小島医院

正月早々子どもがインフルエンザにかかり、数日後に私も発熱したため、インフルエンザを確信していました。
引越してきてから内科にかかったことがなく、あまりにキツくて病院の情報を調べる気力もなく、「近くで...

正月早々子どもがインフルエンザにかかり、数日後に私も発熱したため、インフルエンザを確信していました。
引越してきてから内科にかかったことがなく、あまりにキツくて病院の情報を調べる気力もなく、「近くで内科のある病院」で思いついたこちらの病院に行ってみることにしました。

待合室には他に待っている方がおらず、順番待ちの時間が短かったのは助かりました。

診察室で、子どもがインフルエンザの旨を話すと、おそらくインフルエンザでしょうと検査をしてもらい、結果は陽性。
ここまではスムーズだったのですが。

インフルエンザなら、当然リレンザやタミフルが処方されると思ったのですが、「どんな薬でも飲めますか？」と聞かれました。「はい」と答えると、「じゃあ熱やだるさに効く漢方を出しますね。」と言われ、正直ビックリしました。

休みたいのはやまやまですが、子育て中の主婦の身。
1日でも早く動けるようになりたかったので、タミフルかリレンザを処方して欲しいと話しました。

すると、タミフルはあるけど、リレンザはない。みんなタミフルタミフルいうけど、ウイルスの増殖を止める薬で、インフルエンザを治す薬ではないからね？
この漢方飲んで静養しとけば治るよ。この漢方だけで治す人もいるよ。みたいなことを言われ、渋々といった感じでタミフルを処方されました。
しかも、漢方薬も一緒に。

過去にインフルエンザにかかったときは、子どもも含めていつもタミフルかリレンザのみの処方だったため、正直、漢方薬は不要だったのですが、体はキツイし、いらないと言い辛い雰囲気だったので、何も言わずに診察室を出ました。

もう一つ驚いたのが、院内処方だったこと。
受付の方が薬剤師なのかは知りませんが、「この漢方薬はインフルエンザの予防にもなるから、まだかかっていない家族の方に飲ませてもいいですからね。」的なことを言われ、なぜかここでも漢方薬を勧められました。

納得できないまま自宅に戻ったのですが、後で夫に薬の情報を調べてもらっても、その漢方がインフルエンザに効くとか予防になるとかいうことは一切書かれてなくて、熱やだるさに対する対症療法という感じでした。
漢方薬の種類を失念してしまったのですが、インフルエンザに効くと言われている「麻黄湯」ではなかったことだけは確かです。

時間に余裕のある方や、タミフルの副作用がどうしても気になるという方は、漢方を飲んでゆっくり休んで治す…というのもアリかもしれません。
でも、私は一刻も早く症状を軽くしたかったので、この先生の方針とは合わなかったと思いました。

結局、漢方薬は飲むこともなくタミフルのみで回復しました。