みのクリニック の口コミ・評判

いまどき珍しい予約制でない精神科だけど、意外とサクサク診察が進んでるようで、そんなに長時間待ちません。(曜日や時間帯で違ってくるのか？)
気分がとてつもなく落ち込み夜も越せない時や、ショックな出来事が起きて非常に落ちた時、予約が数週間先に取れても、待つ時間ずっと苦しい事を考えれば、私には駆け込み寺のようで、いざと言う時の救世主です。すぐに駆け込め信頼できるところがあるだけで、安心して暮らせます。本当にありがたいと感じました。


私は鬱まではいってないが悩みがうまく解決できず、体調不良にもなる。こんなので相手にしてくれるのか非常に心配だったが、呆れる態度もなく、ちゃんと相手にしてくれた。違う事は違うときちんと言ってくれます。
先生は男性でしっかりした感じの方、しかし私のキャラに合わせてにこやかに優しい口調で話してくださる。やんわりずっと聞き役みたいなタイプではないが、患者のキャラにより、他の顔も持ってるのかはわからないけれど？？
先生に話を遮られず、うんうんと聞いてほしい人には、合わないかもしれない、けれど、先生がただ聞くばかりで、何も先導？してくれないのでは足りない感じがする人にはいいかもしれない。
自分が思考の迷路に入り込みそうになると、パッと、自分的に腑に落ちる言葉をくれて、迷い込まずにすむ、気持ちが落ち着く、という事がありましたので。
なんというか、気持ちの方向転換をする言葉をくれました。

視覚障害の患者さんが診察室に入る時、付き添いの方はいたけれど、先生がドアを開けてあげていました。紳士的です。
私がある人とのlineのやり取りを見せると、相手のプライバシーもあるので、私の文章のところだけ読むね、と言っていましたし、倫理観もきちんとしています。

初回は私におかしな感じがそこまでしなく、境遇や過去については詳しく聞かなかったけど(でも基本質問をいろいろして観察してくれる)、二回目に、家族間で地雷を踏まれると異常な切れ方をしてしまう事を相談したら、アレッと思う点があったようで、心理検査をすすめられ、心理士の先生は女性で優しい感じで、たっぷり会話してくれた。

それぞれ、異常に切れるところは深い傷口があるからそこを埋めていく作業をしよう、恋人と別れたあと劣等感でいっぱいになって辛くなるのは何とかしたいね、と言ってくださったが、それについての解答がなかった気がするまま、鬱ではないため気分はすぐに上がって、心理検査の結果が異常がなかったので、通院終了。
会話の流れのなかに、それについて繋がる答えを言ってくれてたのかもしれないが、私は１から１０まで口に出されないと分からない、さっきの〇〇についてだけど、と言ってくれないと分からないところがあるので、自分が分かってないだけかも(数年後に発達障害が発覚したので、それが原因？発達障害専門の先生は、質問した事にひとつひとつ答えてくれる感じがあるが)。
結局、数年後に発達障害だと発覚したので、発達障害の特性により、アダルトチルドレン的な心理もあって、地雷を踏まれて、異常に切れて癇癪を起していたのでは、と思います。
あんなに異常な切れ方をしていた事を、自分でも異常と思い、他人には隠し、気にして生きてきたので、心理検査で異常がなかったからと、そこで終了、とされては、また疑問の迷路の始まりで、また途方にくれましたが。
そこをなんとかしていこうと言ってくれたのに。

あと、親の前で弱音が出せなくて体調不良の時もギリギリまで平気を装ってしまい、迷ううちに頭の中が軽くパニックになる事を言うも、お母さんはとっても心配性なの？と聞かれそんなに大袈裟に心配して慌てるわけではないと答えると、う～ん、的な反応で何の助言もなし。
これについてかなり困ってるんですが…(松浦こどもメンタルクリニックの先生は、自分を否定し自信が著しく低いことに原因があると思われたようで、自分に丸付けをしてください、と答えてくれ、その助言は効果があった)

他の事では、きちんと助言・言葉をくれて、そうか！とスッキリしたものも、多々ありましたが。

昔、気分がずっと落ちてプチ鬱みたいになった時、話半分で、すぐに薬を出した病院もあったけど、こちらは必要なければ薬は出さないので信用できると思いました。飲まないでいけるなら、飲まないほうがいいそうです（薬は飲みだすと、もっと強いのでないと効かない、とだんだんなっていくため）。

本格的な鬱にはなってないが、鬱の手前的なところで困っているという方も、行きやすいのでは、とオススメの面もあります。




追記
その後こちらで、自分は発達障害ではないかと相談し、
どういうところがそうだと思うの？と聞いてくれたし、発達障害の人が読み取りにくそうな、遠回しな、色んな意味を含んだ言い方で質問をいくつかされ、ちゃんと探ってくれたんだけれど、私は空気読みや遠回しな言い方も結構わかるのでちゃんとそれの返事をし、
具体的に何が出来ないかを言わなかった（空気よめないし…しか言わなかった、自分は普通じゃないという感覚がずっとあったが、当時は合わない仕事をしていなくて、具体的な仕事の不出来など、意識して覚えてなかったため）のと、見た目が普通なので、
あと、その時、他人に、人格障害じゃないか？と言われたのを先生に聞いて、とてもじゃないが人格障害ではないレベルだったので、違うよと言われた後に立て続けに聞いたため、「あなたは発達障害じゃないです。」と言われました。
が、数年後よそで検査を受けたら発達障害でした。（一応心理検査の後に、言われたかな？先生は、初めから断言するって事はしなかったと思う。最初はまずいろいろ質問して探ってくれる）
心理検査の結果からも、発達障害じゃなかったよ、と言われたけど、
発達障害の専門医には、心理検査で発達障害は診断できない、と言われました。
また、最初に相談に行った、異常な感情的なキレ方も、発達障害が原因でした。
が、ロールシャッハテストで異常がなかったので、それでおしまい。
キレ癖は、どうすれば直せるのか、また路頭に迷いました。
異常がなければ、それでいいんですね、お医者さんの気持ちっていうのはね。
困りごとをどうにかしよう、が目的ではないんです。

でも私が説明をそれだけしかしなかったためもあり、なんか空気読めないし…の一言で発達障害の検査だ、というのも短絡的ですし、これは誤診とかではないとも思うけども…。こちらが説明をきちんとする、情報提供をすることも、受診にはとても必要不可欠なことです、が、現状、合わない仕事をしてない当事者や、自覚力の弱い当事者は、発達障害と思わしき事柄をほとんど説明できない事はあります。
やはり、先生から、いろんな項目を、どんな見た目のキャラでも関係なく、質問してくれないと…時間が大変だけど。

ただ、発達障害は、本人も、何が分からないのか、具体的な事をつかめてないが、なんか出来ない、とか、説明が下手で肝心の部分は言えてない、などはありがちで、さらに私の様に、話してる様子では健常者にしか見えないような人は、先生から見ても、健常にしか見えないと思うので、
本人がそう言うなら、結果は白かもしれませんよと断っといて、検査を受けさせてあげないと、せっかく気づきかけたのに、発達障害を発覚できるチャンスを棒に振るとも思います。

普通にしか見えない人ほど、他人も何も指摘しませんし、周りも、発達障害なわけないって言いますし、よっぽど合わない仕事につかない限り、仕事での困りごとも出てこないので、なんか自分は普通と違う気がするっていうことしか言えない。

だから、どんな事に困っているの？と聞くだけでは、不十分で、情報を聞き出せない可能性は高いと思う。
こういう事はあった？こういう事はある？など、どうか先生の方から例を出していただきたい。

自分の直感を信じて医者に相談するしか方法はないので、そこで医者も検査を受けさせず「違う」と言うと、真実が発見できぬまま、その人は、障害故の出来ない事も、自分が悪いのだ、と誤解し、不毛な、改善するはずもない努力と反省を続けて生き続けることになるので。
自分を誤解して、生きるんです。
障害だから出来ない事も、自分が悪い、自分は軽率で身勝手、と思って。
何か違う事を、反省して受け入れようとすると、心を病みます。


あと、心理士の先生も、沢山質問してくれてよかったのですが、昔、非常に寝不足で働き続けて以来、異常なくらいの物忘れや物覚えの悪さが今も残り、仕事でとても困っていると言うも、30代に入ったら記憶力は落ちるみたいな事を言われ、その状態になったのは二十歳の頃からだと言うも、あまり取り合ってくれない感じでした。う～ん…ていう感じが残りました。そういうのじゃ、ないと思うんです。異常なくらい、でした。
あと、家族の前で弱味が見せれず、体調不良の時など、どうしたらいいのか分からないんです、と、自分的にはとても深刻に悩んでいる事を相談しても、「どうもしなくていいんじゃないですか？」と笑いながら言われましたが…そんな答えでいいのなら、対人恐怖症や外出恐怖症などで人前でどうすればいいのかとあれこれ悩む人も、その言葉で万事解決できますね。
人には、普通の事がとても怖くて、怖くて、困ってる人はいます。
気にしなくていいんじゃないですか？(笑)
どうもしなくていいんじゃないですか？(笑)
は、トドメを指されます。
精神科のお仕事なのに、人の心を殺してどうするんでしょう。
心理検査で出た結果から、寂しい思いがあるの？周りにこう扱われてこう思ったりするの？と連発して聞かれ、自分ではよくわからなかった。
これらの事を総合して、心理士の先生は、結構人の気持ちが分からない、
だからマニュアルに載ってる事に沿って頭で考えて言いまくってる感じでした。
自分にも、発達障害の傾向がある、と言っていました。
それもあって、人の気持ちが分かりにくい面があるのかもしれません。
精神科でたまに見かける、アスペルガーっぽい先生。
分からないところがあるゆえに、研究したくなったのでしょうか。

松浦こどもメンタルクリニックの先生は、自己肯定感や自信の著しい低さが原因だと考えられたようで、自分に丸付けをしてくださいと助言をくれ、あの先生の助言はどれも有効で、自分の人生が変わりました。
全然違いました。


因みに心理検査の結果は、
気持ちが上がると誰かが止めてくれないとあがりっぱなしになる、遠回しな返事をされると不安になり、普通の人なら諦めるところを、一生懸命考え続ける、情報が沢山になると選択できず適当になる、など、いかにも発達障害っぽい内容もありました…笑　勿論、この結果から、発達障害では？？とはならないでしょうけれども。
どれも私の発達障害ゆえの反応です。
あと、異常にバーンとキレる事があり、次の日ここに相談に行き、なんだか普通じゃない様子を見て先生が心理検査を受けよう、と提案してくれたんですが、結果は不思議にも、「怒りをコントロールする力が物凄くある」でした。
しかし、ADHDだという結果がよそで出た事から考えると、今までの生活で、発達障害ゆえの切れ癖・癇癪を、自制出来るように頑張ってきた結果、高い自制力がつき、普段人前では普通に振る舞えているのかもしれない、と推理しています。
ただ、特性は消えてはいないので、地雷を踏まれると、猛烈にブチ切れます。

また、心理士の先生は、恋人と付き合い始めの時、すぐに自分の事をあれこれ全部一気に話してしまう事についても、忠誠心かな？聞いてきたけど(これもいかにも教科書通りの事しか頭にないようでした。それ以外の動機だってあるでしょうに)、違うと思います。
自分の事を分かってほしい思いが強いのと、発達障害者は普段、他人に失言やKYやはしゃぎ過ぎやしゃべり過ぎをしないように、どんな友達にも腹をあまり割らず、自分をまるで隠していないと、自制ができない人は多いと思います。
その反動で、自分を受け入れてくれる相手が現れると、ガタが外れすぎる、心のスイッチが0か100しかないような人が多い、からだと思います。
恋人には、全部を求めてしまうからだと思います。他で得られない理解や分かち合いを。

心理士の先生は、心理学の教科書どうりの質問を連発する印象でしたが、
解明しようといろいろ多角から聞いてくれた事は嬉しかったけれど…的を得てなかったような。発達障害だからと分かってなかったからかもしれないけれど。
沢山の質問をしてくれたけど、自分でも自分の事がよく分かってなくて、どれもピンとこなかったし、答えられなかった。



しかしここに行くまでの精神科では心理検査もしてくれなかったけれど、これを受けたことで、対人恐怖症の気が少しある事がわかりました。
結果の紙には、アスペルガーである可能性が考えられると書いていたような、見間違いのような…
でも、気にしなくていいでしょうって心理士の先生は言ってました。
対人恐怖症やら、何をするにも自信がない、などの心理は、勿論周りに打ち明けても、全くそうは見えない、信じられないといった反応ですし、心理士さんも、この検査をするまで全くそんな人だとは思わなかった、話し方も堂々と明るく、自分に自信があるように見えた、検査するまでわからなかった、ていう感じに言っていました。
ここ以前に行った精神科でも、やはり外見の「大丈夫っぽさ」から、そんな検査にもならず、いくら話をしてもダメでした。
説明の仕方にも原因があったのだと思うけれども。
何科の先生も、案外外見に惑わされます。
それで見過ごされて、検査したら医者が思うより酷い事が多々ありました。
悪化した事もあります。

先生も、心理士の先生も、良かったと思います。が、私に実は発達障害がある事を未発見の状態で説明を受けたので、私に伝わりにくいまま終わった部分があるかもしれない、とも思いました。

とにかく先生は凄く観察をしてくれるなぁ、という印象はあります。
観察はめっちゃしてくれます。
二回目、私がとても精神的に不安定になった時に、心理検査をすすめてくれたのもここだけですし。
以前、坂出メンタルクリニックでそういう状態になって行った時は、そういうのはなく、ちょっとずつ私の性格を指摘するばかりで、逆に悩みが増えました。

自分に軽い対人恐怖症があるとわかると、あれが苦痛だったり、これが苦手なのも、これが原因かぁ、と推測・整理できて、自分がわかり、無闇に無理をする事も避けれるようになれました。

自分の事がわかるようになるって、助かります。


ただ、ここで、発達障害でないと断言された事で、
長年の、何か自分は人と違う、という感覚や直感は、思い込みだったのか、
私は妄想する人なのだな、と恥ずかしくなり、
自分の思う事が、あまり信じれなくなり、
数年後、パワハラ上司に、徹底的に完璧を求められ、答える事が無理だ…でも発達障害ではない、けど何か普通と違う、恥ずかしいけど、恥を忍んで他のクリニックを受けてみよう！と決心するまで、遠回りしました。
自分は、妄想的で、自分が、こうなんじゃないかと思う事は、大体が思い込みなんだ、という気がして、
思い浮かんだ思いや悩みは、全て、妄想である気がして、恥を感じました。


確かに、自分って空気読めないしーしか言わない人でも誰でも、知能検査など受けさせたのでは、精神科の仕事はパンクすると思うのですが、
それしか説明できない隠れ当事者っていますから…
逆に、検査員は、精神科医と違って、勉強したら誰でもなれそう、人員も増やせそうな気もしますが。