Caloo(カルー) - 診療案内(胃腸科外科・消化器内科・胃・経鼻内視鏡検査 他): おおたわ消化器内科外科 - 横浜市鶴見区
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おおたわ消化器内科外科
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アクセス数  1月:155  |  12月:207  |  年間:2,867

診療案内

胃腸科外科

胃腸に関する訴えでもっとも頻繁なものは、胃痛や下痢です。
また近年、テレビやインターネット等の影響か、胃がんを心配して来院される方も少なくありません。
しかし、実際には、ストレスによって症状が出ている場合が多くあります。

おおたわ消化器内科外科では消化管の検査として、バリウム検査も行っています。
バリウム検査は胃カメラ検査より安全性が高く、簡便、すぐに施行可能です。患者さんの体に負担が少ないのが最大のメリットです。

したがって当院では患者さんに大きな負担となる胃カメラを第1選択にはせず、まずは胃バリウム検査から行うようにしています。

レントゲン装置は、最新式のHITCHIメディカル社製 POPULUS SOを使用しており、従来のものよりも画質が格段によく、かつ低被曝であるのが特徴です。

消化器内科

【胃炎】
胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があります。
急性胃炎は、みぞおち部分に痛みを感じる他、膨満感・吐き気・嘔吐などの症状があります。
原因はウィルスや細菌などの感染やストレス、アルコールの過飲などです。

慢性胃炎の場合は、上記の症状にに加え、食後の胃もたれや不快感、胸やけ・げっぷなどがあります。
慢性胃炎の原因として、ピロリ菌が深く関わっているといわれています。

ピロリ菌がいるかを調べるため胃カメラ検査中に組織をつまみ検査する事があります。

【機能性胃腸症(FD)】
胃炎や胃潰瘍のように局所的に病気があるわけでなく、胃の働きそのものが落ちてしまうのが特徴です。
胃の動きを良くする薬を処方することで、改善する事もあります。

【過敏性腸症候群】
過敏性腸症候群には、その便通の状態から「便秘型」と「下痢型」、そしてその両方を交互に繰り返す「交替型」とに分けられています。

「便秘型」は、便秘が多く便があったとしても出にくく残便があるのが特徴です。
便秘のために下腹部の痛みや不快感、おなら、腹鳴、膨満感、吐き気などを伴います。
「下痢型」は、場所や時を問わず下痢が起こりやすいのが特徴です。
授業中や仕事中、電車に乗っている最中などに生じる場合、患者さんのQOLは著しく低下すると考えられます。

治療は、便性状に合わせた薬剤を用います。場合に応じ、抑うつ感や不安を抑える薬を使う事もあります。

【逆流性食道炎】
逆流性食道炎の治療としては、薬物療法、手術療法、生活習慣の改善などがありますが、基本的には手術療法は最後で、生活習慣の改善などから取り組む事になります。
「暴飲暴食をしない」「食べてすぐに横にならない」等のルールを守るだけでもだいぶ改善することも多いのも特徴です。

【胃潰瘍・十二指腸潰瘍】
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、どの層にまで傷が達しているかによりⅠ度からⅣ度の4段階に分類されます。

Ⅰ度は傷が粘膜層のみ、Ⅱ度は粘膜下層まで、Ⅲ度は筋層まで、Ⅳ度は漿膜まで達している場合です。
潰瘍の深さを見きわめることは、潰瘍の重症度を診断するのにとても大切です。

内視鏡で潰瘍を観察してみると、これらの潰瘍の進行度を診断することができます。

胃・経鼻内視鏡検査

おおたわ消化器内科外科では、患者さんの負担を考え鼻から検査を行う「経鼻内視鏡」を行っています。

内視鏡検査では、咽頭・口頭および食道や胃はもちろんのこと十二指腸上部・上部消化管に起こりうるあらゆる病気の診断ができます。
食道炎や食道潰瘍、食道裂孔ヘルニア、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃がん、食道・胃の静脈瘤、十二指腸潰瘍などの疾患が見つかることがあります。
疑わしいと思った箇所から直接組織を採取して調べる生検も可能です。

経鼻内視鏡では、カメラの先端が喉の奥に触れることがないので、胃カメラにありがちな嘔吐感はほとんど感じません。
カメラは鉛筆よりも細いサイズであり、かつ鼻腔内に麻酔剤を塗布しますので、鼻の痛みの心配もありません。
検査の所要時間は、だいたい5~10分程度で完了し、鎮静剤を必要としないので、検査終了後に検査結果を聞いたらすぐに車を運転して帰ることも可能です。

しかし、鼻腔の状態や患者さんの体調によっては、経鼻からの挿入が困難な場合もあります。
その場合はほかの方法を選択することになります。

なお2016年12月新型内視鏡装置を導入いたしました。
新型装置は富士フィルム社製の最新内視鏡で、分光画像処理機能FICE機能を搭載。

特定波長の光源から得られた画像を生成し色情報を強調したり抑制することにより粘膜や微小な血管の視認性が良くなり診断精度が格段に向上しています。

【内視鏡検査の流れ】
1. 鼻の通りをよくするお薬をスプレーします。

2. ゼリー状の麻酔薬を鼻の内部から喉にかけて塗ります。

3. ベッドのうえに横たわり、検査を開始します。

4. 検査中は、画面を見ながら医師と会話することも可能です。

5. 検査終了後は、お休みいただくことなく帰宅いただけます。

ピロリ菌検査

ピロリ菌とはヒトの胃粘膜中に感染することのある細菌で、近年の研究の結果により胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性胃炎の主な要因であることがわかっています。また、胃がんとの関連も深いことが知られています。

現在、世界のいたるところでピロリ菌の保持者が発見されており、とくに発展途上国では感染率が高くなっています。

ピロリ菌は飲食物から感染しやすいため、上下水道の普及率の低い、衛生状態の悪いところでは菌が繁殖しやすいと考えられています。

とくに、わが国では45歳以上で戦後の衛生状態が悪い時代に生まれ育った人も高い感染率を示しており、50代以降では保持者が70%以上とも言われています。

【ピロリ菌の検査方法】
ピロリ菌感染を調べる方法として呼気中抗体価測定、血中抗体価測定など種々あります。
当院では簡便かつ精度の高い便中のピロリ菌抗原検査を推奨しております。

血液を採取し、血中ピロリ菌抗体を調べる検査が一般的です。
数分程度で済むため患者さんの負担が軽いのが特徴です。

人間ドック・健康診断

【人間ドックの受付をいたします】
■内容
一般診察、尿一般検査、血液生化学検査、便中ヘモグロビン反応検査、胸部レントゲン写真、心電図検査、胃部Xp(バリウム)または胃カメラ、腹部超音波検査、前立腺腫瘍マーカー測定、乳房超音波検査(任意)

詳細はお問い合わせください。
項目が多岐に渡りますので施行時間がかかります。
必ず予約を取っていただきます。

【横浜市胃がん検診実施施設です】
横浜市胃がん検診はバリウムを用いた胃部造影エックス線検査です。

検査当日は朝から食事せず検査開始3時間前までならごく少量の水またはお茶に限り飲用可能です。
常用薬も朝は原則お飲みいただきません。
ただし例外的に定時に必ず飲用する薬剤もございます。
予約時に必ず相談してください。

一般内科

おおたわ消化器内科外科では、診療所レベルでできることは最大限やり、中核病院や大学病院のように高度医療機器と高度先進医療技術を備えている医療機関の存在意義も常に考え、患者さんを適宜紹介するように心がけております。

現在、済生会横浜市東部病院紹介センターと連携パスを組み、大腸がん、胃がん術後の患者さんのフォローを行っています。
開業医と月1回の勉強会を行い症例検討も行っています。

※大規模な基幹病院と地域の診療所が連携し一人の患者さんを経過観察している例は全国的にも珍しいケースとなっています。

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