診療案内
胃腸内科

胃炎や胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸がんなどの病気に対し、専門的な診療を行っております。
検査の結果やご自身の病気について、しっかりご理解いただくことが大切です。
オリジナルの資料などを用いて、どのような病気なのか、治療の選択肢はあるのか、治療のメリットやデメリットについても分かりやすく説明させていただきます。
医療者からの一方的な意見ではなく、患者さまの状況やご希望も大切にしながらより良い治療について一緒に考えます。
患者さまご自身に積極的にご参加いただく医療を実践します。
【IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)の治療】
残念ながら現時点ではIBDを根本から治すような治療方法はありません。
しかし、病気の原因や本質はどんどん解明されてきており、それに基づく治療法も近年飛躍的に進歩しています。
適切な治療を受ければ、多くのIBD患者さまが健康な方と変わらない日常生活を送れるようになってきました。
腹痛や下痢・血便などの症状がある状態を活動期、症状が治った状態を寛解期と呼びますが、治療の最初の目標は寛解期を目指すことです。
そして、治療によって寛解になったあとも、病気が再燃しないように治療を止めずに継続することが大切です。
また、発症後長期に経過すると大腸がんの危険性が高まることから、病気が落ち着いている時期にも定期的にがん検診のための内視鏡検査(サーベイランス)を受けることがとても大切です。
病状によっては入院治療が必要になったり、外科治療が必要になったりする場合があります。
また、病気の評価のために、小腸内視鏡などの特殊な検査が必要なこともあります。
クリニックでは専門施設である兵庫医科大学IBDセンターと連携を取りながら、個々のIBD患者さまに最適な治療を行います。
【クリニックで使用できる各種治療薬】
ここ数年、新たな治療薬が次々に登場していますが、それぞれのお薬の特徴をしっかりと把握して使い分けることは、IBD患者さまを診療する専門家でも簡単な事ではありません。
病状やライフスタイルに合わせてどのお薬から使うべきか、いつ効果を見極めるべきか、効かなかった時に次にどうするべきかなどは、教科書や治療指針には載っておらず、経験がものを言う世界です。
治療でお困りの方は、ぜひ一度当クリニックにご相談ください。
内視鏡内科

◆胃腸の病気の診断と治療に欠かせない内視鏡検査を、快適に受けていただける環境を整えています。
◆最新の設備に加え、経験に基づく確かな技術で、それぞれの患者さまに最適な体にやさしい検査と治療を提供いたします。
◆内視鏡検査に「こわい、苦しい、痛い」というイメージをお持ちの方にこそ、ぜひ一度当クリニックの内視鏡を受けてご安心いただきたいと思います。
◆平日にお越しいただけない方のために、土曜日の午後にも検査を行っています。
◆胃と腸のどちらにも症状があり、胃カメラ・大腸カメラ両方が必要な場合は、同じ日に続けて検査を受けていただくことも可能です。
【胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)】
鼻または口から内視鏡を挿入して、のど(咽頭・喉頭)・食道・胃・十二指腸の病気を調べる検査です。
粘膜の状態を細かく観察できますので、炎症や潰瘍、ポリープの有無が瞬時に分かるだけでなく、わずか数㎜の早期がんを発見することもできます。
当クリニックでは、患者さまのご希望や状態に応じて胃カメラの方法をオーダーメイドでお選びいただけます。
検査に使用するのは、極細径(先端部:5.4mm)の胃カメラです。
細くても非常にきれいで明るい画質のカメラですので、精度の高い検査が可能です。
異常が見つかった場合には、必要に応じて小さな組織を取り(生検)、顕微鏡による病理検査で診断を確定します。
検査にかかる時間は5〜10分程度です。
【大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)】
肛門から内視鏡を挿入して、肛門、大腸、回腸の末端まで(小腸と大腸のつなぎ目から10cm程度奥の小腸まで)の病気を調べる検査です。
粘膜の状態を細かく観察できますので、炎症、ポリープの有無が瞬時に分かるだけでなく、わずか数㎜の早期がんを発見することもできます。
当クリニックでは、患者さまのご希望や状態に応じて大腸カメラの方法をオーダーメイドでお選びいただけます。
検査に使用するのは拡大観察機能の付いた細径の大腸カメラで、病変の詳細な観察が可能です。
異常が見つかった場合には、必要に応じて小さな組織を取ったり(生検)、ポリープの切除を行ったりします。
顕微鏡による病理検査で診断を確定します。検査にかかる時間は、ポリープ切除などの処置がない場合10〜15分程度です。
腹部超音波検査(腹部エコー検査)

腹部超音波検査(腹部エコー検査)とは、肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・脾臓・膀胱を中心に、腹部の臓器に異常がないかを調べる検査です。
腹部超音波検査で分かる主な病気は、脂肪肝、慢性肝炎、肝臓がん、胆のう炎、胆嚢ポリープ、胆石、腎結石、腎腫瘍、慢性膵炎、膵臓がんなどです。
腹部の臓器の小さながんはMRIやCTよりも超音波検査の方が見つけやすいと言われています。
しかし、膵臓がんはサイレントキラーと呼ばれ、腹部超音波検査でも早期発見が極めて難しいとされています。
その一つの理由として、膵臓の前にある胃に溜まっている空気が邪魔をして、超音波が膵臓まで届かずに詳しく見ることが難しい点が挙げられます。
そこで大阪成人病センターが開発したのが、検査の直前に気体の溶け込みが少ないミルクティーを飲んでいただき、胃の中を満たすことで膵臓を見やすくするという方法です。
当クリニックではこの「ミルクティーエコー」で、膵臓も含めた腹部の臓器を超音波で詳しく検査させていただきます。
【こんな方に】
肝機能の異常を指摘された方
慢性肝炎や脂肪肝を指摘された方
胆嚢ポリープ、胆石を指摘された方
すい臓がんがご心配の方
検診・人間ドック(自費診療)

【西宮市大腸がん検診】
当クリニックは西宮市大腸がん検診の委託医療機関です。
大腸がん検診(便潜血検査)とは便に含まれる微量な血液を検査し、がんの早期発見を目指した検診です。
通常は2日間の便を調べ、1回でも陽性であれば、大腸カメラで精密検査を行います。
西宮市にお住まいの40歳以上の方は、自覚症状が無い健康なうちに、簡単に検査できる大腸がん検診をぜひお受けください。
受診券等は不要です。
⚫︎対象
40歳以上の西宮市民(1年に1回)
【西宮市特定健診】
生活習慣病の発見に役立つ無料の健診です。
当クリニックは西宮市国民健康保険特定健康診査(特定健診)の委託医療機関です。
特定健診の受診には、西宮市国民健康保険被保険者証および受診券が必要です。
まずは、受診日をお電話でご連絡ください。
⚫︎対象
40歳から74歳までの人
【人間ドック(自費診療)】
当クリニックでは6つの人間ドックコースをご用意しております。
胃腸を中心とした病気の早期発見につながるだけでなく、自分の健康状態を知ることで、より安心して日々の生活を送ることができます。
オンライン診療

当クリニックではお手持ちのスマートフォンやパソコンからインターネットを通じて診察を受けられるオンライン診療(再診のみ・予約制)をご利用いただけます。
ご自宅に居ながら検査結果の説明を受けたり、慢性のご病気をお持ちの方は診察や処方を受けたりすることが可能です。
「新しい通院の形」であるオンライン診療についてお気軽にご相談ください。
⚫︎こんな方におすすめ
遠方から来院されている方
仕事や学業が忙しく定期的な通院が負担になっている方
検査結果を聞きに行く時間が取れない方
来院に伴う感染のリスクが心配な方
*体調が急に変化した場合などは、ご来院いただいた上での診察が必要です。
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