診療案内
胃カメラ
鎮静剤を使ってリラックスした状態で胃カメラ検査を受けられます。また、検査に用いる内視鏡スコープは、極細のものなので、患者さんへの負担や苦痛を軽減できます。リラックスしているので検査がスムーズに進み、検査自体が短時間で終了します。
胃カメラ検査に用いているカメラの径は非常に細いため、経鼻内視鏡・経口内視鏡いずれを選択しても苦痛や不快感がほとんどありません。特に、経鼻内視鏡検査では、スコープがオエっと強い吐き気を催す部分に触れないため、楽に検査を受けることができます。医師と話しをしながら検査を受けることが可能です。どちらを選択するか、患者さんご本人に選択して頂いています。
富士フィルム社最新のLED光源搭載内視鏡システム「ELUXEO7000システム」を導入しています。高出力4LED光源で多彩な観察モードを使い分けることができます。従来の内視鏡レーザー制御技術がさらに進化し、粘膜表層の構造及び血管を強調させる機能「BlueLASERImaging(BLI)機能」や、微細な色の違いを強調して表示する画像処理機能「LinkedColorImaging(LCI)」を搭載し、より高度で精密な検査が可能になりました。病変の早期発見に有効な最新の内視鏡システムです。
検査枠や患者さんの食事の時間などの条件が合えば、初診当日に検査を受けることが可能です。お仕事などで忙しい方や、何回も通うことが困難な方、早急に検査が必要な方などに対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。
鎮静剤を用いた胃カメラ検査後は、寝たままストレッチャーで移動し、リカバリールームで鎮静剤が抜けるまでゆっくりとお休み頂けます。リカバリールームは、プライベートに配慮された空間のため、楽な姿勢でゆっくりとお休みください。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日受けることが可能です。忙しい方や、前日の食事制限が1度で済むなどメリットも多いため、必要な方はお気軽にご相談ください。
画像強調観察BLI/LCI機能に対応 早朝(8時半から)の検査に対応していますので、お仕事への支障を最小限にすることができます。また、平日お忙しくて来院できない場合は、土曜日にも胃カメラ検査・大腸カメラ検査を行っています。平日来院できない方は当院にご相談ください。
大腸カメラ
鎮静剤を積極的に使用しています。鎮静剤を調節することで、完全に眠っている間に検査を終えることが可能ですので、ご希望の方はご相談ください。
富士フイルムが開発したAI技術を用いて大腸ポリープなどの病変検出および腫瘍性・非腫瘍性の鑑別を支援する内視鏡診断支援機能「CAD EYE™(キャドアイ)」を用いた大腸内視鏡検査を行っています。
CAD EYE™は従来型の内視鏡検査とは異なり、AIを使った画像認識機能によって、優れた精度で病変部を検出することができます。
大腸カメラ検査の苦痛の多くは、カメラ挿入時に大腸のひだが伸ばされた時に起こります。大腸の形は人それぞれで、曲がりくねったり、癒着して強くねじれている場合もあります。当院では、軸保持短縮法という大腸挿入法によって、痛みなどの苦痛が少ない検査を行っています。
大腸カメラ検査中に、大腸ポリープが発見された場合は、その場で切除しています。大腸がんのほとんどが、大腸ポリープを放置して発生していることから、ポリープ切除を行い、大腸がん予防を行っています。検査と同日で実施できるので、患者さんの負担が少なく、事前に行う食事制限も1度で済みます。
内視鏡検査では、空気を送り込んでひだを伸ばして観察することで微小な病変を見つけることができます。しかし、空気を送り込むと圧迫感や膨満感などの苦痛が伴います。当院では少しでも苦痛が緩和できるように、生体吸収に優れた炭酸ガスをつかって、より快適で安全な内視鏡検査を行っています。
下剤服用に不安のある方や初めての方、来院までの移動が心配の方にも安心して下剤を服用できるようにトイレ付きの完全個室を多数用意しています。WIFIも完備しており、お仕事や映画も見ながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
鎮静剤を用いた大腸カメラ検査後は、寝たままストレッチャーで移動し、リカバリールームで鎮静剤が抜けるまでゆっくりとお休み頂けます。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日受けることが可能です。忙しい方や、前日の食事制限が1度で済むなどメリットも多いため、必要な方はお気軽にご相談ください。
術後外来
手術後には身体的な負担だけではなく、再発に対する精神的な負担も伴います。私は今まで消化器がんを中心とする手術にかかわり、多くの手術後のフォローを行う上で患者さんの身体的・精神的な負担を実感してきました。当院ではその経験を生かし、術後の患者さんの負担の軽減をめざして、手術後の患者さんのフォローアップを行っております。
手術を行った医療機関と連携して、再発予防と再発した際の早期発見に努めています。
◆胃がんの術後フォローアップ
胃がんの手術後の第1の問題点は胃を切除することにより生じる胃切除後障害です。腸閉塞・ダンピング症候群・逆流性食道炎・小胃症状・貧血などが起こります。これらについては食事を含めた生活指導と定期的かつきめ細やかな処方が必要です。そして第2に、再発に注意が必要です。定期的な腫瘍マーカーとCT検査のチェックとともに胃カメラ検査も定期的に行う必要があります。残された胃内にも新たに胃がんが見つかる方も多くいるからです。当院では、定期的な胃カメラ検査を行うとともに、近隣の病院や画像検査施設と連携しCT検査をチェックして、再発防止及び再発の早期発見に努めます。
◆大腸がんの術後フォローアップ
大腸がんは進行度により再発のリスクが異なります。手術を行う方の多くは進行度の高いケースが多いため、再発のリスクも高くなります。大腸がんの再発は早期に発見されれば治癒することも多く、早期の再発発見が望ましいのです。定期的な腫瘍マーカーとCT検査のチェックで多くの再発の診断が可能です。当院では、近隣の病院や画像検査施設と連携しCT検査をチェックしていきます。また、大腸がんの手術後には新たに大腸にがんが出来るケースが多くみられます。そのため定期的な大腸カメラ検査が必須となりますが、多くの病院では5年が経過すると定期的なフォローの終了とともに大腸カメラ検査も途絶えてしまうことが問題です。当院では5年を経過した後も引き続き定期的な大腸カメラ検査を行い、新たな大腸がんの予防に努めていきます。
肛門外科
当院では、内痔核硬化療法(ジオン注射)を行っています。なお、肛門外来はいつでも受付可能なので、診療時間内にご来院ください。予約をしていただくと待ち時間も少なくなりますのでご利用ください。
当院では、内痔核硬化療法(ジオン注射)を行っています。なお、肛門外来はいつでも受付可能なので、診療時間内にご来院ください。予約をしていただくと待ち時間も少なくなりますのでご利用ください。
◆ジオン注射
これまで内痔核は手術でしか根治できませんでしたが、ジオンという薬剤を直接内痔核に注射するだけで治せるようになりました。これがジオン注射で、ALTA療法とも呼ばれます。この治療は、直接注射をするだけなので、痛みや出血を最小限に抑えられます。手術によって切開する必要がないため、患者さんの心身への負担を軽減できます。また、入院せずに保険適用されることから、ジオン注射が内痔核治療として広く浸透してきています。
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