南野歯科医院

　退職間際、還暦の祝いを控えた４年前、野放図にしていた「歯」が痛み出し、前歯が抜けてしまいました。　あっちに数回、こっちに数回と、もともと歯医者嫌いなので、痛くなくなったら通院をやめるという事を繰り返...

　退職間際、還暦の祝いを控えた４年前、野放図にしていた「歯」が痛み出し、前歯が抜けてしまいました。　あっちに数回、こっちに数回と、もともと歯医者嫌いなので、痛くなくなったら通院をやめるという事を繰り返していました。
　でも、今回はそう行きません。
　初めての、南野歯科さんに出かけました。強面の先生です。
　先生から「なぜ痛くなって、抜けてから来た」と、サービス業では考えられない、お客への叱りの言葉です。そして先生の、歯が顔の骨格や健康に及ぼす影響等について、今思えば３０分位の講義です。
その時の私の心では「？？？」だったのだと思います。
　１か月もしないうちに還暦のお祝いを控え、実行委員会の事務局長として、当日は人前で話をしなければならないことを考えると、マスクをして、前歯のない姿を隠さなければならないのかと、覚悟もしまし他が、その事を話したのちの治療と、入れ歯への対応は、本当にありがたかったです。
　無事、メタルでのブリッジでの入れ歯も祝う会の前に対応していただき、最初有った話す際の口腔内の違和感も、当日までには解消できました。
　いま思えば、最初に伺った時の「歯」についての説教も、歯が寿命を左右するほど重要なものにもかかわらず、その事を日常生活の中で認識してないことへの説教であり、金をかけて治療をしても、今後、継続した歯のメンテナンスをしないのであれば、お金をどぶに捨てることと一緒だよという警鐘だったのだと、感謝しております。
　一見、強面の先生ですが、歯の管理に真正面から指導してくれる先生ではないでしょうか。
ありがとうございました。