頚椎椎間板ヘルニアになるも適切な治療で回復

ある日、朝起きたら、寝違えたような痛みがありました。
首が痛いので、体中がだるくて、しんどかったです。
私は寝違えは過去に何度か経験していて、気づいたときには治っていましたので、それほど気にはなりませんでした。
だから、病院などにも行かずに生活していました。
しかし、1週間後、いきなり、首がとても痛くなりました。
高いところにある物を取ろうとして、上を向いたときに激痛が走りました。ベッドで横になるだけでも一苦労でした。
首を上に向けたり、下に向けたり、横に向けたりできませんでした。
寝ているときも痛みが強く、寝返りを打てなかったです。
痛みのせいで熟睡はできず、毎日、明け方に起きる日々が続きました。
病院に行きたかったのですが、３連休だったので、病院はどこも開いてまおらず、市販の痛み止めだけを飲んで過ごしました。
痛みは良くなるどころか、ひどくなる一方でした。少し右腕にしびれもありました。しびれはずっとは続いていなかったですが、何度かありました。
何もしていない状態でも痛みはずっと続いていました。
重いものを持つのが大きな負担となり、買い物は家族に連れて行ってもらい、荷物を持ってもらいました。家の掃除は全くできなかったです。
料理はかろうじて、時間はかかりましたが、しました。
そして、整形外科に行きました。
最初はレントゲンだけを撮りました。先生はそのレントゲンと私の首の状態を見て、「ヘルニアかもしれないので、痛みがマシになったら、ＭＲＩを撮りましょう。」と言われました。とりあえず、痛み止めなどの薬をもらい、飲みました。薬は「リリカプセル25g、ジクロフェナク、レバミピド錠100mg、タピゾールカプセル15」です。薬を飲んでいるうちに、痛みは少しマシになりました。
それから、1週間後、ＭＲＩを撮りました。結果は「頚椎椎間板ヘルニア」でした。先生は、「薬とリハビリでゆっくり治していきましょう。できるだけ安静にしておいてください」と言われました。その日から、リハビリが始まりました。
肩を上下に上げ下ろししたり、ストレッチポールを使ってリハビリをしました。２週間に１回リハビリを受けました。薬の量も減っていきました。
日によっては痛みが強い日がありました。
できるだけ、安静にして、首に負担がかからないようにしました。
頚椎ヘルニアと診断されてから、1ヵ月後、首を動かしたら痛いなど、痛みはまだ残っていましたが、日常生活は普通に出来るようになりました。
首を冷やしてみたり、家で無理なく、ストレッチをしたりしました。
この頃には薬は痛みが強いときだけ、飲むようにしていました。
それから、10日後ぐらいには首の痛みは完全になくなりました。
完治するまでに２ヶ月と少し長い期間はかかりましたが、治って本当に良かったと思いました。
もし、首に違和感や痛み、しびれなどが出たら、できるだけ早めに病院に行くべきだと思います。
頚椎椎間板ヘルニアは最初の病院での診断、処置が大事になってくると思います。
そして、頚椎椎間板ヘルニアになったら、できるだけ安静にすることをお勧めします。
頚椎椎間板ヘルニアになって、不安に感じている方がいらっしゃって、
私の体験談を読んで、少しでも元気づけられたら良いと思います。