脳卒中で倒れ、状態が落ち着いたのでこの病院に入院してリハビリをしました。
最初に担当となった医師は全くと言って良いほど話も聞いてくれず、病室にも顔を出してくれませんでした。
その代わりに院長先生が...
脳卒中で倒れ、状態が落ち着いたのでこの病院に入院してリハビリをしました。
最初に担当となった医師は全くと言って良いほど話も聞いてくれず、病室にも顔を出してくれませんでした。
その代わりに院長先生が時折顔を見せてくれ話をしてくれました。院長先生はとても忙しいなか時間を作って来てくださる良い先生でした。
入院してかなり立つ間にしたいことや聞きたいことがたくさんあったのですが、担当の医師とはほとんど話せず、また、精神的にも不安定であったこともあり、ついつい看護師さんやリハビリをしてくれる方たちにくどくど不満を話したり、なぜ、こんなことをしなくてはいけないんだという思いから反抗的な言動をついつい繰り返し、うるさいし、くどい変な患者だと思われていたようです。
私は国立大学を卒業し、それからも様々なことを学んで来ていたので、大勢いる私には痴呆としか思えない患者と同様に適当に話されたり対応されるのがたまらなく嫌でした。今、思うとそれは決して正しくはないとわかるのですが。
最初の担当の医師が急にやめることになり、40位の温和な感じの、今までケンカ一つしたことがないような医師が新しい担当医になりました。関戸という名前の医師でした。この医者もどうせ同じような医者だろうと思っていましたが、今は感謝で一杯です。ここからは関戸先生と書かせてもらいますが、先生は良く話を聞いてくれて、私の不満をすぐに理解してくれました。そして「あなたは学もあるし知識もある方ですから、子供相手のような対応に怒っているのですね。分かりますお気持ちは、ただしここにいる患者さんは全員、少しでも良くなりたいと頑張っている方です。
そして我々スタッフは少しでも良くなるようにと考えて精一杯努力しています。だから、あなたもよくなりたいと本当に思っているならば、私たちの気持ちもかんがえ一緒にやっていきましょう。
私はあなたを知識ある尊敬に値する方として接し、適切な治療を提案します。貴方の希望も治療上影響のない範囲内で可能なものは受け入れます。」と約束してくれ、実際退院まで、それは続きました。
検査結果の考え方、なぜ、それをするのかしないのか、何を心配して、ある行動の禁止をするのかを納得の上頑張れました。ちょっとした世間話からは、これからの希望も湧いてきました。
関戸先生、あなたは有能な医者である前に、人間としても立派な方でしたよ。これからも、かわらずに患者を治療してください。私にしてくれたように。
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2013年05月来院
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2014年01月投稿
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