Caloo(カルー) - 診療案内(産科(出産・周産期医療)・婦人科・妊婦健診・不妊治療・不妊症 他): 広島中央通り 香月産婦人科 - 広島市中区
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医療法人社団秋月会 広島中央通り 香月産婦人科
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  • 土曜も診療
  • 朝(8:30〜)
  • 女医
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公式サイト 082-546-2555
アクセス数  3月:1,744  |  2月:1,605  |  年間:19,811

診療案内

産科(出産・周産期医療)・婦人科

2000年よりフリースタイル分娩を取り入れています。異常の場合は早期に手術・搬送できるシステムを作り、医療連携を大切に診療しています。

出生前検査(羊水検査・クアトロテスト)、遺伝カウンセリングも可能です。また、小児科を併設し、妊娠中出生後も女性が安心して通える施設にしています。

日本は世界でもトップレベルの周産期医療を有し、当院は多くの助産師、スタッフと共に安心して出産に臨める施設を目指しています。また、産婦人科全般診療、子宮癌検査、ブライダルチェック、感染症チェック、避妊相談なども行っています。

外来待ち時間短縮のため原則予約制になっていますので、お電話にて予約をお取りください。再診の場合はインターネットでも予約ができます。
来院時は1階のコンシェルジュにお声をかけてください、ご案内いたします。
紹介状、保険証、母子手帳がある場合はお忘れのないようお願いいたします。
(出産や急な手術、初診の患者様の影響で時間がずれることがありますので、ご了承願います)。

妊婦健診

妊婦健診では全期間を通じて血圧測定、尿検査、超音波検査を行い、お腹の中の赤ちゃん(胎児)が順調に成長しているか、母体に問題はないかなどを診察します。
妊婦健診の手順は 受付→尿・血圧・体重測定→診察→(助産師外来)となります。
また、出血、腹痛などの異常を感じられたときは、その都度ご来院下さい。

・初期検査
血液型、梅毒、風疹、B型肝炎、C型肝炎、HIV、成人T細胞白血病(HTLV)、不規則性抗体、血糖検査、トキソプラズマ、貧血検査、子宮がん検診
初期検査時に、出産予定日もお知らせいたします。
※妊婦さんの状態で検査項目を追加することがあります。

・妊娠23週まで
正常に経過している場合、妊娠12週以降は4週間に1度の健診です。
貧血検査、クラミジア抗原検査を行います。

・妊娠35週まで
原則として2週間に1度の健診です。
血液検査、血糖検査、GBS検査を行います。
場合により、早産しやすいかどうか、胎児の状態が良好かどうか、また、子宮の収縮があるかどうかを調べるNST(ノンストレステスト)を行うことがあります。

・妊娠36週から
分娩まで
1週間に1度の健診になります。
39週以降ではNSTを行います。

不妊治療・不妊症

治療を受けられる御家族の期待に応えられるよう、医師を始めとするスタッフの高い技術力とともに、最新の医療機器類と診療情報管理システム、患者検体認証システムにより、高度で安全性の高い治療を目指します。

◆当院で行っている不妊症検査・治療
・検査
精液検査:月〜土曜
卵管造影:月〜金曜
血液検査(ホルモン):エストラジオール、プロゲステロン、FSH、LH、AMHなど
不育症検査:血液検査、染色体検査 など
子宮鏡検査:月〜金曜

・治療
タイミング治療:半年〜約1年
投薬治療:クロミッド療法、フェマーラ療法、HMG療法、漢方療法など
人工授精(IUI):5〜6回目安(症例、年齢にもよります)
体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)
精子凍結、卵子凍結

・タイミング療法
予想排卵日に合わせて夫婦関係(性交渉)を行うことです(投薬する場合もあります)。月経開始およそ10〜15日目に来院いただき、超音波検査で卵胞径・内膜厚を測り、血液・尿検査(ホルモン検査)、基礎体温・帯下の状態を確認し排卵日を予想します。

・投薬治療
クロミッド療法、フェマーラ療法、HMG療法、漢方療法など様々な薬を使い治療を行います。使用する時期・量などは症例により様々です、希望を考慮し投薬致します。タイミング療法・人工授精とも併用致します。

・人工授精
次の段階は人工授精です。この方法は、タイミング療法と同様に予想排卵日を特定します。その前後で御自宅または院内で採精を行い精液の調整を実施します。調整された元気のいい精子のみを集め、細いカテーテルを挿入し子宮内に戻します。

・体外受精
体外受精を行う場合は、排卵誘発の注射や内服薬を使用する方法と(誘発法)、自然周期に近い状態で行う方法(自然周期法)があります。授精方法は、精子・卵子を混ぜる方法(一般的媒精)と、顕微鏡を使って卵子に精子を針で注入する方法(顕微授精)があります。受精卵は2〜4〜8〜16分割と進み、桑実胚〜胚盤胞の段階まで進みます。卵の取れた個数や体調などを考慮し、凍結する時期や移植を行うかなどを判断します。

精子凍結、卵子凍結
精子、卵子の凍結を行います。液体窒素により凍結保存をします。

いずれも、患者背景・年齢・不妊歴・治療歴など、人により治療は様々です。担当医と相談の上、本人の希望を踏まえ治療を行います。

助産師外来

助産師が保健指導を行います。血圧、体重、尿検査、腹囲・子宮底の計測・児心音チェックなどを行います(内診・超音波検査はありません。)
元気な赤ちゃんを産んでいただくための生活の送り方や、おっぱい指導、お産の計画書(バースプラン)を一緒に考えたりします。
妊婦さんの声に応えたいと思いますので、日頃不安に思っていることや質問など何でもご相談ください。ご家族の方と一緒に受けていただくこともできます。

出生前診断と遺伝カウンセリングについて

うまれてくる赤ちゃんには生まれつきの異常(先天異常)が約3-5%あるといわれています。出生前診断とはそのなかでも特に染色体異常や遺伝性疾患の有無を妊娠中に調べる検査のことで、染色体異常についてその可能性の高さを推定する非確定的検査(母体血清マーカー検査、妊娠初期超音波ソフトマーカー検査など)と、ほぼ確実に胎児疾患を診断できる確定的検査(羊水検査など)があります。

出産年齢が高くなることで、妊娠高血圧症候群や早産などのリスクが上昇すると同時に、胎児にも染色体異常の罹患率が上昇することが知られています。高年出産で染色体異常のリスクが高い妊婦さんや、過去に染色体異常などがある赤ちゃんを授かった妊婦さんの場合、検査を受けることで不安要素が減る可能性があります。出生前診断により先天性の病気や染色体異常の可能性が高いとあらかじめわかれば、生まれてくる赤ちゃんの治療やケアの準備や調整が行える、赤ちゃんが生まれてくる前に親が心の準備をしておける、障害について事前に学べる、などのメリットがあります。

しかし、相談される妊婦には生活背景や価値観などがそれぞれ異なった多様な背景があり、それぞれに思い悩まれています。さらに、”命の選別“につながるとの考え方もあり、社会的倫理的に留意すべき点が多くあります。
相談者が遺伝的リスクについて理解し、どのような選択を行っていくかの自律的な意思決定を支援することを遺伝カウンセリングといいます。

出生前診断は希望すれば誰でも受けられるというわけではありません。日本医学会ならびに日本産科婦人科学会のガイドラインにおいて、十分な遺伝医学の基礎的・臨床的知識のある専門職(臨床遺伝専門医など)のよる適正な遺伝カウンセリングが提供できる体制下で実施すべきとされています。

出産のご案内

・フリースタイル分娩
側臥位、四つん這いなど、自由で楽に感じる体勢で分娩できます。
分娩室としてLDR(陣痛分娩室)を2室、和室を1室準備していますので、バースプランに合わせたお望みのお部屋での分娩ができます。

・バースプランの作成
「こんなお産がしたい」と具体的に出産をイメージできる方は少ないのではないでしょうか?
漠然とでも構いません。ご自分で考えたり、ご家族と話し合ったりしてみましょう!

・立会出産について
産婦さんの同意があればどなたでも立会可能です。ただし、帝王切開の場合は手術室にお入りいただけるのは一人になります。
希望される方は、いつ申し出ていただいても構いませんが、風邪などの症状、感染等の疑いがある場合は立ち会えません。
立会い出産をご希望の方は事前にお申し出ください。

・へその緒のカットについて
当院では助産師立ち会いのもと、希望される方にへその緒の切断をしていただけます。

・早期母子接触(カンガルーケア)について
出生直後の児の体温が維持され、呼吸が安定するなどの効果や親子愛着形成を促進させる意味合いで実施されています。正期産での対応は、厳密には早期母子接触、Skin to skin contact (STS, SSC)といいます。
当院では経腟分娩で出生し、赤ちゃんに緊急を要する処置の必要がない場合、早期母子接触を行っています。ただし、生まれてすぐの赤ちゃんは呼吸や循環が不安定なため、スタッフがしっかり観察しながら行います。

・里帰り出産について
里帰り出産ご希望の妊婦さまは、妊娠12週までに予約をお取り下さい。
前もってのご予約が必要です。受付時間内にお問い合わせください。当院へは34〜35週には来院して下さい。

・里帰り出産についての注意点
妊娠34週までに里帰りしてきてください。
切迫早産徴候のある方は、健診を受けられている医師にご相談ください。

・紹介状について
里帰り前の健診のとき、紹介状を書いてもらい、それまでに検査した結果も記載してもらいましょう。
母子手帳・保険証をお忘れなく。

婦人科

・子宮がん検診
子宮頸がん、子宮体癌、それぞれの検査をしています

・各種クーポン券利用可
医師会 子宮がん検診無料クーポン券
広島市 子宮頸がん検診無料券  など
別途、診察料がかかる場合があります。
・女性ヘルスケア
月経異常、おりもの(帯下)の悩み、下腹部痛、性器下垂感、更年期の相談など、思春期から老年期までの様々なお悩みに対応いたします。
女性医師も在籍していますので遠慮なくご相談ください。

・ブライダルチェック
結婚前の婦人科検診をさせていただきます。
子宮がん検診、超音波検査、帯下(おりもの)や血液による感染症検査などを行います。
不妊検査とは異なります。

・ピル・避妊
ピルについて
ピルとは、一般に内服による卵巣由来のホルモン(エストロゲン、プロゲスチン)合剤のことを言います。以前より避妊目的でのピル(Oral contraceptive: OC)が自費対応で使われていましたが、2008年より月経困難症や子宮内膜症を治療とするピル(Low dose estrogen-progestin: LEP)が保険治療として認められました。ホルモン剤が含まれる量により数種類の製品があり、ピルを飲むことで気分不良、嘔吐や乳房緊満感などが気になる場合でも、薬の種類を変えることができます。
スポーツやライフスタイルにあわせた体調管理のためにLEPを使用するケースが増えています。お悩みの方は当院までご相談ください。

・避妊方法としてお考えの方
OCを正しく使用した場合、その失敗率は0.3パーセントと言われています。正しく使用し、飲み忘れがないようにして下さい。
より確実な避妊方法として、女性のライフプランや夫婦間のファミリープランにお役立てできますので、当院までご相談ください。

・緊急避妊について
避妊に失敗した方、または避妊をしなかった性交後に緊急的に用いる避妊薬(ノボノルゲストレル)があります。この薬は性交後72時間以内に服用していただきます。ただし、服用すれば完全に避妊が回避できるものではありません。また、服用後の注意事項もありますので、当院までご相談ください。

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