視力障害の原因は脳腫瘍だった。失明しましたが、命が助かったことに感謝。

夜になると視力低下の症状が現れ、近所の眼科に診察した結果「夜盲症」と診断されました
夜盲症とはビタミンAの不足により鳥目になることです。

三ヶ月ほどビタミンAを服用しておりましたが、昼間でも目の前が暗くなり総合病院にてCT検査をした結果脳腫瘍と告知されてしまいました。

大学病院に転院し一週間ほど検査をして摘出手術を受けました。

手術は13時間もかかり集中治療室で意識が戻ると目の前は真っ白で何も見えませんでした。
一ヶ月ほど入院して身体障害者の手続きをすすめられ、県立の障害者リハビリセンターに入所し点字や歩行などの生活訓練を受け、マッサージの学校に入学し国家資格を取得し第二の人生をスタートさせました。

後から聞いた話ですが、頭を開いて腫瘍を摘出しても視力の回復は難しく腫瘍の状態によっては命の危険が有り成功率は10%と家族は聞いていたそうです。
失明すると目の前は真っ黒ではなく真っ白になるのには驚きましたが、命が助かったことに感謝です。
とにかくいつもと違う症状が出たら大きな病院で早めに診察を受けることです。
手遅れは自分の責任でも有りますからね。
家族の支えと復帰する気力がなによりの薬です。