診療案内
一般整形外科
◆取り扱う症状
痛み・腫れ・しびれ・赤みなどがあり、動かしにくい
筋肉が張っている感じがする
関節が外れた、骨が折れた(骨折)
何かの動作をすると、痛む
骨が変形している
まっすぐ伸ばせない
長時間歩けない
力が入らない
身長が縮んだ
関節の痛みや症状、交通事故外来まで対応します。
◆部位別疾患について
下記のような疾患に対応します。
・頚椎(首)
頚椎の変性により、神経を圧迫することで起こる、頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなど
・肩関節
肩関節周囲炎や腱板損傷・断裂など
・肘関節
ゴルフやテニスなどのスポーツをする方に多い、ゴルフ肘、テニス肘など
・腰椎(腰)
加齢や腰への負担により発症する、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなど
・股関節
高齢者の方に多い、変形性股関節症・大腿骨頸部骨折など
・膝関節
60歳以上の2人に1人が発症すると言われる変形性膝関節症や、スポーツをする方に多い半月板損傷、 靭帯損傷・断裂など
・足関節
スポーツをする方に多い、足関節捻挫、アキレス腱炎、足底腱膜炎など、足の痛みについて紹介致します。
リハビリテーション
【当院のリハビリテーションの特徴】
◆個別のリハビリで患者様と共に治療に励みます
当院では電気治療などの物理療法でなく、徒手療法や運動療法を通して、理学療法士がマンツーマンで治療を行う個別リハビリに注力しています。
◆リハビリの専門家である理学療法士が在籍
当院には国家資格保有でリハビリの専門家である理学療法士が在籍しています。
患者様ひとりひとりのお悩みやお身体の状態に応じてリハビリテーションプログラムを作成し、それぞれの目標に向けて治療を行います。
◆広々とした開放的なリハビリ室
当院の2階は完全リハビリ室であり、48㎡の広々とした空間となっております。歩行の訓練やアクティブな運動を行うことも可能です。
◆最新の物理療法機器を導入
近年発売された最新の物療機器(酒井医療株式会社)を導入しています。
トップアスリートの方にも愛用されている治療機器であり、様々なお悩みにお答えいたします。
【当院のリハビリテーションの流れ】
1. 医師の診察
まずは医師の診察を受けた上で、必要であればリハビリテーションの処方
2. 問診
身体検査・評価
問診でお身体の状態を確認します。実際に触診で症状をチェックしながら、原因を追及します。
3. リハビリテーション
理学療法士がマンツーマンでリハビリを実施します。身体機能と動作能力の改善を図ります。
4. リハビリプログラム作成
リハビリ後に、今後の治療方法をすり合わせ、治療計画を立てます。
5. ホームエクササイズ指導
ご自宅でも行えるエクササイズをレクチャーし、アフターフォローも行います。
当院に初めて受診される方は、まずは医師の診察を受けた上で、リハビリテーションの処方がされます。
再生医療
患者様自身の細胞が持つ自然治癒力を活用し、従来の治療では実現できなかった痛みの軽減を行います。
◆このような悩みがある方は今すぐ当院へお越しください。
・日常生活の痛み
ひざが痛くてできないことが多い
注射をしてもすぐ痛くなる
・手術を避けたい
手術を進められたが怖いし、入院が嫌だ
人工関節には絶対にしたくない
守りたい生活がある
・守る生活がある
治療に時間をかけられない
大好きな趣味を続けたい
◆再生医療で効果が期待できる疾患
〇関節内の損傷疾患
変形性関節症(変形性膝関節症・変形性股関節症・母指CM関節症など)
膝半月板損傷
肩腱板損傷
〇靭帯・腱の損傷疾患
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)
ヘバーデン結節、ブシャール結節
手関節TFCC損傷
腸脛靭帯炎(ランナー膝)
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
膝内側側副靭帯損傷、外側側副靭帯損傷
足底腱膜炎
鵞足炎
アキレス腱炎
◆治療内容
当院では患者様の状態に応じて、最適な「痛み」を取り除く治療法をご提案させて頂きます。
痛み除去に全集中したスタッフ全員でサポートさせて頂きます。
〇PRP-PRO治療
血小板に含まれる成長因子やサイトカインには組織や細胞の修復を促す働きがあり、痛みの原因である炎症を抑えます。
〇PRP-FD治療
血小板は損傷部位に集まり、サイトカインや成長因子を放出することで組織の炎症を改善し、修復を促します。
PRP-FDは、血小板を濃縮した液体成分(PRP)を活性化し、これを無細胞化してフリーズドライ加工したものを、ひざ関節の損傷部位に注入します。
手外科
◆腱鞘炎
・装具療法
テーピングや手首用のサポーターで固定し、患部への負担を軽減し炎症を抑えます。
・薬物療法
内服薬、ヒアルロン酸注射やステロイド注射を行います。
また頻回に行うステロイド注射は、組織が脆くなったり、感染症を引き起こすリスクも高いため注意が必要です。
・リハビリテーション
◆母指CM関節症
・装具療法
テーピングや手首用のサポーターで固定し、患部への負担を軽減し炎症を抑えます。
・薬物療法
内服薬やステロイド注射を行います。
また頻回に行うステロイド注射は、組織が脆くなったり、感染症を引き起こすリスクも高いため注意が必要です。
・リハビリテーション
◆ヘバーデン結節・ブシャール結節
・装具療法
テーピングや指関節サポーター、ヘバループなどで固定し、患部への負担を軽減し炎症を抑えます。
・薬物療法
内服薬、外用薬やステロイド注射を行います。
頻回に行うステロイド注射は、組織が脆くなったり、感染症を引き起こすリスクもあるため、注意して使用します。
・手術療法
ヘバーデン結節では、鋼線やスクリューで関節を固定する手術が適応されます。
また、痛みの原因となる骨棘や、変形した関節から発生する粘液嚢腫を切除する手術も適応されます。
ブシャール結節では関節を固定すると、指の機能が著しく低下してしまうので、指を曲げる機能を担う腱を部分的に切除したり、変形が強い場合には、人工関節置換術が適応されます。
◆手根管症候群
・薬物療法
湿布や消炎鎮痛剤で炎症や痛みの軽減を図ります。
細かな作業が行いにくいなど、巧緻性運動障害がある場合には、ビタミンB剤を処方することもあります。
・装具療法
手首用のサポーターや、シーネ、コックアップスプリントによる固定を行い、手首の安静保持を心掛けます。
・リハビリテーション
徒手療法や運動療法、物理療法を組み合わせて、痛みの緩和、血流改善、関節可動域の拡大、運動機能の維持・拡大などを図ります。
また、正しい動作が行えるように、生活指導を行います。
・手術療法
保存療法で改善が見込めず、母指球の筋肉が痩せている、神経伝達速度が低下している場合には、手術が適応される場合があります。
◆その他、手の外科疾患
骨折のずれは手を引っ張ったりなどして、もとの形近くに戻し、ギプスで固定します。
ギプス固定中であっても手・指はつとめて動かすようにします。
骨折部の転位が大きかったり、粉砕の強い場合には、手術にて整復固定する場合もあります。
スポーツ整形外科
◆柔道によるケガ
ケガの種類としては、捻挫や骨折、脱臼、靭帯損傷、半月板損傷、腰痛など多岐にわたります。
万が一ケガをしてしまったら放置せず、早急にクーリングやテーピング等での固定をすることが重要です。
◆マラソン・ランニング障害
ランニング障害は多くの場合、安静やストレッチ、マッサージなどのケアで対応できます。
しかし、無理をして走り続けていると、慢性化・重症化し、治療にも時間がかかります。
また、疲労骨折を起こす場合もあります。
◆テニスによるケガ・障害
自分の体格に合ったラケットを選んだり、正しいフォームかどうか、チェックを受けることも怪我の防止に繋がります。
左右への素早い動きが要求されるため、筋肉にも大きな負担がかかります。
疲労がたまっている時にバランスを崩し、無理な体勢からケガをしてしまうこともあります。
◆野球肘
成長期にボールを投げすぎることにより、肘に負担がかかり起こる疾患です。
投球時や投球後に肘の痛みが出たり、肘の曲げ伸ばしがしづらくなり、急に動かせなくなることもあります。
◆シンスプリント
脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、すねの骨(脛骨)にくっ付いている骨膜が炎症を起こしている状態です。
スポーツの最中や終了後に、ふくらはぎの筋肉に痛みや腫れなどの症状がみられます。
痛みや腫れを放置したままスポーツを続けると、重症化して「疲労骨折」となり、しばらく運動禁止となる可能性もあります。
◆疲労骨折
明らかな外傷が無く、慢性的な痛みがあるときは疲労骨折を疑います。X線(レントゲン)検査を行うことで診断を確定します。
局所を安静にすることで、ほとんどが回復しますが、難治性の時には手術が必要な場合もあるため、症状がある場合には、 早期に整形外科での適切な診断・治療をうけることが重要です。
◆オスグット病
オスグッド病とは、成長期の子供が、跳躍やボールを蹴るなどのスポーツをし過ぎすることで発生します。
外傷がないのであれば、しばらくすれば治る“成長痛”と思われる方も多いかもしれません。
しかし、オスグッド病は進行性のスポーツ障害なので、痛み・腫れの放置は長期の運動休止や手術が必要となる可能性があり、 早期に整形外科で適切な診断・治療をうけることが重要です。
◆シーバー病
シーバー病とは「踵骨骨端症」とも呼ばれ、サッカーや野球などスポーツをしている小学生に多く、 かかとの骨の端骨(踵骨骨端核)がはがれたり、その手前の踵骨軟骨(成長軟骨)に炎症が起こり、かかとに痛みや腫れが出る疾患です。
小児整形外科
小児整形外科とは、成長期における運動器に関係する先天性疾患や外傷など、お子様を対象とした小児専門の整形外科です。
子どもは単に大人を小さくした存在ではなく、発達の途上にあり、日々急速な成長を遂げていきます。
そのため、それぞれのお子様の成長過程もしっかり考慮し、運動器疾患やケガについて、後遺症などのリスクも念頭におきながら治療に努めてまいります。
保護者の方からみて、歩き方がおかしい、よく転倒する、普段と動きがおかしい、学校健診で運動発達の異常を指摘された など何らかの症状や気になる点があれば、遠慮なくご受診ください。
◆骨折
保存療法と手術療法があり、X線所見を参考にして治療法が選択されます。
血管損傷や神経損傷がないことを確認して、ギプスなどで固定します。
成長期は骨が癒合しやすいので、1~2ヶ月経てば安定します。
自家矯正力が高いのが小児の骨折の特徴です。
◆肘内障
麻酔は必要なく、できるだけ手のひらを上に向けて、腕の骨(橈骨頭)を押さえながら肘を曲げていくと、整復音とともに整復されます。
整復が成功すれば、痛みが消失して腕を動かせるようになります。
整復後はほとんどの場合、固定をすることもありません。腕を引っ張らないように気をつけることが再発防止に繋がります。
◆側弯症
治療法は側弯の原因や程度、年齢などによって異なります。
特発性側弯症で程度が軽い場合には、運動療法などで経過観察しますが、進行する場合には装具治療を行います。
脊柱の成長期である思春期に悪化することが多く、進行する場合は、手術による矯正が必要になる場合があります。
◆単純性股関節炎
単純性股関節炎は多くの場合は1〜3週間の安静で改善します。
症状の強い場合は入院し、治療をすることもあります。
◆環軸椎回旋位固定
早期の場合は、ほとんどが数日から10日程で自然治癒します。
治療では、頚椎カラーを用いた装具固定や、喉の炎症が要因とされる場合には抗生剤を使用する薬物治療が行われます。
1週間以上経っても治癒しない場合には、牽引治療を行うこともあります。
関節変形がみられ、整復が困難な場合や神経症状を伴う場合には手術を行うこともあります。
お子さんの首が曲がって元に戻らない場合は、整形外科を受診することをおすすめします。
交通事故外来
◆画像診断
まずはレントゲン撮影を行い、必要であればMRI検査をしていただく場合があります。
画像診断の結果により、診断書を作成をし、治療を進めて行きます。
◆装具療法
症状にもよりますが、首を不必要に動かして症状が悪化しないようにコルセットを装着し首を保護するような装具療法を行うこともあります。
◆リハビリテーション
痛みが落ち着いてきたら、リハビリテーションで、筋肉の柔軟性や関節の可動域をの改善を図ります。
また、温熱療法で痛みを感じる部分を温めることで、血流が良くなり疼痛軽減を促進します。
◆薬物療法
湿布や痛み止めなどで症状にアプローチし、重症であれば神経ブロック注射という局所麻酔で神経が痛みを伝達することを妨げる注射を行う場合もあります。
骨粗鬆症外来
◆最新の骨密度検査DEXA法
当院では、最新のDEXA(デキサ)法のX線骨密度測定器を導入して骨密度検査を行っております。
DEXA法とは、微量な2種類のX線を照射して骨密度を測定する検査で、 従来の骨密度検査(超音波法・MD法・CT法など)と比べて測定精度が非常に高い方法とされています。
日本骨粗鬆学会ガイドラインや世界中の骨粗鬆症ガイドラインでも、基準測定器として推奨されている優れた検査方法です。
特に骨折するリスクの高い腰椎や大腿骨頸部が基本的な測定部位となります。
骨粗鬆症にて骨折しやすい腰の骨(腰椎)や股関節の骨(大腿骨)を直接測定し骨折のリスクを正確に評価することができます。
検査は、撮影台に横になるだけですので、痛みもなく短時間で終了します。
◆骨粗鬆症の予防と治療法
〇食事療法
カルシウムやビタミンD、ビタミンKを多く含む食品やタンパク質を摂取しましょう。
〇運動療法
適度な運動を行うことで、骨への刺激を高めましょう。
〇薬物療法
検査の結果から患者様に最適なお薬を選択します。
骨粗鬆症を予防・改善するためには、適切な栄養素を摂取し、運動習慣を身につけることが大切です。
カルシウムやビタミンDをはじめとする栄養素をバランス良く摂取することで、骨の健康維持に繋がります。
また、有酸素運動や筋力トレーニングなどの運動は、骨密度を改善するだけでなく、転倒や骨折の予防にも繋がります。
骨粗鬆症が進行しないためにも、定期的な医師の診察と適切な治療を受けることが重要です。
インソール作成
当院では、整形外科医や理学療法士、義肢装具士が、患者様の足の状態や動きを評価し、症状や目的に合ったオーダーメイドのインソールを作成しています。
患者様の足の状態や姿勢に合わせてインソールを調整することで、足のアーチを整え、歩き方や姿勢を変化させることができます。
インソールを装着することで、足の機能や動きを自然に操作し、関節や筋肉への過剰なストレスを緩和できます。
そのため、関節の痛みを軽減し、また日常生活動作やスポーツパフォーマンスの向上に繋げることができます。
傷病に対するインソールの作成は保険の利用が可能です。(健康保険適応)
インソール治療の対象者は、小児・学生からスポーツ選手・高齢者まで幅広いので、まずは主治医にご相談下さい。
自由診療
◆ プラセンタ注射
・アンチエイジング効果
血液やリンパの流れを促し、肌のハリと潤いを取り戻すことができます。
・血流改善効果
血行を改善し、肩こり、冷え性などの症状を軽減させます。
・抗酸化作用
老化の原因となる活性酸素の働きを抑え、老化防止効果があります。
・抗アレルギー作用
アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー体質を改善できます。
・ホルモンバランスの調整
生理痛の軽減、更年期障害の改善、精神的な症状の軽減効果があります。
・疲労回復効果
滋養強壮力があるので疲れにくく、疲労回復が早くなります。
・肝機能改善
肝臓の機能が良くなるため、デトックス効果があります。
◆にんにく注射
にんにく注射とはビタミンB1を主成分とした静脈注射です。
疲れやだるさ、倦怠感を早く回復させる効果があり、スポーツ選手にも利用されています。
1回の注射による持続効果は1週間程度ですので、持続的な効果を得たい場合は、1〜2週に1回を目処に注入すると効果的です。
◆ 強ミノ注射
肝機能改善や細胞の再生を促す働きがあるため、よくお酒を飲まれる方は肝臓の負担を軽減させる目的で効果的です。
定期的に摂取する事で肝機能をアップさせることも出来ます。
また、蕁麻疹などのアレルギーを抑える効果もあるので体質改善にも効果的です。
◆ にんにく注射+C
風邪をひきやすい方や、免疫力が低下していると感じている方に効果的です。
病原ウイルスと戦う白血球の働きを強化する働きがあるため、免疫力がアップします。
また、体の組織細胞・血管・骨・筋肉・歯の成長や修復に欠かせないコラーゲンの生成を促す働きがあります。
すべての診療科目・専門外来・専門医
診療科目 |
|
---|---|
専門医 |
|
専門外来 |