独立行政法人 国立病院機構 別府医療センター の口コミ・評判

　双子を妊娠し、しかも胎盤が一つであったためNICUのあるこの病院を選びました。妊婦健診でもお世話になっており、経過がとても順調な状態で出産の2週間前に入院しました。（本当は順調でも1か月前に入院しなければいけませんでしたが上に子もいるため、担当医の女医さんが融通を効かせてくれました）
また、双子を妊娠して突然喘息発作を起こしたこともあり、同病院内の呼吸器科にも途中から通うようになりました。これが総合病院のいいところですね。

　とにかく節約したかった私は大部屋（4人部屋）にしました。が、ここは母子周産期医療センターとあるものの、婦人科の方も入院されています。出産までの2週間、妊婦が私含め2人、婦人科系ガンの後期治療の方（何年も前に発症し、周期的な治療をされている方たちです。さすがに癌治療を始めたばかりの方や、子宮摘出をされた若い方と同室という事はありません）が入れ替わりながら2名という状況。どんな相部屋でも同室の方との相性というものがありますが、これは辛かったです。余裕のある方は個室を強くお勧めします…。
　出産後は、出産したお母さんたちと赤ちゃんたちのみの大部屋（4人部屋）か個室かを選べます。私は双子ということもあり、大部屋には入りきれないということで個室に移動しました。ちなみに入院初日は部屋があかなくて出産後の大部屋に少しだけ滞在したのですが、とても暖かい印象でしたので大部屋に入って他のお母さんとほんわかと交流したかったなぁ…と思っています。（これも同室の方との相性でしょうが）

　タイトルのことですが、入院中は一日に何度もお医者さんが「何か心配事はないかな？」と訪ねてこられます。びっくりするくらい何度もです。これは病院を選ぶ際に口コミサイトで確認をしていたのですが、このことかぁ！と感心するくらい何度も訪ねてくださり、とても安心して過ごすことができました。
もちろん不安なことは看護師さんにすぐに尋ねることもできます。お医者さんも看護師さんも栄養士さんも薬剤師さんも「不安なことはないですか？」とベッドに訪ねてきて、真摯に入院患者の不安を取り除こうとされている姿勢がとてもよく伝わってきました。

　部屋や食事の豪華さなどに関してはやはり個人産科病院に比べれば劣りますが、医療面に関しては設備・人材共に安心して過ごすことができます。精神的に不安定な時に、信頼できるスタッフはとても心の頼りになります。

　まぁ欲を言うなら、出産前でも婦人科系ガン治療の方と別室が良いですが…。あと、「子宮摘出をされたばかりの若い患者様がいるので、赤ちゃんの泣き声が廊下に漏れないようにしてください」と言われたのも結構なトラウマです…。