閉じる
メニュー

診療案内

日帰り中絶手術

妊娠12週未満で中絶を希望される方に行っております。

診察で妊娠週数を確認した上で、術前検査(血液検査)を受けていただき、手術日をご相談いたします。手術料金を低料金で設定しておりますが、麻酔や手術・術後ケアなど、しっかり行っておりますのでご安心ください。

人工妊娠中絶手術は母体保護法によって定められたもので、その適用週数は妊娠22週未満とされています(それ以降は中絶手術を行うことはできません)。
そのうち、妊娠12週以降は中期中絶手術となり分娩対応となりますので、当クリニックでは妊娠12週未満の初期中絶手術を行っております。

中絶手術は各都道府県の医師会が指定した「母体保護法指定医」が行うとされており、手術を行う当クリニック医師は母体保護法指定医であります。

当クリニックでは、午前中に診察・術前検査をし、同日夕方に手術を行う当日受付手術も可能です(平日・土曜のみ、日曜祝日は不可)。
当日受付手術は件数が限られますので、ご希望の方が重なった場合は後日の手術になる場合があります。

◆流産における子宮内容除去術
自然流産と診断された患者様に対する流産手術(子宮内容除去術)は保険適応で行っております。

◆手術について
手術は静脈麻酔下で無痛中絶手術を行います。手術中に痛みを感じることがないよう、意識や反応をしっかり確認して行っていきます。子宮内容除去術には掻爬法と吸引法がありますが、当クリニックでは子宮穿孔のリスクがより低いとされる吸引法で行っております。
手術は麻酔を始めてから10分程度で終了し、速やかに意識が戻ります。

手術後は子宮が収縮することによる月経痛のような軽度の痛みと少量の性器出血があります。また、患者様によっては軽度の嘔気が出る場合があります。

症状に応じて、鎮痛剤や制吐剤(吐き気止め)などを使用いたします。術後は院内の回復室でお休みいただいてからお帰りいただきます(当日手術後は麻酔の影響が残っている可能性がありますので、患者様ご自身での乗用車の運転はお控えください)。

ピル外来

保険または自費の各種ピルを取り揃えております。受付していただいてから、なるべく短時間で早めに処方できるよう、ピル専用外来を設けております。

医師またはピルコンシェルジュにより、低用量ピルや緊急避妊のためのアフターピル、月経移動のための中用量ピルなどについての詳しい説明をしたり、体調や副作用の確認をいたします。また様々なご質問を受け付けております。

月経困難症や子宮内膜症、PMS、月経不順の方、継続的な避妊をご希望の方など、ピルの服用には様々な理由がございますが、特にお困りの症状がない方にも、妊活中でない場合は低用量ピルをお勧めいたします。

当クリニックで処方するピルは次の通りです。
・低用量ピル
避妊以外にも、月経不順やPMSなどの症状を改善させる効果があります。 月経困難症や子宮内膜症の場合に処方される保険適応の低用量ピルはLEP(Low dose Estrogen Progestin)と言われており、それらの症状を改善したり、病巣を縮小させる効果があります。 また、低用量ピルには長期的に、子宮体がんや卵巣がん・大腸がんのリスクを下げるというメリットがあります。

・アフターピル(緊急避妊ピル)
性行為後に避妊を希望される場合に処方されるピルのことをアフターピルといいます。アフターピルにはいくつか種類がありますが、当クリニックでは、避妊に失敗したとされる性交の72時間以内に服用するレボノルゲストレルと、120時間以内に服用するウリプリスタール酢酸エステルの両方を取り扱っております。

・月経移動(中用量ピル)
ブライダルや旅行などのイベント、受験や就職などのために月経移動を希望される方には、中用量ピルを処方しております。月経移動をする際は、予定日よりも早めるか、遅くするかのどちらかを選択することになりますが、どちらの場合も、移動させた後の月経は通常の周期に戻ります。


※低用量ピルは保険適応になる場合もございますので、健康保険証をお持ちください。
※学生の方には学割料金でご提供いたしますので、学生証をお持ちください。

おりもの異常・性感染症

おりものは、腟内の潤いを保ったり雑菌の進入や増殖を防ぐ働きをもっています。腟内にはデーデルライン桿菌という乳酸菌の細菌叢が存在し、大腸菌やカンジダなどの雑菌が増えないように働いています。性行為、過剰な腟洗浄、または疲れやストレスなどで乳酸菌が少なくなったりすると腟内の細菌バランスが悪くなり、おりものが増える、色が変わる、臭いが強くなる、痒みが出る、などの症状が出ます。ピルや月経によるホルモンの変動によっても症状が出ることがあります。また、性感染症でもおりものの性状が変わることがあります。気になる症状がある場合は、おりものの細菌検査や性感染症検査をお勧めいたします。

◆カンジダ腟炎とは
疲れやストレスによる免疫力の低下、抗生剤の内服などで引き起こされることもあります。症状は、酒粕状のぼろぼろした白いおりものの増加、外陰部や腟周囲の痒みです。症状を繰り返す場合は、少し長めに薬を使っていただくこともあります。

<性感染症(STD)とは>
主に性行為や性的接触による皮膚もしくは粘膜の接触によって感染する病気を総称して性感染症(STD:Sexually Transmitted Diseases)と言います。性感染症には様々な種類があって、病原体もいろいろあります。また症状の現れ方もそれぞれで、無症候感染というケースも少なくありません。
性感染症と診断された場合、ご自身の治療はもちろんですが、パートナーの検査・治療も不可欠です。同時に行わないと、完治してもパートナーから再び感染してしまうということがあるからです。

◆主な性感染症
性器クラミジア、淋菌感染症、トリコモナス腟炎、外陰ヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒、HIV、B型肝炎・C型肝炎

月経異常

月経異常には主に以下のようなものがあります。原因は、何らかの婦人科疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群など)や甲状腺機能異常、肉体的・精神的ストレスや無理なダイエットの影響によるホルモンバランスの崩れ、加齢によるホルモンバランスの変化などが挙げられます。

◆不正出血(不正性器出血)
◆月経困難症
◆月経前症候群(PMS)
◆頻発月経
◆稀発月経
◆無月経(続発性無月経)
◆過少月経
◆過短月経
◆過多月経
◆過長月経

月経異常の症状や状態により、鎮痛剤や低用量ピル、ミレーナ(子宮内留置器具)、漢方薬、ホルモン剤などをご提案いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

ミレーナ

低用量経口避妊薬(OC)の避妊効果と、子宮内避妊用具(IUD)の長期の避妊効果を併せた特徴を持っています。子宮内避妊器具としてだけでなく、月経困難症や過多月経の症状緩和に効果があります。

ミレーナから放出される黄体ホルモンは、子宮内膜の増殖を抑える働きがあるため、内膜は薄い状態となり、月経量を減少させるとともに月経痛を軽くします。

また、更年期に行うホルモン補充療法において、ミレーナで黄体ホルモンを補充することができます。乳がん治療のホルモン療法中の子宮内膜増殖症や子宮体がんの予防になります。

装着は月経4〜7日目に行いますが、事前に性感染症検査が必要です。

<効果および長所>
1回の装着で5年間有効
ピルと同等の避妊効果
月経困難症や過多月経の症状緩和に効果的(保険適応あり)
子宮体がんの予防になる
単純型子宮内膜増殖症に有効
喫煙中や40代などでピルを使いにくい方にも使用可能
腟内リリース糸によって容易に抜去可能

<短所>
頻度は低いものの自然脱出する場合がある
性感染症、子宮粘膜下筋腫や卵巣チョコレート嚢腫と診断された場合は使用不可
未産婦の方など、子宮口が狭い場合は挿入時に若干の痛みを伴うことがある

更年期

女性は30代後半になると、いわゆる女性ホルモン(エストロゲン)が徐々に減少していきますが、更年期に入るとその減少の程度が著しくなるために、その変化に身体が対応できなくなり様々な症状が現れるようになります。これを更年期症状といいます。

更年期症状は、身体的なものや精神的なものなど多様です。
人によって、その現れ方は大きく異なり、全く感じない、あるいは軽度という方や、日常生活に影響が及んでいる方まで様々です。

その中でも生活に支障をきたすほどの更年期症状がある方は、更年期障害と診断され速やかな治療が必要となります。更年期障害かもしれないとお悩みの方は、ぜひご相談ください。よく見受けられる更年期症状とは以下の表の通りです。

<身体の症状>
頭痛、めまい、ほてり・のぼせ、動悸、寝汗・発汗、むくみ、月経異常、尿失禁、性交痛、喉の渇き、
ドライアイ、関節痛、しびれ、冷え、肩こり・腰痛、吐き気、下痢・便秘、胃もたれ、胸やけ など

<こころの症状>
イライラ感、不眠、不安感、うつ、意欲の低下、もの忘れ など

◆検査について
更年期障害の診断をつける際に行われる検査としては、内診、子宮がん検診、超音波検査、血液検査(ホルモン検査など)など、必要に応じて行います。

◆治療について
更年期障害の治療には、漢方薬やイソフラボンの服用、プラセンタの注射(内服は自費のみ)、ホルモン補充療法(HRT; Hormone Replacement Therapy)、抗うつ薬や抗不安薬などの向精神薬の服用などがあり、それらを組み合わせることもあります。

各種検診・ワクチン

以下の検(健)診を行っております。
子宮がん検診やブライダルチェック、性病検査などに、ご希望の項目をオプションで、または単独で受けていただくこともできます。名古屋市のクーポン(無料または500円)をお持ちの方は必ずご持参ください。
詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

・子宮がん検診
・子宮体がん検診

◆ブライダルチェック
ブライダルという名が付いた健康診断となりますが、必ずしも結婚を予定している方のために行うのではなく、将来的に妊娠や出産を考えられている方を対象としています。主な内容ですが、子宮卵巣などに異常がないかを確認する超音波検査や子宮頸がん検診のほか、女性の場合に不妊の原因となる可能性のある性感染症検査、お産で大量出血した場合に輸血が必要になることもあるため自らの血液型をRh型も含めて確認する血液型検査、妊娠中に罹患すると母子感染のリスクのある風疹などの各種抗体検査(血液検査)などを行います。

◆レディヘルスチェック
いわゆる一般でよく行われる人間ドックの項目と婦人科特有の検査(子宮がん検診 など)を組み合わせた内容となっています。これは健康診断を目的として行うものなので、保険適用外となります。

<各種ワクチン接種(※割引き対象外)(ご予約が必要です)>
子宮頸がんワクチンは、従来の2価ワクチン・サーバリックスと4価ワクチン・ガーダシルに加え、国内で承認されて間もない9価ワクチン・シルガード9も取り扱っております。シルガード9は9つの型のHPV(ヒトパピロマウイルス)の感染を予防するワクチンで、高い効果を期待できます。子宮頸がんワクチンは10歳から45歳まで適応がありますが、名古屋市の助成対象になる年齢についてはご確認ください。

美容診療

当クリニックでは、一部の美容施術、美容や健康に注力した点滴や注射などの診療を行っているほか、サプリメントや美容商品を取り扱っております。

◆美容施術
一部の美容の施術を行っております。脂肪溶解注射とボツリヌストキシン注射を行っており、部位にもよりますが、施術時間は5〜15分ほどとなります。お顔やアゴなどの脂肪が気になる方、表情ジワが気になる方などにお勧めいたします。局所注射ですので、注射部位に軽度の腫れや痛みが数日続くことがあります。

◆美容点滴・美容注射(美容点滴はご予約が必要です)
高濃度ビタミンC点滴・白玉点滴・白玉注射・レディスペシャル・ビタミン注射・ビタミン点滴・プラセンタ注射・にんにく注射・GLP-1ダイエット注射のような美容や健康に注力した点滴や注射を行っております。点滴の場合は30分〜1時間程度の施術時間となります。美容や健康・エイジングケアにおいて継続的な効果をお求めの場合は、定期的に受けられることをお勧めいたします。点滴や注射は針による注入となりますので、点滴部位に軽度の腫れや痛みが数日程度続くことがあります。

お知らせ

※美容"点滴"は完全予約制です。
※美容"注射"はご予約なしでもお受けできますが、ご予約の方優先のためお待ちいただくことがございます。

すべての診療科目・専門外来・専門医

診療科目
皮膚科系
美容皮膚科
産婦人科系
婦人科
専門医
産婦人科・乳腺科系
産婦人科専門医
専門外来
産科・婦人科系
更年期障害(女性)専門外来女性専門外来

この病院のメニュー