診療案内
足病学に基づく治療
当院では欧米の足病学(足の専門医と足治療の学問)に基づく保険治療を行っています。
残念ながら、日本では足病医の資格は存在しません。
また、医学部の教育においても足の教育は行われていません。
当院の院長である吉原は、米国研修、ドイツ研修による足病医からの直接指導を受けている数少ない日本の足を診察する医師です。
◆歩容解析
歩き方の診断。歩行に必要な、骨格、筋肉量、関節可動域、歩行時の衝撃の度合いを検査します。
全ての患者様の歩容(歩き方)をチェックしています。
◆歩行時の除痛
歩くと足が痛い、ひざが痛いなどの痛みに対して痛みのコントロールとして麻酔や炎症剤を用いた治療を行います。
また、テーピングなどによる痛みの軽減も同時に行う場合があります。
◆骨棘(こつきょく)の処置
歩き方の乱れから、骨が変形してしまい、棘(とげ)のようになってしまった部分を外科的に除去します。
◆子どもの足(矯正)
子供の足部発達障害や、変形の矯正を行っています。
子供の足は14歳ごろまで成長しその後は矯正できません。足の形が違うと思ったらご相談ください。
◆衝撃波療法
足の裏が痛いなど、重度の足底腱膜炎や炎症部位に最先端の衝撃波装置で治療します。
正しい靴とインソール
歩き続けるためには適切な靴選び、中敷き(インソール)が必要です。
◆足底板(足装具)療法
足病の原因となる、足の変形や、姿勢の乱れからくる歩行時衝撃を緩和します。痛みの原因そのものを、適切な靴や足底板(インソール)を利用して治療します。
フットケアと足リハ
足の爪や足の筋肉、関節の柔軟性はとても大事です。当院では歩き続けるための予防ケアやリハビリを提供します。
■爪切り
正しく爪を切り、爪の病気を予防する
■タコ削り
タコを削り、圧力の高い部分を無くす
■ストレッチ
足の稼働(動き)を柔軟にする
また、一度歩かなくなってしまった足の機能を元に戻すことを、足のリハビリテーション(足リハ)といいます。
足リハは、筋力アップとストレッチを中心に、足の運動機能を回復させる理学療法になります。
◆巻き爪の処置
様々な原因から変形してしまった爪を除去します。適切なケアと組み合わせることで再発の少ない処置を行っています。
巻き爪の治療は麻酔を利用するため、痛みはほとんどありません。
在宅・遠隔診療
来院の困難な方で、歩行意欲が難しい方。歩行意欲がわかない、歩行障害がある場合、訪問看護による足リハとフットケアと遠隔診療を併用して歩行改善の治療を行っています。
足の病気で歩けない人に病院まで来てほしいというのは難しい事が多いです。
特定の病気を持たれる方は保険診療で自宅への往診や、訪問看護が可能です。
当院では、次の方法で在宅診療を行っています。
往診+遠隔診療+訪問看護
歩けないなどで一度自宅にお伺いして診察。その後、訪問看護でのフットケア、リハを行います。
再診はテレビ電話を利用した遠隔診療で行います。
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