診療案内
形成外科

#:眼瞼下垂
・加齢や生まれつきにまぶたが下がっている病態として眼瞼下垂症と診断されれば、保険診療での眼瞼下垂症手術を行います。
なんらかの病気(顔面神経麻痺、重症筋無力症など)が原因の眼瞼下垂では、その病気の状態が落ち着いていれば手術ができます。
・手術には、大きく3種類あります。
1)まぶたの皮膚が下がった場合に、皮膚(と眼輪筋)を切除する方法
i ) 二重の線の上下で皮膚(と眼輪筋)を切除する方法(その他(余剰皮膚切除法))
ii ) 眉下で皮膚を切除する方法(眉下切開法)
2) まぶたを挙げる腱膜を引き出して、短く固定して、まぶたをより上に止める方法(眼瞼挙筋前転法)
3) まぶたの縁にある瞼板を、前額の筋肉の力で糸や自分の筋膜で引き上げる方法(筋膜移植法)
・診察で、まぶたの動きや安静時の高さなどを調べて、どの術式が適するかを検討します。
・二重や奥二重などについても事前に目標を考えておきます。
#:逆さまつげ(眼瞼内反症)
治療法を決めるには、まぶたが、どこの部位に、どの程度、どの範囲でまつげが眼球に当たっているかを診断します。小児から若年者、高齢者でも病態は異なりますが、この状態を生じます。
・上眼瞼では、多くは重瞼(二重まぶた)手術を行うことで改善します。
・下眼瞼では、皮膚と眼輪筋とを一定幅切除して、まつげの向きを外側に向けます(皮膚切開法)。
・下眼瞼の内反がより強い場合は、下眼瞼の支持組織である瞼板を引く靭帯をけん引してまつげを外側に向けます(眼瞼下制筋前転法)。
#:顔面神経麻痺の後遺症
・麻痺の範囲によって治療が異なります。特に片側の顔面全体の麻痺後では、麻痺の程度や変形を適切に診断して、手術の順番を考えることが重要です。
・以下のような麻痺側の症状が出ます。
眉や上まぶたが下垂する
上下のまぶたが閉まりにくい
頬がたるむ
ほうれい線が(麻痺後早期)浅くなる;(麻痺後一定期間後)深くなる
口角が下がる
フェイスラインがたるむ
顔の重みなどの違和感を感じる
・後遺症が強く出ている部位と手術の方法によりますが、手術の2日後ごろに最も腫れがみられ、以後徐々に腫れは引いていきます。抜糸は、術後1週から10日に行います。
・改善手術の順や組み合わせを正しく考え、改善目的の箇所ごとに治療を進め、長期的に経過を診ていく必要があります。
#唇裂・唇裂外鼻変形
成長途中や成人、高齢者も修正手術を行うことができます。
唇のキズ跡、赤唇の変形、鼻の変形などが対象になります。
基本的に保険治療で行います。
美容外科手技を適用する場合は自由診療になります。
#:その他
鼻・耳・口・顔の外傷/変形・無眼球・義眼床
顔・アゴの変形・にきび/にきびあと
#:わき
わきが(腋臭症)/多汗症
・薬物治療
・手術療法
#:胸
陥没乳頭/乳房変形
#:手・足
静脈瘤・巻き爪・各種爪変形・多指(趾)症/合指(趾)症など
#:男性器
包茎
#:全身
キズ/キズあと・やけど/やけどのあと・皮膚のできもの・あざ・床ずれ・皮膚潰瘍など
美容医療

#:切開フェイスリフト/切開ネックリフト
・顔のシワやタルミ、くびの横ジワ・縦ジワは中等度以上になると治療が難しい加齢性変化と言えます。切開フェイスリフト手術と切開ネックリフトは、これらの気になる顔やくびのシワ・たるみに対する「最大で長期の効果を得る治療法」です。特にくびのシワやタルミは、どのような治療を行っても改善は難しい部位です。顔やくびの糸リフトを含むいろいろなシワ治療やリフト治療で満足が得られない場合にも、この治療が適します。
・切開は、目立ちにくい箇所で行いますので、キズ跡は目立ちにくいです。
・切開手術であることから、フェイスリフトが適応かの診断を行い、治療法を詳しくご説明します。
・手術の翌日か翌々日から仕事ができることが多いです。
#:自己脂肪注入
・顔の形の改善からシワや肌質改善を目的として自分の脂肪を注入する方法です。
・腹部や上腕、大腿などから器具を用いて脂肪を吸引して採取します。
・脂肪注入には大きく分けると3種類あります
①脂肪注入(ミリファットを含む)
②細片にしたマイクロファット注入
③さらに細かく小片にしたナノファット注入があります。
これらを改善目的に合うものを注入します。
#:その他
ボトックス注射(顔(前額、眉間、目尻、エラなど)・わき・肩など)
医療機器(エレクトロポレーション、イオン導入、ピーリング)
点滴/注射(美容・抗加齢・疲労回復など)
内服薬・外用薬
医療機関専売化粧品
再生医療

PRP療法
・施術の対象は、小ジワ、中ジワ、軽度のたるみ、陥凹の改善などです。
・自己の血小板から放出される多種、多量の成長因子を目的の局所に注入して改善することが目的です。
・PRPは、自己の血液由来であることから、安心、安全な治療です。
・細菌やウイルスなどの感染や異物や毒性などによる合併症は基本的には生じません。
・通常、採血後1時間程度のPRP調製ための待ち時間で、施術ができます。
・ダウンタイムは、局所の赤みや軽い腫れは2、3日程度で治まることが多いです。
・皮下出血があれば1~2週間程度で消退し、施術の翌日よりコンシーラー等で隠していただいても大丈夫です。
・効果は、施術後すぐではなく、1か月後ごろに出てきます。効果の持続は、一般に1年以上といわれますが、個人差があります。
当院では、厚生労働省への届け出を行い、自己の血液を用い、問題となる薬剤(bFGFや他の成長因子)などを混ぜずに、正当なPRP療法を行っています。
治療対象部位の診断を行い、PRP療法が最適か、他の治療法がより適するかをご説明します。PRP療法が適する場合は、さらに詳しくPRP療法についてご説明します。
何なりとご相談ください。
予防接種

帯状疱疹ワクチン
インフルエンザワクチン
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