず、そのような状況になってしまったそうです。
病院の適切な対応のお陰で大事には至りませんでしたが、少しひやっとした出来事でした。
その後は、定期検査の結果も良好で、元気に生活しています。
がんセンターは最先端の治療をして下さるので、手術時の身体の負担がとても少なく、年齢のいった方の手術にはとても良いと思いますよ。