診療案内
内科
「ちょっと体がだるいし、重いし、しんどいな…」と体調不良や発熱、咳、頭痛などの風邪症状からインフルエンザ、その他生活習慣病を含めた内科全般の症状・疾患を診察します。
内科症状の中には「気のせいかな」「歳だから仕方ない」と片づけてしまいがちなものも多く存在しますが、放置していると重症化し、治療が大がかりになることがあります。
「気のせいかもしれないけれど念のために」
「歳だからこそ診てもらおう」
と考え、症状に慣れてしまう前に、異変に気付いた時点で受診することが大切です。
より精密な検査、高度な治療が必要になったときには、提携する病院・診療科をご紹介しますので、安心してご相談ください。
◆下記のような内科症状・疾患でお悩みではございませんか?
発熱、咳、のどの痛み、頭痛腹痛、下痢、便秘、血尿胸の痛み、吐き気、嘔吐動悸、息切れ倦怠感、のどの渇き、風邪、喘息、気管支炎、胃腸炎、糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、高尿酸血症、睡眠時無呼吸症候群
内科全般の症状・疾患を診察いたします。症状の程度にかかわらず、お気軽にご相談ください。
消化器内科
食道、胃、小腸、大腸などの消化器の症状・疾患を診察します。
胸やけ、胃や腸の不調など、一時的なものであれば過度な心配はいりませんが、症状が強いとき、続くときには消化器の疾患が疑われます。
消化器疾患の中には、がんなどの命にかかわる病気も存在します。
そしてその胃がんや大腸がんも、初期にはほとんど症状がありません。
当クリニックでは、胃カメラ、大腸カメラ検査にも対応しておりますので、安心してご相談ください。
◆下記のような消化器症状・疾患でお悩みではございませんか?
のどの違和感、げっぷ、呑酸(口の中が酸っぱい・苦い)、胸やけ、胃もたれ吐き気、嘔吐、胃の痛み、みぞおちの痛み、腹痛、便秘、下痢、血便、黒い便、食欲不振、体重減少、顔色が悪い
胸やけや腹痛など、ほとんどの方が一度は経験したことのある症状も、長く続く場合には受診をおすすめします。
大腸ポリープ切除
日帰りでの大腸ポリープ切除を行っております。
当クリニックでの大腸ポリープ切除は、大きく2パターンに分けられます。
1)大腸内視鏡検査のときにその場で切除
大腸内視鏡検査で切除すべき大腸ポリープが見つかったときに、その場で内視鏡の先からスネアを出し、切除します。発見したときに切除するかどうかは、予め患者さんに確認しておきます。
大腸内視鏡検査と大腸ポリープ切除を、2回に分けて行う必要がありません。
2)他の医療機関で見つかった大腸ポリープを当クリニックで切除
他の医療機関の大腸内視鏡検査で切除すべき大腸ポリープが見つかったとしても、その医療機関が内視鏡的な切除に対応していなければ、後日改めて違うクリニックや病院を受診して切除する必要があります。
そういった場合も、当クリニックにご相談いただければ、入院なしの日帰りでの大腸ポリープ切除にて対応させていただきます。
<大腸ポリープ切除の方法>
大腸内視鏡の先端から「スネア」と呼ばれる輪っか状のワイヤーを出し、このスネアを使って大腸ポリープを切除します。状況に応じて、主に以下の2つの方法から選択します。
◆コールドポリペクトミー
スネアをポリープに引っかけ、締め付けることで切り取る方法です。
10mm以下の良性ポリープが適応となります。後出血の頻度は低く安全です。
◆内視鏡的粘膜切除術(EMR)
10mm以上やがんが疑われるポリープに対しておこないます。
粘膜下に生理食塩水を注入しポリープを隆起させ、そこにスネアを引っかけ、締め付け、高周波によって焼き切ります。
ピロリ菌検査・除菌
ピロリ菌は、感染を放置していることで萎縮性胃炎と変化し、胃がん、胃・十二指腸潰瘍などの発症リスクが高まることが分かっています。
ピロリ菌の除菌によってそれらのリスクは低減しますので、気になる方はお早めにピロリ菌検査を、そして陽性の場合には除菌治療を受けることをおすすめします。
<ピロリ菌の検査方法>
ピロリ菌の検査は、内視鏡を使った検査と、内視鏡を使わない検査に分けられます。
・内視鏡を使った検査
迅速ウレアーゼ検査、培養法、検鏡法
・内視鏡を使わない検査
便中抗原測定、抗体測定、尿素呼気試験
<ピロリ菌の除菌治療>
ピロリ菌の除菌治療院長は日本ヘリコバクター学会 H. pylori菌感染症認定医として3次除菌までの豊富な除菌実績があります。
除菌治療では、胃酸の分泌を抑える薬を1種類、抗菌薬を2種類用いて行います。1日2回、連続して7日間服用することで除菌します。
最初の除菌治療を1次除菌と呼び、服用を終えてから2か月後に除菌判定検査を行います。除菌に成功していれば、ここで治療は終了です。 1次除菌に失敗した場合、薬の組み合わせを変更し、2次除菌を行います。1次除菌と同様に、服用を終えてから2か月後の除菌判定検査を行います。2次除菌にも失敗した場合には、再度薬の組み合わせを変更し、3次除菌へと進みます。
3次除菌からは、健康保険が適用されず、自費扱いとなります。なお成功率は、1次除菌で90%以上、2次除菌までを含めると99%以上にのぼると言われています。
肝臓内科
肝臓は、症状のないうちから定期的に検査を受け、健康を守ってあげなければならない臓器のうちの1つです。
健康診断などで、肝機能が低下している、肝臓の数値が高いと言われたとき、多くの人がまず感じるのは「飲み過ぎかな」ということです。そこから「お酒を控えれば大丈夫だろう」と解釈し、必要な精密検査を受けない方も少なくありません。 しかし、肝臓の病気は、飲み過ぎだけを原因として起こるものではありません。
一切お酒を飲まない人にも起こり得る非アルコール性脂肪肝炎という病気があります。そのほか、B型肝炎、C型肝炎、肝硬変、肝がんなどの可能性もあります。 肝機能が低下している、肝臓の数値が高いと言われたときには、さまざまな病気の可能性を考慮して、適切な検査、診断を受ける必要があります。
<対応する疾患と症状>
・急性肝炎
ウイルスに汚染された水や食べ物を介して感染するA型・E型急性肝炎、ウイルスが血液・体液を介して感染するB型・C型・D型急性肝炎があります。E型については、ウイルスに汚染された肉を十分な加熱処理なしに食べることでも感染します。
食欲不振、吐き気、嘔吐、倦怠感、発熱、黄疸などの症状を伴います。
・A型肝炎
糞便中のA型肝炎ウイルスが水や野菜、果物、海鮮類などに付着し、それらを摂取することで感染します。慢性肝炎に至ることはなく、感染後完治すれば、生涯免疫が維持されます。
食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱、頭痛、黄疸などの症状を伴います。
・B型肝炎
血液・体液を介して感染します。感染者の年齢、免疫によって、一過性のもので済む場合と、慢性化する場合があります。
ほぼ無症状のまま進行します。ただし、劇症肝炎を起こし、肝性脳症をきたすケースも見られます。
・C型肝炎
血液・体液を介して感染します。年齢などに関係なく高確率で慢性化し、肝硬変、また肝がんへと進行します。
急性の場合は、倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸などの症状を伴います。
慢性化すると、十数年の非活動期ののち、黄疸や腹水などの症状が出現します。
・脂肪肝
飲み過ぎ、糖尿病、肥満などを原因とし、中性脂肪が肝細胞に蓄積してしまった状態です。うち約1~2割が、肝硬変に進展します。
食欲不振、だるさ、右上腹部の鈍い痛み、黄疸、腹水などの症状を伴います。ただし、ほとんど症状なく進行するケースも多くなります。
・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧などを原因として発症します。肝臓に脂肪が沈着し、線維化をきたします。
初期はほぼ無症状で、かなり進行してから、だるさ、疲労感、右上腹部痛、膨満感、黄疸などの症状が出現することがあります。
・肝硬変
慢性肝炎によって炎症が長期に持続することで、肝臓が線維化する病気です。原因は多岐にわたり、B型・C型肝炎ウイルスへの感染、飲み過ぎ、食べ過ぎ、肥満、免疫異常などが挙げられます。
初期はほぼ無症状で、ほとんど症状なく進行します。かなり進行したのち、黄疸、出血のしやすさ、腹水などの症状が出現します。
将来的に肝臓がんへと進展する可能性も高くなります。
健康診断・予防接種
雇用時健康診断、定期健康診断、京都市の特定健康診査・青年期健康診査、また大腸がん検診・胃がんリスク層別化健診を行っております。
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病をはじめとする病気の早期発見・早期治療のためにも、対象となる方はぜひご利用ください。
少しでもお気軽に、また定期的に受けていただけるよう「受けやすい検査」の提供に努めております。また、検査結果説明、必要となる精密検査・治療のご案内も、責任を持って丁寧に行ってまいりますので、安心してご相談ください。
<特徴>
1)健康診断の料金は3,300円(税込)~
多くの方に受けていただきやすいよう、健康診断の費用はできる限りリーズナブルなものとしました。
健康診断は、定期的に受けて、前回やそれ以前の数値と比較し、取り組んできた生活習慣の改善がうまくいったかどうかを知ることがとても大切です。
2)健康診断の検査結果は即日でお渡し(簡易検査のみ)
勤務先への提出を急ぐ方、早く結果が知りたいという方もおられますので、健康診断の詳しい結果をできるだけ早くお渡しできるよう努めております。簡易検査の結果は当日即日でお渡しが可能です。雇用時健康診断の結果は翌日のお渡しとなります。
3)当日に受診可能
ご連絡いただいた当日に健康診断を行うことも可能です。お気軽にお問合せください。
※当日中の枠が埋まっていることもありますので、ご来院の前にお電話でお問合せいただきますようお願いします。
4)土曜日も検査可能
土曜日も健康診断を含めた検査の時間を確保しております。
お仕事などで平日がお忙しいという方も、ご利用しやすくなっています。
◆予防接種
主に以下の予防接種を行っております。その他、ご希望の予防接種がございましたら、一度お問合せください。できる限り、対応させていただきます。
・インフルエンザ予防接種
・高齢者用肺炎球菌ワクチン
人間ドック(内視鏡ドック)
「胃カメラドック」「大腸カメラドック」「胃カメラ+大腸カメラドック」の3コースをご用意しておりますので、患者さんのご希望に合わせてお選びいただけます。
こんな病気になった近親者がいる、こんな病気が心配だということをお伝えいただき、医師のアドバイスをきいた上でコースを選んでいただいても構いません。
なお、人間ドックは自費診療扱いですが、組織検査を行った場合、大腸ポリープ切除を行った場合には、保険診療に切り替わります。
<特徴>
1)消化器・内視鏡専門医による丁寧な検査と正確な診断
消化器専門医、内視鏡専門医の医師が、正確な内視鏡の操作、経験に基づいた確かな診断を行います。
2)鎮静剤を使用し、苦しくない・楽な胃カメラ
胃カメラドック(経鼻・経口)、大腸カメラドックのいずれにおいても、ご希望・必要に応じて鎮静剤を使用することができます。
半分眠ったような状態で、痛みや恐怖感がほとんどないまま検査を受けていただくことが可能です。
3)胃カメラ・大腸カメラの同日検査が可能
同日に検査を行うことで、検査の精度が変わるということはございませんので、ご安心ください。お忙しい方、一度に終わらせたいという方、検査前後の食事などの制限を1回で終わらせたいという方におすすめです。
◆胃カメラドック
鼻もしくは口から内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸の粘膜を観察します。
胃カメラドックで見つかる病気には、以下のようなものがあります。
逆流性食道炎、食道がん、食道静脈瘤、食道粘膜下腫瘍、バレット食道、好酸球性食道炎
急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、早期胃がん、進行胃がん、十二指腸がん、胃ポリープ、胃アニサキス症、ピロリ菌感染症
◆大腸カメラドック
肛門から内視鏡を挿入し、大腸、小腸の一部の粘膜を観察します。
大腸カメラドックで見つかる病気には、以下のようなものがあります。大腸ポリープも発見した場合には、その場で切除することも可能です(その場合は保険診療に切り替わります)。
早期大腸がん、進行大腸がん、大腸ポリープ、感染性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症、虚血性腸炎、腸閉塞、大腸メラノーシス、ベーチェット病 など
禁煙外来
・禁煙したいのにやめられない
・家族に禁煙をすすめられ、やめようと思っている
・ヘビースモーカーなので、やめられるか不安
・処方するだけでなくしっかりサポートしてほしい
・貼り薬にするか、飲み薬にするか、医師の話をきいて選びたい
当院では、貼り薬(ニコチンパッチ)または飲み薬(チャンピックス)による禁煙治療を行っております。
禁煙中の気の持ちよう、禁煙を継続する工夫などもお伝えし、患者さんの禁煙成功をサポートします。
<禁煙外来の流れ>
1.初診(通院1回目)
喫煙の状況や禁煙へのご意志の確認、ニコチン依存症を診断するテスト「TDS」の実施、呼気中の一酸化炭素濃度の測定、治療内容の説明などを行います。
ご同意いただけましたら、禁煙補助薬を処方いたします。
2.通院2回目~通院4回目
ご来院いただき、お薬の内服状況、禁煙の状況を確認します。また、呼気中の一酸化炭素濃度の測定を行います。
辛さを感じている場合は、積極的に医師にお伝えください。辛さを吐露するだけで、気が楽になることもあります。医師からは、気の持ちよう、禁煙継続のためのアドバイスをさせていただきます。
3.通院5回目
最後のご来院です。
禁煙に成功していれば、引き続き禁煙を継続するためのアドバイスをいたします。
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