龍田医院

幼稚園のウサギに子供が指をかまれてしまい、一番近い病院という理由で飛び込みで診察をお願いしました。こちらは個人病院ですが、「外科、小児科」の病院でしたので、ラッキーだったと思います。

先生は60...

幼稚園のウサギに子供が指をかまれてしまい、一番近い病院という理由で飛び込みで診察をお願いしました。こちらは個人病院ですが、「外科、小児科」の病院でしたので、ラッキーだったと思います。

先生は60代くらいの男性です。先生以外には受付の方だけで、看護士さんらしき方は居ませんでした。

子供の細い指で、結構傷が深かったため縫うことを覚悟していたのですが、指先には細かい神経が通っていることや、今回は傷が斜めに入っていたため、縫わずに圧迫して傷がくっつくのを待つことになりました。

ウサギの咬み傷については、先生も診たことがないとビックリされていて、医学書らしき本をぺらぺらとめくっていました。ちょっと調べた後に「咬んだのが猫でなくて良かったですね。」とおっしゃられ、理由については猫は口の中にいろんな雑菌を持っているそうで、小さな子供が咬まれると感染の可能性があるからということでした。

母子手帳で必要な予防注射が済んでいることを確認すると、破傷風予防の注射は別途せず、抗生物質の飲み薬と、抗菌軟膏を処方されました。消毒に数日間通いましたが、本人は子供ながらに通院しないと困ったことになると分かっていたらしく、珍しく嫌がらずに病院へ通ってくれました。

発熱などもなく順調に治り、問題なく指もくっつきまして、大変助かりました。

何年かして知らない飼い犬に自分が咬みつかれた際、別の病院を受診をしたところ、「動物にかまれた傷はむやみに縫いません。ばい菌が有る状態で蓋をするようなものだから。」と医師から説明を受けました。子供の指もやっぱり縫わなくて良かったのだなと、その時に思いました。