診療案内
歯周病治療
◆歯周病治療の外科治療
●フラップ手術
歯茎を切開し、直接歯石を見て取っていく外科処置になります。もちろん麻酔をして行います。
●歯周組織再生療法
歯周病で失ってしまった骨を特殊な材料を使って再生させる処置になります。
適応となる症例は限られてきますが効果は絶大です。
歯周外科処置に準ずる処置で歯茎を切開し、歯石を取り除いた後に薬剤を入れて治りを待ちます。
●FGG CTG(遊離歯肉移植術、結合組織移植術)
下がってしまった歯茎が気になる場合、上顎の口蓋という部分からご自身の歯茎を切り取り、その歯茎を下がってしまった歯茎に移植します。
◆インプラント治療をする前の歯周病治療
歯周病を治さずにインプラントの治療に入ると、様々な原因からその成功率が10%下がってしまいます。
インプラント治療をされる前も後も、歯周病のケアは大事です。インプラント治療をされる際は、一連の歯周病治療を完結することが第一です。
◆外科処置をしていかない場合の歯周病治療
外科処置が怖い、歯周ポケットの深い部分の外科手術を行いたくない、もしくはできない場合は、超音波スケーラーなどの器具で深い歯周ポケットを綺麗に洗い流す必要があります。
学術的には2週間に一度を推奨されていますが、少なくとも1ヶ月に一度の頻度で通っていただいて綺麗にクリーニングする必要があります。
インプラント治療
◆ストローマンインプラント
当院では世界トップシェアで実用的にも信頼の置けるストローマンインプラントを採用しております。
◆インプラント治療に必要となる場合がある手術
●GBR(ガイデッドボーンリジェネレイション)
インプラントを骨に埋め込む際に、骨の量が足りない場合に行う外科処置です。
骨補填材と呼ばれる人工材料やコラーゲンでできたシートなどを使用して骨に似た構造を作り出します。
●サイナスリフトエレベーション(上顎洞底挙上術)
インプラント治療で上顎に十分な骨がなくGBRも難しい場合に行う手術になります。
上顎洞と呼ばれる、鼻の横にある空間を利用し、その空間に骨を作ります。
この場合もGBRと同じく骨補填材とコラーゲンシートなどを用いて骨に似た構造物を作り出します。
骨が出来上がるまでに6ヶ月ほどかかりますが場合によってご自身の骨のコンディションが良い場合にインプラントを埋め込む処置と同時に行うことができます。
●FGG CTG(遊離歯肉移植術、結合組織移植術)
インプラントの周りには、汚れに対する防御のため十分に分厚い歯茎が必要になります。
歯茎の厚みには個人差があるため極端に薄い場合などは、ご自身の上顎の口蓋と言われる部分から歯肉を採取して、歯茎の厚みの必要な部分に移植いたします。
インプラントを埋め込む前や後など移植のタイミングは様々です。
移植後は2週間ほどで移植片は結合します。
稀に、術後に歯茎を取ってきた部位から出血が続くことがあります。
●ソケットプリザベーション
抜歯した穴に骨補填材をいれて治癒させることで骨の吸収を極力抑える効果があります。
インプラントを埋め込むときに十分な骨の量を確保することができます。
●オッセオデンシフィケーション
インプラントを埋め込む骨が柔らかい場合、特殊なインプラントドリルを用いて骨を圧縮して物理的に骨の密度を上げることで、柔らかい骨でもインプラントの安定を図ります。
骨の幅が狭いときなどでも、骨を圧縮し押し広げることでインプラントを埋め込むスペースを人工的に作り出し、インプラント治療がギリギリできない症例と思われるものもGBRやサイナスリフトなど特殊な処置をせずにできる場合があります。
一般歯科
◆各種保険も取り扱っております
当院では、保険適応の様々な歯科治療を取り扱っております。
◆虫歯治療
●CR(コンポジットレジン治療)
ごく小規模の虫歯があった場合の治療方法になります。
見た目も白いプラスティックを接着して修復していきます。
●インレー(いわゆる詰め物)
銀歯というのが一番定着していると思います。
可能な限り制度の高いものをピタリと作る、もしくはセメントの制度をあげるというのが解決策となります。
●クラウン(被せ物)
広範囲の虫歯の治療になった場合に行う治療です。
これもインレーと同じで、日々劣化していきますので、被せ物をぴったりと作り、錆びない材料と強力な接着剤の使用が推奨されます。
●ブリッジ
なくなった歯の部分を両端の歯を使って、橋のように修復致します。
歯を削りたくない場合は、インプラントという選択肢もございます。
◆入れ歯治療
かなりの広範囲に渡って歯を失ってしまい、ブリッジも不可能となった場合は入れ歯での治療となります。
入れ歯で見た目だけ改善したい場合などは、金属の目立たない入れ歯などもございます。
◆根管治療(根っこの治療)
歯の神経を取り、根っこの中を綺麗にして、できる限りきれいな状態を保つ治療になります。
治療回数は様々で、状態によって1回で終わることもありますが、大抵は複数回となります。
当院では、出来る限り削ることなく治療していきます。
しかし、虫歯の進行具合や痛みの有無などによっては、便宜的に多く削ることもございます。
予防歯科
普段から歯磨きなどのケアをしっかりと行っていれば特に問題はありませんが、被せ物が多い方や、心配だから普段からチェックしておきたい方には、定期的なメインテナンスがおすすめです。
予防目的のメインテナンスでは、3ヶ月に一度程度のクリーニングをおすすめいたします。
年に一度はレントゲンを撮るなど徹底していれば、新たな虫歯をすぐに発見することができます。
被せ物に至っても、しっかりと管理しておけば外れた時に状態が良く再び治療しやすいというメリットもあります。
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