ある日急に足に痛みが出て、最初は「寝てる間にどこかにぶつけたか筋肉痛とかかな?」と思っていたのですが、
2時間程で激痛に変わり、自力では立ち上がれない(立ち上がるだけなら一瞬は立ち上がれても、激痛で...
ある日急に足に痛みが出て、最初は「寝てる間にどこかにぶつけたか筋肉痛とかかな?」と思っていたのですが、
2時間程で激痛に変わり、自力では立ち上がれない(立ち上がるだけなら一瞬は立ち上がれても、激痛で耐えられない)ようになりました。
救急相談ダイヤルに架電したところ、救急車を手配され、救急病院へ。
外科・内科の先生では分からず、念のためと呼ばれた皮膚科の先生に「結節性紅斑」と診断されました。
「原因不明で治療法もない。安静にして自然治癒を待つしかないので、入院しても特別な治療ができるわけではない。自宅で安静に過ごしてもらった方が経済的に良いのではないか」
とのことだったので、鎮痛剤を点滴してもらって、痛みに耐えながらなんとか帰宅。
そのころには脛・膝を中心に、直径3cm程のものから直径5cm程のものまで、様々なサイズの痣のようなものが足に点在していました。
足を曲げると激痛なのでベッドに腰掛ける動作ができず、身を投げ落とすようにベッドに体を落として、痛みに耐えかねて気絶するように眠りました。
次に痛みで目を覚ますと、膝下中心だった痛みが足の付け根・腕にも広がっており、ベッドから体を起こす動作も激痛でできなくなっていました。
それでもトイレには行かないと粗相をして後始末ができる状態でもないので、痛みに耐えながら薬を飲んで、痛さに耐え切れずに一旦気絶するように眠り、
薬が効いてきたころに痛みに号泣しながら体を引きずってトイレを済ませて、また痛さに耐え切れずに気絶するように眠り、、、
ということを1週間ほど続けました。
筋肉を動かそうとするだけで激痛が走るので、スマートフォンを持ち上げるどころか触れようとする時点で激痛で、家族や職場に連絡をするのも痛みに号泣しながら決死の思いでする、という状態でした。(痛い痛い痛いと泣き叫びながらメッセージを打っていたので、入院しなくてよかったと心底思いました)
2週間目には、薬が効いている間は、狭いマンションの中を壁にもたれながら移動する程度はできるようになっていました。椅子に座る動作もゆっくりであれば、痛いものの号泣ことなくできるようになっていました。
3週間目になって、杖をつきながら外出ができるようになり、杖なしで外出ができるようになり、、と治っていきました。
痛さのイメージは、鬼の金棒を持った小鬼が体の中に何百頭と大暴れして、ぐりぐりがんがん金棒で抉ったり殴ったりしてくる感じです。
インフルエンザ10回か結節性紅斑1回だったら、迷わずインフルエンザ10回を選ぶくらい辛かったです。。。
最後に診てもらった際は、「再発する可能性はあるので、ちょっとでも腫れ等が出たらすぐに安静にして十分な睡眠を取るように。診察に来てもらえば鎮痛剤は処方できるが、それ以上の特別な処置は発見されていない。一番痛いときは無理して来るよりも、自宅にある鎮痛剤を飲んで安静にしておく方がいい」と言われました。
病院でできること・できないこと、今の医学でわかっていること・わかっていないこと、どうなったらどうしたらよいかをはっきりと伝えてくれたので、安心して行動ができました。
入院を勧めた方が病院のお金になるだろうに、コスパを示して選択肢を示して頂けたのも良かったです。
また、痛さのあまりぼうっとしていた際にお医者様にメモをお願いしたところ、快くメモ用紙に要点を記載して渡して下さいました。帰宅してからも痛くて頭がまわらないときにはメモを見返して行動できたので大変助かりました。
辛いときにかかる病院はイライラしてしまうことも多いのですが、お医者様・看護師様含め、とてもよくしていただけました。
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2021年08月来院
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2023年01月投稿
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