アメリカのERで働いてた医師がいらっしゃる病院やけん、診てもらったら?アメリカ仕込みやけん違うんじゃない?
と知人に雑誌の切り抜きを渡されました。
木村専太郎医師の単独インタビュー記事でした。...
アメリカのERで働いてた医師がいらっしゃる病院やけん、診てもらったら?アメリカ仕込みやけん違うんじゃない?
と知人に雑誌の切り抜きを渡されました。
木村専太郎医師の単独インタビュー記事でした。
私が興味津々になるジャンルと分かっていて知人はこの切りぬきを渡したのでした。
でも巻き爪とか、ほくろとか、除去しなくても良い私。
「よろづ相談所」の方で診てもらっておいで。
知人に渡された雑誌の切り抜きを熟読し、いざ木村専太郎病院に到着。
当時の私は鬱病休職期間が長くなり、何が何だか分からない朦朧とした悲しい寂しい生活を続けていました。
そして職場の健康診断で要精密検査の烙印を押されてしまっていました。
何だか最近、世の中が黄色がかって見えるなぁ~っ。
おっとっと。はぁはぁ。
と食欲も減退してるからかフラフラしているし運動する気も起こらないので運動不足で疲れ易い。
そんな私が「巻き爪」の医師に診てもらうの~~~?
最初に血液検査を受けました。
採血して下さった看護士さんもテキパキと明るく頼りになる感じの方で、不安げな私に「ここに来たけん元気になれるわよ!」と励まして下さいました。
さて、取り敢えず渡された1ヶ月分の大量のサプリメントを毎日、定量、飲み干し、再診に向かいました。
2回目の診察で血液検査結果の説明。
今の私に決定的に不足している栄養素を次々データー上で説明されました。
当時は珍かった病室でパソコンモニターを指差しての説明。
これが足りないと元気が出ない。頭が働かない。
この栄養素を積極的に摂れば大丈夫、鬱病も治るよ。
取り敢えず3ヶ月頑張ってごらん。変わるから!
玉子?1日一個食べて大丈夫!2つ食べても良いよ。
アメリカじゃ、玉子のコレステロールは気にしてないから。
と専太郎先生は肉厚の大きな手で膝に置かれた私の手に「大丈夫、大丈夫」と言いながらぽんぽんと叩きました。
果たして専太郎病院で処方されたお薬を飲み続けていくと、黄色がかって見えた世の中は無くなりました。
立ち眩みも徐々に減りました。
勧められた市販の胃腸薬を飲み、食欲も少しずつ増えてきました。
身体がしんどくなくなった分、考え方も少しずつ前向きになってきたように感じました。
医食同源と言うのでしょう。
本来なら食事で足りない栄養素を補足する方が良いと思われますが、鬱病治療中をカミングアウトして診察を受けたので、一番早く改善されるサプリメントを処方されたのでしょう。
その後は3ヶ月毎ぐらいで定期的に血液検査を受け、薬の量を調節していき様子をみてもらいました。
初診の日に採血して下さった看護士さんが、
あの日は顔色がまーしろで、眼の焦点があってなかったもんねぇ。今じゃ、こんなに元気になって別人よ、別人。私達も嬉しいとよー。
と言われて照れ笑いしてしまいました。
医師も看護士さん達も素晴らしい方ばかりの木村専太郎病院でした。
今は息子さんのノーマン医師が主に診察なさっていらっしゃるようですが、私も時々、ノーマン医師にも診て頂きました。
お父さん同様、信頼できる医師だと思いました。
来院時期:
2015年
投稿時期:
2020年01月
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