決まった場所での動悸やめまい、吐き気。毎春の体調不良はパニック障害でした。

10年ほど前から、春が近づくと原因不明の体調不良に見舞われていました。仕事上の人事異動や出張が増える時期でもあり、「疲れが溜まっているのかな?」という程度の認識でした。
ただ、具合が悪くなるのは決まった場所が多く、おかしいなとは思っていました（電車の中、人混みのなか、エレベーター、レストランなど)。
そういう場所で急に激しい動悸やめまい、吐き気をもよおすことが増え、内科にかかりました。
当初は血圧等に問題があると自分では思っていました。
結果は異常が見あたらず、心療内科の受診を勧められました。
かかった心療内科では早い段階で「パニック障害」の診断を受けました。
治療は医師によるカウンセリングと投薬が中心でした。
自分にあう薬が分かるまで、半年ほどかかったと思います。
最終的に続けた薬はパキシルと頓服薬としてソラナックスです。
不安な気持ちも強く、うまく睡眠がとれず、睡眠導入剤も処方してもらっていました。

結局、治療期間としては3年ほどかかり、妊娠を希望したのを期に減薬に踏み切りました。その後、無事に出産をし、再発もなく現在に至ります。