Caloo(カルー) - 食物アレルギーは食べて治す時代!お医者さんと相談して慎重にすすめましょう。 : 病気体験レポート
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食物アレルギーは食べて治す時代!お医者さんと相談して慎重にすすめましょう。

Caloouser56538  (40歳代・女性)

459views 2015年06月25日投稿 3votes 0comments

アトピーと診断された息子。
五か月になり離乳食が始まりました。
夫が子供の時食物アレルギーがたくさんあり、
血液検査の結果もアレルギーの値(IgE)の値がとても高かったため
息子にもアレルギーが出ることは覚悟してました。
想像通り、アトピーも遺伝し、治療中です。
離乳食を始めるにあたってたくさんの本を読みました。
たくさんのネット情報を毎日読みました。
色々な先生のブログや体験などを読みました。
そして覚悟して進めました。

はじめは野菜やおかゆ。
全くでませんでした。
そして病院へいき、今後の進め方の相談をしました。
調べた通り、今は昔と違って少しずつ食べていく時代。
昔は除去、除去、だったが、今は食べさせていく。
もちろんアナフィラキシーになると命にかかわるので慎重に先生と相談しながらすすめていきましょう、ということになる。
まずは豆腐、うどんを十分すぎるほど火を通して一口だけ与えてくださいと。
指示がでました。
家であげてみました。
両方ともクリア!
次の日は二口食べました。
大丈夫でした。
調子に乗ってしまい、三日目にうどんを10口ほど食べてしまいました。
すると15分後に突然目の周りがパンパンに腫れてきました。
唇がパンパンにはれてきました。
耳が腫れて、顔がパンパンにはれてきてしまいました。
急いで病院にいきました。
小麦アレルギーだろうとの診断でした。
しかし、それでも次の日から除去しなくていいと。
また一口ずつ毎日一口を毎食いれていってくださいと。
その次の日から恐る恐るうどんを一口だけ必ず食べさせました。
それから一度少し腫れましたが、様子をみていたらひきました。
それからは出ることはなかったです。
そして今はうどんは克服し、どれだけ食べても大丈夫になりました。
豆腐も同じように出ました。
目もあけられないほど腫れましたが、それもまた一口ずつ進めました。
食べさせる時は必ず、平日の午前中、小児科があいている時間に食べさせました。
何かあったらすぐに行けるように。
豆腐も二度目の時は一度めよりもずっと少しの反応でした。
三回ほど腫れたり、じんましんがでましたが、
今はもう豆腐も克服し、たくさん食べても何もでなくなりました。
乳製品も同じく、何度か腫れたり、じんましんがぽつぽつ出たりしましたが、
今では加熱した乳製品では出なくなりました。
現在九か月。
克服したのは小麦、大豆、乳製品。
いずれも加熱したもののみです。
先生からは卵や甲殻類、そばなどはアナフィラキシーが出やすいので、
それは一歳すぎてからチャレンジしていきましょうとのことでした。
また加熱していない小麦製品、大豆製品、乳製品ももう少し待ちましょうとのことでした。
一昔前はアレルギー反応が出たらすぐにストップし、除去する治療法でしたが、
今はどんどん食べさせる治療に変わってきているそうです。
色々な文献を読んでもそうでした。
しかし、素人や勝手に食べさせていくのはとても危険であり、
病院に通いながら、先生と相談しながら少しずつ進めていく、
そして反応がでたら病院にいける体制を作っておくことが大切だとわかりました。
先生の話では除去してしまい、食べさせる年齢が遅くなればなるほど反応が強くでるという研究もあるとのこと。
少しずつ慣れさせていくことが今は大切とのことでした。
また採血による結果はあくまで参考程度。
一歳未満の乳児はとくにあてにならない検査だそうです。
どんどん数値は変わっていくし、たとえクラス6だとしても何も反応がでない子もいるし、クラス0だったとしてもアナフィラキシーがでてしまう場合もあるそうです。
アレルギー検査をするのは参考にはなりますが、過信しないようにとのこと。
実際に少し食べてみて反応がでるかどうかの方が信憑性が高いそうです。

目もあけられない位、耳がだんぼになる位腫れあがった息子でしたが、
今では美味しそうにうどんをたくさん食べられるようになり、
大豆製品もたくさん食べても何もでなくなりました。
面倒ではありますが、病院に通いながら先生と相談しながら少しずつすすめていく方法で食べられるようになりました。
心配な方は病院で先生の目の前で負荷試験といって
アレルギー物質を食べさせるような検査もできるそうです。
私は病院が近いためにすぐに行ける体制で臨みました。
先生は毎日一口ずつをずっと続けてくれたので強くなって免疫ができたといって誉めてくださいました。

まだ食べていないアレルギー物質はたくさんありますが、
負けないで、逃げないで、進んでいきたいと思っています。
油断するとすごく怖いものなので、油断せずに、
何かあったらすぐに病院。ということを頭にいれながら日々食事をしてます。
一つでも食べられるものが増えてくれることが嬉しいです。

長く付き合うことになるので、小児科の先生は何でも話せる先生を見つけて、
その同じ先生に担当になってもらい、ずっと相談していく形がいいと思います。
私は合う先生に出会うまでに何件も病院をまわりました。
信頼できる先生を見つけ、今では何でも相談しています。

しかしアナフィラキシーショックを起こしてしまうととても怖いものです。
色々な文献が出ていますが、自己判断はとても怖いと思います。

信頼できる先生のもと少しずつ克服していきたいです。

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