これから、慢性副鼻腔炎に悩んだ3か月と完治までの4ヶ月の約7ヶ月間の苦しい体験談です。同じ症状で悩んでいる方に少しでも早めに耳鼻科に足を運んでほしくて書きます。
2015年の9月の終わり頃、夏の暑さから少し肌寒い秋が近づいている感じがしました。日中は夏と変わらないのに夜は明らかに気温が下がっていました。毛布はまだ早いけど、掛布団を用意して体調を崩さないように気を付けていました。この時期から、朝起きたときに口がからからに乾いていいて、舌や喉の奥が痛い感覚がありました。風邪かな?と思い葛根湯を飲んでいました。今思うと、鼻つまりで口呼吸しかできず、咽喉が乾燥していたのだと思います。
12月にはすっかり日中問わず寒さを感じる気候でした。就寝前は加湿器を準備し、部屋の湿度にすごく気を使っていました。加湿器は注いだ水を電気で温めるタイプで、除菌や殺菌効果よりも安くて軽いのを選んでいました。後から知りましたが、このようなタイプの加湿器は、水にたまった細菌を部屋に充満し、悪影響だそうです。
そのようなタイプの加湿器を使っていたからか、毎朝起きると咽喉がカラカラに乾燥して痛いくらいでした。2週間に一度は熱が出たり、下痢があったりと風邪のような症状が9月から三か月間続いていました。
この時期から体が絶不調で頭痛もありました。痛みは眉毛の上のリンパ腺が痛むような感じでした。薬も飲んでいないのに、常に眠気に襲われていました。仕事中のデスクでも、運転中でも。もちろ睡眠時間は7時間確保していました。
鼻水はたくさん出てくる感じはなく、勢いよく鼻をかんだら少し出る程度でした。しかし、鼻の奥で詰まっている感じがありました。この時に耳鼻科に行けばもっと早く治っていたのにと後悔しています。
翌年の一月までは葛根湯で頭痛、寒気、熱の症状が和らぎ我慢していました。当時、母が花粉症で耳鼻科に通っていたので、もしかしたらと私も半信半疑で行ってみました。
初めての先生でしたが、鼻に棒を突っ込んだ瞬間に「これはひどい副鼻腔炎ですよ。」と驚かれました。初めての経験で気付かなかったけれど、鼻がつまって寝つきが悪かったと思いました。
それから一週間連続で吸引と処方箋は3か月間続けました。今では花粉症の症状に悩んでいますが、副鼻腔炎はすっかり治りました。
起床後に咽喉がカラカラで痛い人はぜひ一度耳鼻科に足を運んでください。