松山赤十字病院 の口コミ・評判

以前、日赤には紹介状を持って大静脈瘤の手術をお願いしましたが、別段症状がないなら見た目が悪いだけで手術をする必要はないと言われました。その数年後、別の病院に大静脈瘤の相談をすると大変な病気なので、直ぐ手術をするように言われました。結局はその病院で手術をしましたが余り良くありませんでした。病院によってこうも違うのかと思い、また、日赤グループとして大きな赤字を出しているのに、決して無駄な治療はしないという日赤を信頼するようになりました。
今迄、大きな病気をしたことは一度もありませんでしたが、12月に愛媛マラソンにエントリーをしている時に股間が腫れ、町医者の診察ではたいしたことは無いといわれましたが、余りにも腫れが引かないので日赤に紹介状を書いてもらい検査を受けました。結果は悪性リンパ腫のステージ2でした。先生の説明を受ける当日、更に小さなものが股間に出来ていました。大事をとってその日に緊急入院となりました。緊急入院した当日の治療で小さなものは消えてしまい、治療の効果を実感しました。
担当医の処方が的確であったのとその薬が自分に合ったのだと思います。2クールの後、通院の治療になりました。
管理職をしていましたが、普段通りに仕事をこなすことができました。また、髪の毛以外は大きな副作用も無く、治療を続けることが出来ました。治療中も通院日以外は朝のジョギングは毎日続けていました。
おかげさまで体力も殆ど落ちる事なく、日常の生活に戻ることができました。
また、また看護婦の対応も素晴らしく、通院中の最初は副作用で中々食事が進まなかった時、進んで麺類にかえてくれたり、声かけ等もして頂き入院生活を支えて頂きました。
担当医も、通院治療の点滴の時もよく治療室には顔をだして頂きました。
治療が終わった翌年は、日本にコロナ禍が訪れました。こんな時に風邪でも引いたらコロナに疑われ大変なことになると心配しましたが、リンパ腫の治療が終わると元々35℃半ばの体温が１度程上がり、免疫力があがったのか全く風邪などを引くことがなくなりました。
今年の8月末に治療が終わって2年が過ぎます。
リンパ腫という血液性の癌になりましたが、治療中も含め殆ど不自由なく日常生活を送らせてもらえるのも日赤のおかげと感謝しております。
日赤との出会いは偶然でしたが、信頼できる病院で治療ができたことは本当に幸運でした。