Caloo(カルー) - 診療案内(白内障手術・硝子体手術・オルソケラトロジー 他): しべつ眼科 - 士別市
病院をさがす
新規開院! 2022年6月1日開院

しべつ眼科

公式情報
しべつ眼科
4.28 ( 利用者の声 11件… 口コミ3 アンケート8件 )
  • 北海道士別市東4条3丁目1-4地図
  • 駐車場あり
  • ネット予約
  • マイナ受付
  • 土曜も診療
  • 朝(8:30〜)
アクセス数  4月:258  |  3月:238  |  年間:3,253

診療案内

白内障手術

しべつ眼科では、白内障日帰り手術を行っています。

◆経験豊富な院長が対応します。
院長はこれまで数多くの白内障手術を執刀し、旭川医大では他院からご紹介いただいた難症例の白内障手術も執刀してまいりました。
当院では大学病院で使用している医療機器を揃えており、大学病院レベルの手術を目指しています。

◆日帰りの極小切開手術を行っています。
切開幅が約2mmという極小切開手術を行っており、日帰りで受けていただくことが可能です。
また、当院が導入している新しい白内障手術は安全性が高く、ご希望に合わせて両眼同時の手術も相談に乗っております。(※術前・術後は経過観察が必要です。)

◆合併症にも対応可能です。
例えば水晶体を包んでいる袋(水晶体囊)が破けてしまい、眼内に水晶体が落下してしまった場合、硝子体手術が必要となります。
しかし、硝子体手術は高度な技術を必要とするため眼科医の中でも限られた人しかでません。
対応可能な施設は少なく、その場合は硝子体手術を行っている病院まで転院しなければなりません。
当院では硝子体手術を行っておりますので、もし万が一の場合でも安心して手術を受けていただけます。

◆麻酔方法
手術は基本的に目だけの麻酔(局所麻酔)で行います。
麻酔は目薬によって行いますが、場合によっては白目の部分に麻酔を追加することもあります。
手術中、意識はありますし、何かあれば喋っていただくことも可能です。

一方、全身麻酔が望ましい方もいらっしゃいます。例えば、極度の閉所恐怖症の方です。手術は顕微鏡を用いた繊細な手術のため、一定の静止姿勢を維持できない方も全身麻酔が望ましい場合があります。全身麻酔の場合、身体への負担もかかりますので、そのリスクも踏まえた上での相談になります。

できるだけ手術に対する恐怖心を減らすために、術前・術中・術後についてわかりやすく説明するよう心がけ、手術中も十分に鎮痛効果を効かせるようにした上で、できるだけ声掛けをしながら進めていきます。

◆手術時間はおよそ10〜15分程度
※ あくまで目安であり、白内障の進行度や目の大きさなどによっても異なります。

◆痛みはほとんどありません。
手術中は話すことができ、痛みがないか確認しながら行います。

硝子体手術

専門領域である網膜硝子体疾患の治療には高度な技術が必要です。
しべつ眼科では、大学で培った専門性の高い技術と経験を元に、極小切開によって侵襲を少なくすることで、従来入院が必要だった硝子体手術を日帰りで実施しております。

◆経験豊富な院長が対応します。
硝子体手術は経験を積んだ一部の眼科医にしか執刀できない高度技術です。
その中でも、糖尿病網膜症に対する硝子体手術は難易度が高い手術です。
院長は旭川医大で糖尿病網膜症外来という専門外来を担当し、難治性の糖尿病網膜症や網膜剥離、硝子体出血など、数多くの失明寸前の患者さんを執刀してきました。

◆日帰りの極小切開手術を行っています。
これまで硝子体手術は入院が必要でした。
しかし、切開幅約0.5mmという極小切開手術が日帰り手術を可能とし、当院はこの極小切開硝子体手術に対応しております。(※術前・術後は経過観察が必要です。)

◆入院希望の方の相談や遠方の方も対応可
入院希望の方や、全身状態を考慮して入院での手術が望ましい場合は、名寄市立病院や旭川医大へ紹介し、連携しての診療が可能です。
また、遠方から来られる方で宿泊をご希望の方は、提携の宿泊先をご紹介することができますので、気軽にご相談ください。

◆基本的な手術の流れ
白目に約0.5mm程度の小さな切開を3〜4か所に行い、眼内の硝子体中に入ります。
硝子体は線維を含むゲル状の液体で、そのほとんどが水分であり、透明です。
硝子体を可視化するために懸濁(けんだく)性ステロイドを眼内に注入し、硝子体カッターにより硝子体を切除し、吸引します。
手術中に一定の頻度で網膜に穴が開いてしまう体質の方がいます。
そのため、手術中に白目を器具で押して異常がないかを調べます。
硝子体の切除自体は全く無痛で行えますが、圧迫する際に痛みを感じることがあります。

オルソケラトロジー

特殊なコンタクトレンズを寝ている間に装用することで、睡眠中に角膜の形状が矯正され、日中を裸眼で過ごすことができるようになる近視矯正治療です。

◆オルソケラトロジーの特徴
メガネやコンタクトレンズなしで生活することができます。
レーシックのような手術ではないため、レンズの装用を中止し、軽度〜中等度までの近視を治せます。
7時間以上の睡眠時間が必要です。

◆こんな方にお勧め
メガネやコンタクトレンズから開放されたい
裸眼でスポーツを楽しみたい
レーシックなどの手術に抵抗がある
お子様の近視の進行をなるべく抑えたい

◆オルソケラトロジーによるお子様の近視抑制効果
未成年における近視の低年齢化、近視の割合の増加が問題となっています。成長期の近視進行に大きく影響を与えるのが眼軸長(目の長さ)です。
身長が伸びるに伴い、眼軸長も伸びるため、近視が進行します。そこで注目されているのがオルソケラトロジーです。
オルソケラトロジーは眼軸長が伸びるのを抑える効果があることが認められています。元々、オルソケラトロジーは20歳以上が適応とされていましたが、これまでの研究結果を元に、2017年にガイドラインが改正され、お子様にも使用できるようになりました。

多焦点眼内レンズ

多焦点レンズは先進的なレンズのため、保険適応外となります。自費となるため、費用負担は大きくなってしまいますが、選定療養を利用することで、一部が医療保険対象となり、費用負担を減らすことができます。

白内障手術を行う場合、通常は「単焦点レンズ」と呼ばれるレンズを入れます。この「単焦点レンズ」は一箇所にしかピントが合いません。そのため、遠くが見えるレンズを入れた場合には手元の文字はぼやけてしまい、逆に、手元が見えるレンズを入れた場合には遠くがぼやけてしまいます。したがって、見えづらい距離では眼鏡が必要となります。
一方、「多焦点レンズ」は、遠方も近方も、ある程度の範囲でピントを合わすことができるレンズで、いわゆる老眼も同時に治すことができます。個人差もありますが、眼鏡が不要になる方もいます。
白内障手術は一生に一度です。老眼に悩まされている方、眼鏡から開放されたい方には非常にオススメです。

◆多焦点レンズを選ぶ際に留意すべきポイント
1. 眼鏡が完全に不要にならないこともあります。
ほとんどの方が眼鏡なしで満足されますが、全ての距離が100%見えるようになるわけではないため、極端に神経質な方はお勧めしません。また、乱視が強い方の場合、術後も乱視用の眼鏡が必要になることがあります。

2. 近くの細かい字を読みたい場合は眼鏡が必要になることがあります。
近くは35〜50cmほどの距離まで見えるようになることが多いです。
しかし、それ以上近い距離のものを見たり、非常に細かい字を読みたい場合、眼内レンズの微調整をしたり、術後も老眼鏡を必要とする場合があります。

3. 単焦点レンズと同様に、度数ズレが起こることがあります。
術前の検査で使用する眼内レンズの度数を決定します。機械で計算する際に計算したレンズの度数がずれてしまうことが、頻度は少ないですがあります。
その場合、眼鏡で調整をしたり、希望によっては眼内レンズの入れ替え(全額自費)を行うこともあります。

4. 夜間の運転を頻繁にする方は注意が必要です。
街頭やヘッドライトの光がにじんだり、光の輪が見えることがあります。
徐々に慣れてきますが、夜間に長時間運転する方はお勧めしません。

注射治療

しべつ眼科では、注射治療を行っております。

◆即日注射が可能です。
治療が必要な場合、時間が経てばそれだけ後遺症も残りやすく、視力の回復もしづらくなります。
そのため、当院では極力その日のうちに治療ができるように体制を整えており、ご希望に合わせて対応致します。
(※注射前後は経過観察が必要です)

◆オーダーメイド治療を心がけています。
最も効果のある薬がその人にとって最も適しているとは限りません。
患者さんの経済状況や通院がしやすいかどうかなども考慮する必要があるからです。
当院では、病気に対する様々な治療法を提示した上で、治療法や投与間隔などを一人一人と相談し、適切な治療を目指し、二人三脚で無理なく最大限の効果を得られる治療行っています。

◆注射薬の種類
眼に直接注射する薬剤は主に2種類あります。

1. ステロイド薬(トリアムシノロン)
合成副腎皮質ホルモン薬で、炎症を抑える働きがあり、黄斑浮腫の軽減やぶどう膜炎などの沈静化を図ります。眼に直接効かせるため、全身への副作用を回避することができます。

<投与方法>
(1)テノン嚢下注射
目薬で麻酔後、まぶたと眼球表面を十分に消毒し、白目の皮(結膜・テノン嚢)の下に先端の尖っていない針で薬を注入します。

(2)硝子体注射
目薬で麻酔後、まぶたと眼球表面を十分に消毒し、極細の針を用いて、眼球内に直接薬を注入します。白内障手術後の方のみ受けることができる治療法です。

2. 抗血管内皮増殖因子(VEGF)抗体
糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症など、血管内皮増殖因子(VEGF)が強く関与している病気に対し、このVEGFを阻害する働きがあります。

<投与方法>
・硝子体注射
目薬で麻酔後、まぶたと眼球表面を十分に消毒し、極細の針を用いて、眼球内に直接薬を注入します。

網膜光凝固術

網膜光凝固術とは、特定の波長のレーザー光線を眼内に照射し、病気の網膜を熱凝固することにより、病気の進行を抑える治療法です。
この治療法は病気の悪化を防ぐことが目的であり、視力を回復させるものではありませんが、非常に重要な治療法です。

◆経験豊富な院長が対応します。
院長は網膜剥離や網膜裂孔といった網膜硝子体疾患のスペシャリストであり、これまで数多くのレーザー治療を経験しておりますので、ご安心ください。

◆レーザー光凝固機器
大学病院と同水準の医療を提供することを理念の一つに掲げており、レーザー機器は眼科領域に特化した唯一のレーザーメーカーであるエレックス社製の新型レーザー機器、インテグラプロスキャンレーザー光凝固装置を導入しております。

◆無灌流領域に対する治療
血流が悪くなってしまい、酸素が足りない瀕死状態の部分(無灌流領域)にレーザーを当てることにより、酸素の需要を減らしたり酸素の供給を増やすことによって低酸素を改善させ、他の元気な部分が悪くならないようにします。
それにより、病気の悪化を防止し、失明を予防します。

適応疾患:糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症 など

◆黄斑浮腫に対する治療
毛細血管瘤(血管にできたコブ)や血管自体からの血液成分(水分やタンパク質、脂肪など)の漏れに対してレーザーを当てることにより、漏れを止め、黄斑のむくみを改善させます。

適応疾患: 糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症 など

◆網膜裂孔に対する治療
網膜にできた穴(裂孔)の周りをレーザーで焼き固め、網膜剥離への進行を防ぎます。

適応疾患: 網膜裂孔

◆治療の流れ
1. 散瞳薬という目薬で瞳を広げます。個人差はありますが、4−5時間ぼやけて見えづらくなります。

2. 目薬の麻酔薬で痛み止めをします。

3. 特殊なコンタクトレンズを目につけます。その際には目を保護するゼリーを使用して傷がつかないようにします。

4. レーザーを照射します。かかる時間は病気の種類や照射範囲の広さによって異なりますが、約15分程度です。レーザーは目の奥を焼くため、個人差はありますが、照射中は少し鈍痛が起こることがあります。

当院のレーザーは、痛みが起こりにくく、一度に数発まとめて照射できる先進のレーザー機械のため、目にかかる負担を最小限に抑え、短時間で行うことができる低侵襲レーザーです。

5. 照射後はすぐ帰宅できます。照射当日は散瞳薬の効果とレーザーによる影響で一時的に見えづらくなりますが、日常生活の制限もほとんどありません。

緑内障レーザー治療

緑内障SLTレーザー治療とは、詰まって流れが悪くなってしまっている排水溝のフィルター(線維柱帯)にレーザーを当て、目詰まりを掃除することで房水の流れを良くし、眼圧を下げる治療法です。

・痛みはほとんどありません
・治療時間は5〜10分程度です
・繰り返し治療をすることが可能です
・日帰りで行えます(※術前・術後は経過観察が必要です)
・副作用はほとんどなく、安全性が高い治療です

◆治療に適した方
開放隅角で眼圧が高い
点眼をできるだけしたくない
毎日の点眼が大変で面倒
点眼の副作用(まつげが伸びる、目の周りが黒ずむ、目がくぼむ)で困っている
点眼を忘れやすい
妊娠・授乳中で点眼治療ができない方

◆点眼1本分の眼圧下降効果
SLTレーザー治療の効果は点眼薬1本分と同等という研究結果が出ています。
点眼の場合は点眼忘れや点眼が上手くできずに十分な効果が得られない場合もあるため、SLTレーザーのほうが優れているという報告もあります。

◆効果は70%程度
SLTレーザー治療の効果が出る人は70%程度と言われています。30%ほどの方には効果がなく、まれに眼圧が上がってしまう方もいらっしゃいます。十分な効果が得られない方は、他の治療法をご相談させていただきます。
2019年にLANCETという世界的に権威のある雑誌にて、「緑内障に対する初回治療としてSLTレーザー治療が有用である」という発表がされました。
また、すでにたくさんの種類の点眼をされている方には効きにくいという報告もあります。
これらのことから、当院では、緑内障治療の第一選択としてSLTレーザー治療を勧めています。

◆2〜3年間は効果が持続
SLTレーザー治療の効果が持続する期間は、人によって様々です。
10年間効果がある人もいれば、1年で効果がなくなってしまう方もおり、平均2〜3年程度といわれています。
SLTレーザー治療は非常に低侵襲のレーザーのため、目への負担は少なく、繰り返し照射することが可能です。
そのため、効果がなくなってしまった場合は、再度レーザーをすることで、再び効果を得ることができます。

すべての診療科目・専門外来・専門医

診療科目
眼科系
眼科
専門医
眼科・耳鼻・アレルギー・代謝・感染症系
眼科専門医
ページトップ