独立行政法人国立病院機構 東京医療センター の口コミ・評判

軟骨がすり減って痛みが続き、何件か病院を回ったすえ、偶然に出会った経験者の方から、こちらの女医さんを紹介されました（その後、済生会へ移動）。
他院（慶応・慈恵）では、診察をした医師が手術をするとは限らなかったり、何人もの診断を順に受けなくてはならなかったりというシステムに納得がいきませんでした。が、ここでは、レントゲン結果と、実際に先生が脚を診て、人工股関節手術の必要性が明確という診断結果。また、判断を下した先生自身が手術するということで、すぐに決まりました。
手術は成功。術後、それまでの痛みはすぐにとれたそうです。
リハビリテーションも、熱心な理学療法士に出会え、モチベーションをもって取り組めたようでした。
排尿用の管をはずした後、膀胱炎発症。「排尿時にひどく痛がるので膀胱炎だと思う」とこちらから医師に伝え、検査した結果がそうでした。若い医師が素直に詫びたのは評価しますが、家族が気付かなかったら、患者は排尿時の激痛を我慢し続け、腎炎など、もっと酷くなったかも…と想像すると恐ろしいです。
検査は大切かもしれませんが、それ以前の、「患者の観察」をもっと勉強してもらいたいと心底思います。これは、昨今の全ての医師に対してですが。

リクライニングベッドを入院中の最後までは使えず、他の患者さんに回さなくてはならなかったのは国立病院で貧乏だからか…？その後、補充されているとよいですが…。
駒沢公園の隣という立地で、空が広く、夕焼に富士のシルエットが眺められたり、入院生活にささやかな喜びをもたらしてくれます。環境も大切だと思いました。
駐車場も平置きで停めやすかったです。

病院食は、母の口に合わず、梅干はじめ、いろいろと持ち込みました。

入院患者さんには、90歳を越えてもお元気で素敵なおばあさんが何人もおられ、母も良い刺激をいただきました。