医療法人社団五色会 五色台クリニック の口コミ・評判

仕事上どうしてもどうにも出来ない事が昔からあり、調べてみたく、
発達障害センターに電話して、高松方面で聞いたら、こちらを紹介されました。

以前に行ってたクリニックで一度、自分は発達障害では？と言うも、「空気よめないし」しか具体的な説明ができていなかったのもあり、「発達障害じゃない」と断言されたため、もう一度行って聞く事に勇気が必要だったのもあり、五色台さんのほうにしました。
私は見た目には異常があるようには見えません。
お医者さんから見ても、見た目や会話だけでは発達障害に見えないと思います。（見た目に健常者っぽくて、発達障害を持つ人もいます）

今回は、紙に具体的な困り事を書いて行きました。
先生に信用されるかとても心配でしたが、
自分は発達障害でもないと思うが、とても出来ない事があるので、何か普通と違う気がして…と言いました。

先生は、でも発達障害センターに電話したんでしょう？と。そして、何かを調べるためか、どんな事があるのかを質問、私が説明してる途中でも、パッと次の質問を切り出したりというスピーディーな感じでいろいろお話しました。多分、そういうのも何かを観察するためなんだろう、と思い、なんとか話しました。
ああいうのって、こちらがそれに気づかないと、何なんだこの先生は！と不信感を抱いてしまうと思いますが、きっと必要があってしてたのだと…二回目にお話した時は、そんな事はなかったです。

で、本当にいろいろ先生は質問して下さり、子供の時は通信簿に何を書かれていたかとか、忘れ物は多かったかとか、
あと、もし、発達障害だったらどうする？とか、親御さんには今回の事は言ってないの？とかも聞かれました。
確かに大事なポイントだと思いました。
しかし後になって思えば、ADHDに関する質問しかされていなかった、ADHDにしようとしていたようにも感じました。
発達障害専門の先生のいる西紋病院では、アスペルガーなどの自閉系の特性の質問もしてくれ、結果は、ADHDプラスアルファという感じ、と言われました。

明るめで、テキパキしてて、優しめな感じの女性の先生です。


で、後日、別の先生で、知能検査を受けました。冷静な感じの男性の先生。


結果、「ADHDの傾向がある」と告げられました。
どんな事が苦手である、だから今の職場の仕組みは全然あっていない、だから、（私にカミングアウトする意思があったため）このようにしてもらうようにお願いしてごらん、とのアドバイスを受けました。

今までどうしても苦手だった事の理由が、先生の説明によりわかり、スッキリしました。
私は程度が軽いと思うのだが（「軽いのですよね？」と聞くとちょっと違うというか、う～ん、という反応で、二回目行った時に聞いたら、そうだよ、とおっしゃいました）、軽いのだったら、努力で直していけるのでしょうか？と聞くと、
軽くても、脳の障害なので、根性論や精神論で直す事は無理です。“方法論”になります。とハッキリ言って下さった。
これに自分も救われました。

今までこれが障害だと知らなかった頃は、諦めずなんとか直していかなければと思い、諦めるのは逃げだと他人も自分も思うし（障害なので仕方のない事を、自分が悪いのだと誤解で責め、おかしな無理をして頑張り続ける事になる）、他の人の言うアドバイスなどを取り入れたり（障害ではない人の方法論は、当てはまらない事も多い。そうやろうとしても、出来なかったり）…
自分の今までの不毛感は間違いではなかったと思い、とても開けた心地がしました。

発達障害と診断名を聞いた時、ガーンとはならずに、腑に落ちる当事者が多いのも、上記の理由からと思われます。


ただひとつ、私が気に病んでない感じの話し方をして、そんな風に接したほうがいいと思われたのかもしれませんが、
最初に「私はこんな事ができなくて困ってるんです」と言うと、そうなの？と言いつつ笑っておられました。そうは見えないと思ったからかもしれませんが、
今まで本当に困った長い経緯があり、この病院まで辿り着いたのです。
どの病気でも同じです。
患者がどんな風にみえても、本当に長い間困って、あるいはよそでちゃんと発見されずさらに困って、辿り着いた、という患者もいます。
患者の困り事を聞いた時に、些細でも笑うお医者さんには、患者は傷いています。
ここの先生は、それだけだったので決して酷くはありませんでしたし、その後は、本当に気に病んでない事柄を明るく笑って話しましたが。

しかし、こちらの先生は、私の発達障害が特に重いものでないからと、「（この程度なので・社会生活できているので）大丈夫ですよ」と言わなかった。

発達障害は、軽いほど困り感が少ないわけではない障害で、重度でない中度（？）くらいの人は、障害者手帳も貰えないため逆に支援を受けられず、でも職場で全員に嫌われ浮いてしまうくらい仕事ができなくて苦労し、二次障害で鬱になったりして仕事を辞めたりというような人も多いそうです。そこまででなくても、とても対人関係で苦労します。

なので、重くないから、働けているからといっても、健常者の人よりは困り事の多い中で生きてるので、「（重くないから）大丈夫ですよ」という言葉は、適切でなく、当事者達には、傷つく、地雷を踏む言葉です。

そういう事を、この先生はよくご存知なんではないかと思いました。
発達障害当事者が、嫌がるような言葉を、言わなかったです。（大丈夫、考えすぎ、頑張れ、など）



ただ、後日、一回目で聞き忘れたいろんな事を、これが発達障害が原因の事か？と聞きたくて二回目訪ねいくらか質問した時は、何個かは答えてくれましたが、
（発達障害は、断言できない事が多い障害ですので、返答は出来ないものも確かに多々あって）、
アレコレ聞いていると、依存的に頼るのは受け付けないよ、という感じの雰囲気（←あくまで私の捉え方です）で、全てが発達障害であるかどうか分けなくても、それが「あなたの特性」という風に思えばいいんじゃないかしら？という感じの返答を受けました。
その時は、依存して全部頼ってそう考えるのは確かに良くないよなぁと思い、帰りましたが、かわされた様にも感じました。
私の特性…というのは、う～ん、分からない感満載。それで何かに対処がとれるわけでもないし…

発達障害なのかもともとの性格的なものかわからないけどこれが『私の特性』っていうのは、私は、分からない感が膨らみます。「発達障害が原因か自分の本来の性格かは分からない」自体は、なんか理解できるけれど。

これが、発達障害のベテランの先生がいるという松浦こどもメンタルクリニックの先生や、西紋病院の先生は、質問に対し、かわす事無く、分からないという事は分からないとして、きちんと何かしらの返答をくれます。
なんか、発達障害者も納得するように、しっかりと返答をくれます。


あと、近しい相手に憎悪が起き、酷い事を言ってしまう事を相談するも、「(自分のしている事が)分かってるなら(直せるまで)あともうちょっと♪」と言われました。
が、私はこの事を何年も何年も直せなくて、自分を見つめて直そうと考えていると体調をくずし、鬱っぽくなります。
もう、どうすればいいのかわかりません。
だけれども、それを相談するも、かわされた感じでした。
発達障害の事について尋ねた時も、他の発達障害専門のクリニックよりは、答えを少しかわされる感じがあり、分かるように詳しくは答えて貰えないです。
因みに、上記の困り事は、性格とアダルトチルドレン的である事と、発達障害の特性とが合わさってそうなっていたんだと、今は思います。
こちらの次に行った、評判の松浦こどもメンタルクリニックでは、こういうのを相談したら、発達障害の薬を飲んでみるか？と言われましたし。


あと、こちらでは知能検査の結果の紙はくれませんでした。(くれないクリニックはあるそうです)
気になって、後日コピーを貰いたいと言ったら、数値の紙を一枚くれましたが、
他の発達障害の知人たちに聞くと、全部書いてない、自分はもっと詳しくあれこれ書いてあるものを何枚かくれた、疑問だ、と言っていました。


また、ここの二軒後に行った西紋病院で、心理士の先生にこの紙を見せたら、数値が書かれていてない所があるけど、なんでなのか分からないけど…と言われました。
それと、五色台で貰ったその紙は、急いで先生に書いてもらったの？と聞かれ、後日コピーを貰ったのだと言ったら、走り書きのような文字で書かれてあったから、何か急いで書いたのかなと思ったけど…とか言ってました。？？？？
主治医の先生も、この数値、違うと思うよと言っていました。
西紋病院では、ぎっしり数値の書かれた結果の紙をくれました。
性格などについて文章で書かれた紙も、くれました。
西紋病院の口コミの方に、その用紙を載せています。

そして、西紋病院では、五色台での知能検査ではなかった内容が数個あったと思います。
なぜ、五色台の方は、テストの内容が少なかったのか？？？？(どちらも、田中ビネーではありません。五色台が、子供用の知能検査だったのか？？)

ネットで、香川県で大人の発達障害を検査してくれるクリニック一覧というのがあって、そこにこちらは名前がのっているのですが、
詳しく質問してもかわす感じだし、
発達障害センターも、こちらを紹介すべきでないと思います。発達障害を調べるにはあまり良くない病院だと思うので、良くない病院を紹介され、結局他の病院で検査し直して、遠回りしたと感じます。発達障害センターも、深いところで、クリニックの内容を把握しているわけではないのだと思います。
そんな浅いところで、病院を紹介しているのだと思います。


発達障害を調べたいっていう人に、おすすめはしません。
プライベートの知人で、検査を受けてみたたいという人にも、ここは避けたほうがいいと答えています。