悪化してしまった子宮内膜症。酷い生理痛等があったら受診を。

数年前のことなのですが、私の母が子宮内膜症と診断を受け、すぐに入院と手術が必要であると伝えられました。

その診断を受ける数年前から、生理痛が酷かったり、明らかに出血量も多かったようで、貧血も伴い、仕事に行けない日も度々ありました。
ずっと病院に行くよう言っていたのですが、なかなか言うことを聞いてくれず、何年もその状態で放置していました。

ある日、婦人科に行ったところ、大きな病院で精密検査を受けるよう奨められ、後日受診と検査を受けたところ、子宮内膜症が発覚しました。
しかも、とても悪い状態で、手術で子宮を全摘出するという選択肢しかありませんでした。

女性ですので、いくら子供を産めない歳になろうとも、子宮を摘出するというのは辛かったようですが、納得し、手術を受けました。
手術後、医師からの説明があり、もう少し遅かったら、癌になっていたくらい酷い状態だったと告げられ、私もショックを受けた記憶があります。
もう少し遅れていたらと思うと...

母は、子宮を摘出したことで、ホルモンのバランスが崩れるので、精神的にも体調面でも、落ち着くまでは辛そうでしたが、今はとても元気です。

婦人科には、なかなか通いづらいというのもありますが、定期的に診察、検査をするのは大事だなと実感しました。
生理痛など、今までと違うことがあれば、早めに診てもらうのが一番です。