虫刺されが化膿してできた白血球の塊を手術で切除しました。

小学生の時，右腕肘の近くの虫刺され部分を掻き壊して化膿，何年間も放置したら，皮膚がかぶさり，皮下で固い石の様な塊になってしまいました。
触らなければ痛くも痒くもないのですが，うっかり何処かへぶつけたり，何かが当たった時など，涙が出るほど痛みました。薄い皮膚の下にギョロッと紫色の塊が動き，気味の悪い物になっていました。

中学1年の時，切除する決心をしました。医師も塊をつまんで不思議そうに見ていましたが，恐らく白血球の塊だろうとの事でした。
手術の際，塊のど真ん中に麻酔の注射をされたので，あまりの痛さに意識が薄らぐ程でした。
麻酔が効いてくると，痛みこそありませんが，皮膚を切られ，中の塊が取り出されるのを，始終感じていたので不思議でした。
約1週間後に抜糸をすることになっていましたが，手術をした時期が真夏だったため，縫った部分が痒くなり，ジュクジュクと化膿気味で，皮膚はふやけたようにぶよぶよしておりました。そのまま抜糸をしたので，多少の出血と痛痒さは幾日か続きました。今でもケロイド状の縫合した跡は残っております。

また，成人してからやはり右腕の別の場所に，同様の紫色のしこりを作ってしまい，あの時の麻酔の痛さを思うとゾッとするので，現在もそのままです。