Caloo(カルー) - 診療案内(婦人科・妊婦健診・予防接種 他): おぐら産科婦人科クリニック - 岐阜市
病院をさがす
おぐら産科婦人科クリニック
3.38 ( レビュー数 10件… 口コミ0 アンケート10件 )
  • 岐阜県岐阜市長良葵町1丁目2番5号地図
  • 駐車場あり
  • ネット予約
  • マイナ受付
  • 土曜・日曜・祝日も診療
この医療機関への問い合わせ
ネット予約 公式サイト 058-295-1155
アクセス数  1月:362  |  12月:397  |  年間:4,642

診療案内

婦人科

婦人科は月経(生理)のお悩みから妊娠に関わること、子宮筋腫などの子宮の病気、更年期障害など、思春期から老年期まで女性特有の病気や症状を全般に扱う診療科です。

ちょっとしたことでもお気軽にご相談ください。

◆月経(生理)不順
原因が分かっている場合はその改善を行い、病気が原因の場合はその治療を行います。

月経不順が起こりやすい状態といわれる初経から間もない時期、あるいは閉経が近い時期ではひどい貧血などの症状が見られない場合、経過観察となることもあります。

また月経不順では、ホルモンのバランスを整える効果が期待される低用量ピルを症状に応じて処方することがあります。

◆生理痛
症状緩和には、痛み止めや低用量ピルの服用、漢方薬などが有効です。

子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因と考えられる場合は薬による治療のほか、手術が必要となることもあります。

現時点で子宮内膜症と診断されなくても生理痛を放置すると子宮内膜症に進展することがわかっていますので、生理痛がある場合には一度受診されることをお勧めします。

◆子宮筋腫
筋腫が小さく無症状の場合は治療の必要はありません。
筋腫が大きい、症状が重く辛いといった場合は薬で治療を行います。

手術が必要と考えられる場合は高次病院へ紹介します

子宮筋腫を根本的に治す薬はまだないので、基本は経過観察と対症療法となります。
場合により月経をとめる薬を使用することもございます。

◆性感染症
薬による治療が有効で、各種の抗菌薬など、効果のあるものも多くあります。

パートナーが感染している可能性もあるので、併せてパートナーの検査や治療を行うことも大切です。

♦骨盤臓器脱
膀胱瘤、直腸瘤、子宮脱、直腸瘤、膣断端脱などで、女性特有の疾患です。

♦腹圧性尿失禁
重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうなどがあります。

骨盤臓器脱、腹圧性尿失禁も骨盤底筋を鍛えることで予防、改善が出来ます。

当院では専門看護師がマンツーマンで骨盤底筋トレーニングを指導する外来もあります。それでも治癒しない場合は、専門医療機関に手術を勧めることもあります。

妊婦健診

妊婦健診では医師や助産師に妊娠、出産、育児に関する質問ができたり、相談をしたりすることができます。

妊娠中を健やかに過ごし、無事に出産を迎えるための生活習慣や環境、栄養の取り方についてなど、アドバイスも受けられます。

さらに家庭の事情や経済的な問題などで個別支援を要する方には、適切な保健・福祉サービスにつなげていく対応も行われます。

◆妊婦健診の標準的な受診のタイミングと回数
・妊娠初期(妊娠8週頃)から23週まで:4週間に1回で計4回
・24週から35週まで:2週間に1回で計6回
・36週から出産まで:1週間に1回で計4回
トータルで14回

◆毎回共通する基本的な検査項目
・健康状態の把握
妊娠週数に応じた問診・診察等を行います。
・検査計測
妊婦さんの健康状態と赤ちゃんの発育状態を確認するための基本検査を行います。
・保健指導
妊娠期間を健やかに過ごすための食事や生活に関するアドバイスを行うとともに、妊婦さんの精神的な健康に留意し、妊娠・出産・育児に対する不安や悩みの相談に応じます。
個別の支援を必要とする方には適切な保健や福祉のサービスが提供されるように、市区町村の保健師等と協力して対応します。

◆必要に応じて行う医学的検査
〇妊娠初期~23週
・血液検査(初期に1回)
・子宮頸がん検診(細胞診)(初期に1回)
・超音波検査(期間内に2回)

〇妊娠24週~35週
・血液検査(期間内に1回)
・B群溶血性レンサ球菌(期間内に1回)
・超音波検査(期間内に1回)

〇妊娠36週~出産まで
・血液検査(期間内に1回)
・超音波検査(期間内に1回)

〇このほか、妊娠30週までに1回
・血液検査・・・HTLV-1抗体検査
・性器クラミジア

予防接種

当院では各種予防接種を行っています。

◆HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)
子宮頸がんを予防することが目的のものです。
子宮頸がんはワクチンで予防することのできる唯一のがんなので、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。

〇HPVワクチン効果
日本国内で使用できるワクチンは防ぐことができるHPVの種類によって3種類あり、すべて定期接種の対象で、公費で受けることができます(自己負担は0円)。

HPVワクチンを接種することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。
また、接種が進んでいる一部の国では子宮頸がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。

〇HPVワクチン接種のスケジュール
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。
接種するワクチンや年齢によって接種のタイミングや回数が異なります。
どのワクチンを接種するかは当院までご相談ください。
3種類いずれも1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。

◆インフルエンザワクチン
産婦人科学会では妊娠中のインフルエンザワクチンの接種を推奨しており、特に、妊娠4か月をすぎた妊婦さんにはインフルエンザワクチンを接種した方がよいと言われています。

また、妊婦さんがインフルエンザワクチンを接種することにより、生後 6か月まで赤ちゃんのインフルエンザ罹患率を減少させるという報告もあります。

生後6か月未満の乳児に対するインフルエンザワクチン接種は認められていないため、妊婦さんへのインフルエンザワクチン接種はお母さんと赤ちゃん双方に利益をもたらす可能性があると考えられています。

がん検診

◆子宮頸がん検診
子宮頸がん検診では子宮頸部細胞診を2年に1回、受診することが推奨されています。

細胞診とは、綿のついた細いブラシ状の検査器具を使って子宮頸部(子宮の入り口)を擦って細胞を採取し、異常な細胞の有無を顕微鏡で調べる検査(病理診断)です。

少し出血する可能性はありますが、痛みを感じることはほとんどありません。
検査自体は数分で終わり、結果は1週間ほどでわかります。

検査後数日は不正出血がみられることがありますが、ほとんどの場合ごくわずかです。

子宮がん検診は出血中には行うことができませんが、それ以外であれば、妊娠中でも問題なく受けることが可能です。

異常が発見された場合、経過観察、または精密検査を行うことになります。

子宮頸がんは検診を受けることにより初期で発見されることが多く、万が一子宮頸がんと診断されても初期の段階であれば、子宮頸部の異常な組織のみを切除する手術によって子宮を温存することもでき、治療後も妊娠できる可能性があります。

そのため、積極的に検診を受け、早期発見することが大切です。

◆子宮体がん検診
綿のついた細いブラシ状の検査器具を使って子宮内膜の細胞をこすって採取し、顕微鏡で異常がないかどうかを検査する病理診断を行います。

細胞を採取する際に個人差はありますが、多少の痛みを伴うことがあります。
検査後数日は不正出血がみられる場合がありますが、少量のことがほとんどです。
検査後、下腹部の痛みや発熱など気になる症状が続く場合は医師にご相談ください。

子宮体がん検査の診断制度は90%と高くなっていますが、場合によっては経腟による超音波(エコー)検査を組み合わせることもあります。

経腟による超音波検査は子宮内膜の状態を調べられるほか、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、卵巣腫瘍の有無なども確認できます。

ピル外来

当院では状態や目的に合わせ、外来でのピルの処方を行っています。

◆低用量ピルについて
定期的にきちんと内服することでほぼ確実な避妊効果を得ることができます。

1日1回、服用することで「排卵が起こらない」「子宮内膜の増殖を抑え、着床できない環境をつくる」「子宮頸管の粘液を変化させ、精子の侵入を防ぐ」といった作用が働きます。

妊娠を希望するようになった場合はピルの服用を止めれば速やかに妊娠可能なもとの状態に戻ります。

またピルには副効用として、つらい月経痛なども緩和され、月経周期が規則的になり、月経が始まる日が固定されるようになるなど、避妊以外にも様々な効果があります。

ピルをうまく使用することで例えば旅行や買い物、仕事や試験などのスケジュールが立てやすくなり、快適な生活を送ることができます。
さらに卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスクが減少したり、ニキビや多毛症が改善されたりといった効用もあります。

◆アフターピルについて
アフターピルは緊急避妊ピルとも呼ばれるもので、妊娠を望んでいないが避妊せずに性交渉をしてしまった場合などに女性が性交渉後、服用することで避妊の効果が期待できるものです。

アフターピルは黄体ホルモン関連薬で、排卵・着床を阻害する作用があります。
性行為後72時間以内の服用が推奨されており、なるべく早期に服用するほど避妊率が高まりますので妊娠を望まない場合の性行為後、すぐに受診することが重要です。

アフターピルを頻繁に内服した場合でも低用量ピル等の避妊方法よりも避妊効果は小さく、低用量ピルの代用とはなりません。
またアフターピル内服後、月経が来る前に避妊しない性行為を行った場合、妊娠が成立してしまう可能性があります。

日帰り中絶手術

当院では妊娠初期に関し、日帰りによる人工中絶手術を行っています。

◆妊娠初期(12週未満)の場合の手術内容(日帰り)
妊娠初期では、子宮内除去術として子宮内容を器具で掻きだす掻爬(そうは)法、もしくは器具で吸い出す吸引法が選択されます。
このうち吸引法は子宮内膜が傷つきにくく、手術時間が短くて済み、母体への負担が少ないとされています。

手術に際しては、あらかじめ子宮口を拡張した上で麻酔をし、機械的に子宮の内容物を除去します。

通常は約10~15分で終了し、痛みや出血も少なくなっています。
しばらく院内にて様子をみた後、体調などに問題が無ければその日のうちに帰宅することができます。

中絶を行った場合、次の妊娠が難しくなると不安を感じる方がいるかもしれませんが、術後は子宮内膜が本来の状態となり、妊娠しやすくなる可能性もあります。

ただし、術後のケアが十分でなく感染症にかかってしまったり、中絶を繰り返して癒着が生じてしまったりした場合には注意が必要です。

母乳・育児相談

当院では出産後のお母さん、ご家族の支援のため母乳・育児相談を行っています。

育児や授乳、おっぱいについて困ったこと、わからないこと、話を聞いて欲しいことなどがありましたら、じっくりと対応させていただきます。

ご希望の方はお電話にてご予約をお願いします。
料金等、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

◆母乳外来
おっぱいのトラブルの対処や、断乳の処置などを行います。

〇開設時間
〈平日〉9:00~16:00
〈休日〉9:00~12:00(対応できない場合もあります)
(受付時間内にお電話いただき、ご予約ください)

◆育児相談
育児でわからないことを相談したい、赤ちゃんの授乳量を知りたいなど、ゆっくりとお話を伺います。
※相談内容によっては、保健センターなど他の機関を紹介する場合があります。

〇対象
お子さんの年齢が1才未満のお母さん・ご家族

〇開設時間
平日9:00~16:00 ご希望の方は受付時間内に電話予約してください。

すべての診療科目・専門外来・専門医

診療科目
産婦人科系
婦人科産婦人科
その他
予防接種
専門医
産婦人科・乳腺科系
産婦人科専門医婦人科腫瘍専門医
ページトップ