Caloo(カルー) - 海外で上室性頻拍の発作。自覚症状が強く不安に。 : 病気体験レポート
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海外で上室性頻拍の発作。自覚症状が強く不安に。

コスモス  (50歳代・女性)

81views 2015年06月24日投稿 0votes 0comments
病気上室性頻拍
製薬ワソラン静注5mg、ワソラン錠40mg

夜の飛行機で東南アジアに行き、ホテルへ移動して朝の5時頃に就寝しました。昼頃に目が覚めると、脈が早くなっていて、手首で数えてみたら1分間に150回を超えていました。

少しフラフラしたし、頭もボーっとしていましたが、せっかくなので、計画していた通り、ホテルから徒歩10分程度のデパートへ出掛けることにしました。

屋外に出ると、少しの距離を歩くだけでもフラフラしました。
途中で横断歩道を渡るとき、信号が点滅したので小走りしました。ほんの数メートルの距離だったのですが、渡りきったとき、突然フラーっと白く光るモヤに包まれたかのような感覚になりました。目の前と頭の中が真っ白になり、何も見えない、何も聞こえない状態でした。ちょうど建物があったので、その壁に手をつきながら、その場にしゃがみこみました。次第にモヤが消え、目も耳も元に戻ったのですが、一時的に意識をなくしていたと思います。たぶん10秒弱の短時間の出来事なのでは…と思うのですが、怖かったです。

デパートでは、気分が悪くなり、呼吸のしづらさや思考能力の低下も感じたので、ときどき椅子に座って休みながら買い物をしました。

こんなときは入浴しない方がいいんだろうなぁと思ったのですが、ホテルに戻った後、シャワーを浴びました。バスタブにしゃがんで体と髪を洗っている間は、頻脈以外の異常がなかったので、調子に乗ってバスタブに湯をため、少し温まりました。

すると、バスタブから出た途端、外出中に感じた以上の目まいやふらつきがありました。急に脈がドコドコドコドコ…とあり得ないくらい早くなり、1秒間に4~5回くらい(1分間に300回近く)でした。からだ全体が心臓になったような強い動悸がしました。
壁を伝いながら何とか部屋へ移動し、そのままベッドに倒れ込みました。「このままどうかなってしまったらどうしよう…。海外で病院に行くなんてイヤ!」と思っていたら、(感覚的な時間では)1分ほどで少し落ち着き、150~200回/分程度の脈に戻りました。

夜まで休み、日本に帰国してすぐに受診しました。ワソランの点滴の処置を受けると脈が少しだけゆっくりになり、効果があると判断されて、ワソランの内服を処方されました。
その2日後に受診した際もワソランの点滴をされ、そうすると多少は一時的に脈がゆっくりになるのですが、頻脈の状態からは抜け出せず、「もし、あと4日たっても、治っていなかったら、入院の上、電気ショックをする」と言われました。

その間に頻脈は自然に停止し、入院を免れることができました。
上室性頻拍ということで、6日間ほど続きました。

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