診療案内
鼠径ヘルニアセンター
◆腹腔鏡手術はへそ部1か所の切開で行うSILS-TEP法を主に採用し、術後の慢性的な痛みを減らすためタッカー固定を省略した方法も取り入れています。
◆日帰りまたは短期入院での手術に対応しており、全身麻酔が困難な方は局所麻酔・脊髄クモ膜下麻酔での鼠径部切開法でも手術が受けられます。
◆ヘルニアの大きさや発生部位ごとにメッシュの素材・固定方法を使い分け、再発と術後の痛みのリスクを最小化する最適な治療を患者さまごとに選択する体制です。
消化器内視鏡センター(胃カメラ・大腸カメラ)
◆消化器内視鏡専門医・指導医資格を持つ医師が担当し、細いスコープと高い挿入技術・最新の内視鏡システムで苦痛をできる限り抑えた検査を行います。
◆ご希望の方は鎮静剤・鎮痛剤で眠った状態で検査を受けることができ、病院施設のためポリープや早期がん発見時は短期入院での内視鏡切除も可能な体制です。
◆食道・胃への内視鏡治療は通常は鎮静を行って対応しますが、長時間の処置が見込まれる場合は麻酔科専門医による全身麻酔管理下での実施にも対応しています。
泌尿器センター
◆前立腺肥大症にはWAVE(水蒸気注入)やUrolift(インプラント留置)を導入。組織を切り取らず出血が少なく、性機能を温存しやすい低侵襲治療です。
◆PSA値が高いと指摘された方や前立腺がんの疑いがある方を対象に、腰椎麻酔などで痛みを軽減した前立腺生検を日帰りまたは1泊2日で実施しています。
◆過活動膀胱・尿管結石・早期膀胱がん(TURBT)など幅広い泌尿器疾患に対応し、麻酔科専門医との連携のもと日帰りから短期入院で治療が受けられます。
胆のう疾患
◆胆石・胆のうポリープ・胆のう腺筋腫症などを対象に手術を行い、術前はDIC-CTやMRCPによる精密検査で手術適応を丁寧に評価・判断します。
◆胆のうポリープは10mm以上で増大傾向がある場合や広基性の場合にがんを考慮して摘出をおすすめしており、症状のない胆石については経過観察が基本です。
◆手術は臍部の小切開と心窩部への細径鉗子による傷の少ない腹腔鏡手術で行い、術後の状態確認のため原則として一泊二日の入院となります。
虫垂炎
◆薬の治療後に虫垂炎が再燃するリスクのある方を対象に再発予防目的の手術を行っており、前医の紹介状があれば診療をよりスムーズに進められます。
◆術前にCT検査などで手術の適応を評価したうえで、へそ部の1か所のみを切開して行う単孔式腹腔鏡手術で虫垂を摘出する体制です。
◆手術は臍部を切開して腹腔内にアプローチし、盲腸の先端についている虫垂の根本を縛って切り離したあとに取り出す方法で行います。
消化器ドック
◆年齢的に胃・大腸カメラを考えている無症状の方や、健診では鎮静剤が使えず辛かった方のために、眠った状態で内視鏡を受けられる消化器ドックを用意しています。
◆来院当日に胃カメラ・CT・採血検査をまとめて受けることが可能で、鎮静剤を使用した場合は検査後にリカバリー室でゆっくりお休みいただけます。
◆胃カメラ・大腸カメラに加え、幅広い腫瘍マーカーや生活習慣に関わる採血検査との組み合わせで健康状態を総合的にチェックする体制です。
腹壁ヘルニア
◆先天的な弱い箇所から生じる臍ヘルニア・白線ヘルニアと、腹部手術後の傷跡から発症する腹壁瘢痕ヘルニアを対象に状態に合わせた手術を行っています。
◆脱出した腸が元に戻らない嵌頓が起こると緊急手術が必要になることもあるため、おへそ付近や手術跡あたりの膨らみは早めに受診することをおすすめします。
◆ヘルニア門の大きさや位置に応じてメッシュシートによる修復が基本ですが、若い方の小さな臍ヘルニアでは直接縫合による手術も選択肢となります。
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