診療案内
乳腺の病気について
<こんな症状があればご相談ください>
・しこり
・痛み
・腫れ、赤み
・乳頭分泌や陥没
・皮膚のひきつれ、くぼみ
・わきのしこり、痛み、違和感
・乳首のかゆみ
・乳房の左右差、変形
乳腺の病気【良性疾患】
・嚢胞
閉塞した乳管が袋状になり、分泌物(水分やリンパ液)が貯留した状態です。
中身は水分のため増減を繰り返し、サイズが小さければ自然消失することもあります。
大きい場合はしこりとして触れることがあります。
検査により経過観察となります。基本的にはがん化する可能性を心配する必要はありません。
・乳管内乳頭腫
30歳後半から50歳代にかけてみられます。乳頭から分泌液がみられ透明や薄い黄色の分泌液の場合もありますが、褐色や血性分泌液を認めることもあります。
無症状のこともあります。
ほとんどが検査により経過観察となりますが、早期の乳がんを合併することがあります。
・線維腺腫
15歳から35歳ぐらいの若年女性に最も多くみられます。
通常は2-3㎝になると増殖は止まり自然退縮するものもあります。
基本的には経過観察ですが、3㎝以上や急速に増大するものは手術で摘出します。
まれに10㎝以上の巨大線維腺腫とよばれるものがあります。この場合も手術で外科的に切除します。
基本的には乳がん発症と関係はありません。
・葉状腫瘍
35歳から55歳ぐらいの女性に認められ、画像診断上も線維腺腫と似ていますが、2-3か月単位で比較的急速に増大する場合があります。
葉状腫瘍は良性、境界型、悪性に分類され、50%以上は良性ですが約25%は悪性です。
基本的には手術で外科的に切除します。
・乳腺炎、膿瘍
<乳腺の石灰化について>
石灰化が起こる原因はさまざまですが、多くの石灰化は良性であり、放置しても問題はありません。しかし中にはがんに伴って石灰化が生じることがあります。石灰化が生じても自覚症状が出ることは少なく、石灰化を見つけるのに有用な検査はマンモグラフィー検査です。良性の石灰化と判断されれば経過観察になります。悪性が疑われる場合はさらなる精密検査を行います。
乳腺の病気【悪性疾患】
乳がん
これまで約15年、大阪公立大学の乳腺外科での診療・研究・教育に携わってまいりました。大阪随一の乳がん診療拠点である大阪公立大学病院と強い連携を持って、今後も乳腺の病気に挑んでいければと考えております。
乳がん検査について
はじめに問診、視触診、マンモグラフィ、超音波検査を行い、必要な場合に細胞診や組織診などを行います。
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