診療案内
小児科

一般的な風邪症状からお子様特有の感染症、ちょっとした身体の異変など、幅広い病気・症状の診療を行っております。
子供は大人より体温が高いのが普通で、37.4度以下であればほとんど心配ありません。
普段から体温を計測しておき、急に高くなったとき、発熱以外に症状が見られるときには、お気軽にご相談ください。
アレルギー科

アレルゲン原因検索目的の血液検査(特異的IgE抗体の測定)は問診後に、必要と判断した場合に行います。
特異的IgE抗体はアレルゲンの得的に確実な検査ではないため、食物経口負荷試験(アレルギーの原因となる食物を摂取して症状を誘発させる検査)を行うことも出来ます。食物経口負荷試験は、食物アレルギーの診断のみならず、どの程度まで摂取できるようになったか(耐性の獲得)を調べる目的でも行います。
鼻水・咳・目のかゆみ・肌の発赤など気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
・赤ちゃんのアレルギー検査
赤ちゃんに対するアレルギーの血液検査検査も当院では実施できます。食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の疑いがある赤ちゃんが対象となります。お子様の年齢・月齢に関わらず、アレルギーが疑われるような症状に気がつかれた時は、なるべく早くご相談ください。赤ちゃんによく見られるアレルギーは卵、牛乳、小麦に対する食物アレルギーです。
何らかの症状を抱えられてお越しになられた場合には、当院では必ずアレルギーの可能性を頭に入れて診療しています。
なおアレルギーの血液検査の結果がでるまでに約1週間はかかります。また特にアレルギーの原因は不明なことが多いため、詳細な問診から診断に至ることもあります。アレルギー検査をご希望の場合に初診時は、通常の風邪で受診された時より診察時間が長くなることが多いことをご了承下さい。
食物負荷試験は、アナフィラキシーを起こされる可能性があるため、最低でも1時間は院内で観察を行わせていただきます。診療をご希望の方はWeb予約をご利用下さい。
小児循環器

院長は小児循環器専門医であるため先天性・後天性心疾患、心筋症の診断・管理・治療も行っております。院長は、これまで数多くの循環器疾患のお子様を診療してきています。お子様が手術の必要があると判断した場合には、速やかに高度医療機関へとご紹介しますので、どうぞ安心してご相談ください。
心雑音などで受診いただいた場合はまず心臓超音波検査によって異常がないか、検査を行い、診断します。
安静を保つことが難しい乳児の患者様は、眠たくなるお薬を使用して心臓超音波検査を行うことが一般的に多いですが、当院においてはできるだけ保護者やスタッフの方にあやしてもらいながら、お薬を使用せず検査を行うように努めます。
心臓超音波以外に循環器に関わる検査(心電図・ホルター心電図)を実施しております。お気軽にご相談ください。当院での検査の結果、さらに詳しい検査・手術を伴う治療が必要と判断した場合には提携する高度医療機関をご紹介します。
おねしょ(夜尿症)、昼間のおもらし(尿失禁症)

第2, 4土曜日に腎臓専門医である辻 章志医師が診療いたします。
「おねしょ」は、3歳くらいまでのお子様に、排尿機能が未発達なために起こります。一方で夜尿症は「5歳以上の子供が月に1回以上睡眠中に排尿する状態が3カ月以上続くこと」と定義されています。夜尿症の場合は、何か他の原因が隠れていることがあるため精査が必要です。ただ、病気が原因でない場合もあり、環境を少し変えてあげるだけで改善することもあります。まずは一度ご相談ください。
生活のリズムの見直しなどをしても夜尿が改善しない場合には、積極的治療として薬物療法と夜尿アラーム療法があります。
一方で昼間のおもらし(遺尿症)の場合、膀胱や尿道といった排尿機能だけでなく、腎臓、背部・骨盤の神経に問題があるケースも見られます。年齢を重ねて排尿機能の発達とともに改善することもありますが、より専門的な検査・治療が必要になる割合が高いので5歳を越えても昼間のおもらしが続く場合は受診されることをお勧めします。
予防接種

予防接種の効果と副反応について、ご説明しご納得いただいた上で接種をしていただきます。
最初の接種は基本的に生後2か月から開始します。もし予防接種にご不明な点があり説明をご希望の患者様は、妊娠中または出産後にご相談いただければと思います。
令和2年10月からはロタウイルスワクチンも公費負担となり、接種していただく種類が増えています。初めてのお子さんの場合、予防接種の予定をどう組んでいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。どうぞお気軽にご相談ください。
乳幼児健診

乳幼児健診は、お子様の健やかな成長を節目で確認し、病気の予防あるいは早期発見をするためには欠かせないものです。健診の時に、診察の他、お子様の子育てについてのご助言もお伝えします。大阪市の定期健診は、4か月健診、後期健診(9~11か月)、1歳半健診、3歳半健診があります。その内、後期健診は公費負担で当院にて受診していただくことが出来ます。
それ以外の節目の健診として入園前健診、6か月健診、1歳健診、4歳児健診、5歳児健診、入学前健診などを自費となりますが、受けていただくことができます。感染予防の観点から、乳幼児健診は一般診療とは分けて実施するため、予約制をとっております。
乳幼児健診もWEB予約・電話予約の両方が可能です。
小児皮膚疾患

あせも(汗疹)の治療法・対処法
あせもの大きさが数ミリ程度であれば、患部を清潔にしているだけで数日で治癒します。お風呂に入ったときはきれいに石鹸で洗い、汗をかいた時は清潔なタオルなどで拭いてあげて下さい。吸湿性が良く、速乾性の木綿の服や肌着を使用されることをお勧めします。
あせもの程度がひどい場合には、かゆみ止めあるいはステロイド軟膏を使用します。
とびひの治療法
原因となる細菌の殺菌目的に内服の抗菌薬や軟膏を使用します。
入浴時には患部を石鹸でよく洗い、しっかり流して下さい。とびひが治癒するまではプール遊び、タオルの共用は避けて下さい。
アトピー性皮膚炎の治療法
原因となっているアレルゲンとの接触を避けること、皮膚を清潔にして常に乾燥していない状態を保つことが重要です。加えて、ステロイド軟膏を使用して炎症を抑えたり免疫のコントロールをします。症状の軽減に従って、ステロイド軟膏の使用量あるいは含有量を減らし、最終的には使用せずに症状を抑えるために治療を続けます。
蕁麻疹の治療法
アレルギーの症状として現れている場合には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を内服し、またアレルゲンを含む食品の摂取を控えて下さい。重症の場合には、ステロイド軟膏を使用する場合もあります。
長時間のお風呂、激しい運動などで体温が上がると痒みがひどくなりますので控えて下さい。
水いぼの治療法
水いぼは数か月以内に原因ウイルスに対する抗体ができて自然治癒ことがほとんどです。そのため、クリニックでは基本的に治療は行わないことが多いです。
早期治癒を目指す場合には、漢方薬の内服薬(ヨクイニン)の使用も可能です。
“集団生活を送る上でどうしても支障がある”という場合を除き、あまりおすすめは致しませんがテープ式の麻酔をかけた上で、針とピンセットで水いぼの除去も可能です。ご希望の場合は一度ご相談ください。
おむつかぶれの治療法
排便・排尿をしたときには可能な限り早くおむつを交換し、優しく拭いて挙げて下さい。その上で、軟膏などを使用します。おむつかぶれの炎症がひどい場合はは、ステロイド軟膏を使用することもあります。
新生児の病気

赤ちゃんがはっきりとした症状とは言えなくても、いつもと違う様子や急な変化に気がついた時には不安になります。お子様の身体について知っておくことは、ご両親の立場であれば大切なことですが、予想できない事態や初めて見る変化について常に適切に判断できるとは限りません。慌てて受診した結果、「何も問題がなかった」ということもあれば、様子見をしてから受診した結果、「早期の対処が必要だった」という場合もあります。大切なのは、なにも分からない状態で待たないことです。
ご不安を少しでも感じた時は、お気軽に、そしてお早目に当院にご相談ください。
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