診療案内
耳の病気
以下の疾患に対応しております。
・急性中耳炎
・滲出性中耳炎
・その他の中耳炎
・伝音難聴
・感音難聴
・低音障害型感音難聴
・突発性難聴
・混合性難聴
鼻の病気
・アレルギー性鼻炎
花粉症自体を完治させることは今の医学では困難です。最新の治療として舌下免疫療法というものがあります。先述のようにアレルギーとは、原因物質に過剰に反応してしまうことが原因です。
その原因にあえて普段から晒していくことで身体を慣れさせてしまおう(免疫寛容)という治療なのです(減感作療法といいます)。
この治療は以前からあったのですが、花粉が飛散していない時期に最初は週1回程度通院して注射を打たなければなりません。全体では3年から5年程度の通院が必要となり、なかなか続けることができない患者様もいらっしゃいました。そこで登場したのが注射ではなく、舌の下に薬を投与する舌下免疫療法という治療法です。現在、スギとダニの治療があります。それぞれの治療には長所短所がありますので、ご相談させていただいた上で治療法を決定していただきたいと思っています。
・急性副鼻腔炎
主な治療としては、抗生物質などの投薬治療です。しかし抗生物質もむやみやたらと使うのはよくないので、できるだけ処置をして膿を吸い取ってあげることが重要です。
・歯性上顎洞炎
原因となっている歯や歯根の治療は必須です。歯の治療と並行して鼻の治療も行っていく必要があります。
・好酸球性副鼻腔炎
内服治療では中々症状が改善せず手術になることも多いです。しかし再発率も高いため、手術の後も内服などの治療を続けていく必要があります。このような経過から好酸球性副鼻腔炎は現在、厚生労働省から難病指定疾患として認められています。詳しくは耳鼻咽喉科でご相談ください。
・嗅覚障害
嗅覚は人生を豊かにするだけでなく、危険を察知するという重要な役割をもっています。少しでもにおいがおかしいなと思ったら耳鼻咽喉科で診察を受けることをお勧めします。
・鼻出血
ガーゼを詰めたり、鼻粘膜を焼く治療などがあります。
めまい
・良性発作性頭位めまい症
治療としては、耳石を元に場所に戻してあげる必要があります。そのため、めまい体操が効果的です。
・メニエール病
発作自体を完全にコントロールすることは難しいですが、早めに治療することでめまい発作の期間を短くし、聴力を悪くさせないことが重要です。
・前庭神経炎
早めにステロイドの治療を行うことで患側の前庭の機能回復を図ることが重要ともいわれています。
感染症・炎症疾患
・味覚障害
亜鉛が欠乏することで味覚障害が生じることは、耳鼻咽喉科の中ではよく知られています。しかし、実際には血中の亜鉛の値は正常範囲であっても、潜在的な亜鉛欠乏の患者様が多くいることもわかっています。そのため採血だけでは、判断できないので亜鉛を投与して症状が改善するかを確認していきます(治療的診断といいます)。亜鉛の数値が異常に高値でなければ、亜鉛投与を行ってみることがよいともいわれています。
・咽頭炎
溶連菌は、リウマチ熱や糸球体腎炎と呼ばれる重篤な疾患を起こすことがあり、抗生物質を使用して早期に治療する必要があります。しかし、むやみやたらと抗生物質を使用することで抗生物質が効かない菌(耐性菌)を生み出してしまうため注意が必要です。
・扁桃炎(急性と慢性)
年に4回以上ののどの炎症を繰り返す場合には手術を検討することが多いです。手術の場合には、一般的に1週間〜10日程度の入院が必要になります。
その他の病気
・舌癌
最初は口内炎と見分けがつかない程度のこともあります。症状が進行すると、出血や悪臭を伴うようになってきます。治療は進行度合によって、手術・化学療法・放射線療法があります。
・咽頭癌
咽頭は大きく上咽頭・中咽頭・下咽頭の3つに分類されますが、それぞれの部位で症状が異なります。
上咽頭は症状が現れにくく、痛みや出血が主な症状です。中咽頭は、口を開けて見える場所に腫瘍や出来物がある場合は気を付けなければいけません。のどの痛みや口が開きにくいなどの症状が現れます。下咽頭は、自分では見えないので、のどや耳周辺に痛みがある場合は要注意です。
それぞれの部位で治療法、予防方法が異なります。
・甲状腺癌
検診で指摘されたり、進行してから声がれなどを生じて発見されることもあります。治療は進行度合によって、手術・化学療法・放射線療法・ヨウ素を用いた治療があります。
・睡眠時無呼吸症候群
治療は原因によって異なります。肥満が最も多い原因ではありますが、鼻が悪かったり、扁桃腺が大きかったりすることが原因のこともあります。まずは原因となっている部位を特定し、原因に合わせた治療を行うことが重要です。代表的な治療としては、マウスピースや経鼻的持続陽圧呼吸療法(Continuous positive airway pressure:CPAP)、手術があります。
【クロンスマートパス】診療費のオンライン決済が可能です
当院では、クロンスマートパスというシステムを使用し、診療費のオンライン決済をしていただけます。
※※薬局への連携は行っておりません※※
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クレジットカード登録、保険証の登録
2)クリニックにあるQRコードでチェックイン、受診
3)処方箋の受け取り後、帰宅
クリニックでの会計不要
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※現金のご用意も不要となりますので、是非お気軽にご利用ください
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