タイトルに関して、大げさと思われるかもしれませんが、宇田先生には心から感謝しております。
3年程前のことですが、当時2歳の娘は、病気がちで、よく病院にお世話になる子でした。当時、自宅近くの別の小児科...
タイトルに関して、大げさと思われるかもしれませんが、宇田先生には心から感謝しております。
3年程前のことですが、当時2歳の娘は、病気がちで、よく病院にお世話になる子でした。当時、自宅近くの別の小児科に通っており、その先生からは、「喘息気味なので、薬で様子見ましょう。」との診断で、私たちとしても、いつもの風邪くらいに思っていました。1週間ほど様子を見ていましたが、微熱と咳の症状が治らなく、薬も切れたため、私の妻が再度、病院に連れて行くところでしたが、いつも通っていた前述の小児科が休みであり、その日、遅めの時間に診てくれる小児科が宇田ファミリークリニックさんしかなかったので、少し自宅から遠かったのですが、その日の夕方、診ていただきました。この偶然がなかったらと思うと、今でもゾッとします。
娘はRSウィルスと診断を受け、とりあえず原因は分かりましたが、宇田先生が聴診器を娘の胸に当てた時、「お母さん、この子、心臓に雑音あるって言われたことない?」と聞いてくれたそうです。今まで検診や通院等の検査で一度もそのようなことを言われた事はなかったのですが、初診だったということもあり、念の為ということで、超音波検査をしてくれました。そこで、娘に生まれつきの心臓疾患があるかもしれないと初めて知りました。宇田先生は、「今すぐ大きい専門の病院に診てもらった方が良い。」と伝えてくれ、そのまま救急車で小児医療センターに向かいました。
医療センターの先生が精密検査をしてくださり、私たちに病気について説明してくれました。娘の病気は、心臓の大動脈弁の形状が異形であるため、狭窄と逆流が起きているというものでした。また、先生曰く「娘さんの心臓の状態は、重度のものであり、心臓が通常の2倍近くの大きさになっており、普通この重度の症状で、当センターに運ばれる子どもは、大体がショック状態です。」とのことでした。説明を受け、私たち家族にとっては、衝撃でした。それまで、疲れやすい子だなくらいにしか思っていなかったのですが、小さな娘は耐えていたのです。続けて言われたのが宇田先生のことでした。「たまたま循環器の専門の先生だったのが良かったですけど、専門の先生でも小児の心音の判別は難しいです。慎重に診察してくれたおかげですので、感謝してください。」とのことでした。
その後、娘は大きな手術を経て、元気に過ごしてます。先日、七五三参りをしました。無邪気な笑顔を可愛く思う中で、あの時、宇田先生に診てもらわず、心臓の疾患が見つけてもらえなかったら、、、と、元気な娘の姿を見るたびに思います。
愛知県を離れたため、今は通っておりませんが、みよし市に住んでいた時には、この一件以降、姉妹を含めて宇田先生に診てもらってました。別の機会に、先生に感謝の言葉を述べると、「見つけることができて良かったです。」と応えてくれました。
一人ひとりの患者さんと真摯に向き合う熱心な宇田先生は、本物のプロフェッショナルだと思います。駄文で申し訳ないですが、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。娘の命を守ってくれてありがとうございました。
いつか、大きくなった娘と改めてお礼をしにいきたいです。
来院時期:
2020年01月
投稿時期:
2022年12月
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