医療法人弘仁会 板倉病院 の口コミ・評判

　2年半前の話ですが、施設は新しく改築され立派な病院ですが、いまだに釈然としないことがあります。高齢の父が体調を崩したためうかがい、レントゲンなどを撮った結果、肺がん末期と診断されました。愕然としましたが、数日後、今度は結核と言われました。そもそも言い渡す医師が毎回違います。
　即入院となっていましたが、記録に書かれた主治医の女性医師は結核専門病院に転院するまでの一週間、とうとう一度も姿を見せませんでした。どうしてかと聞くと、体調を崩しているとのこと。医師も体調を崩すことはあるでしょうから、それは仕方ないことですが、誰も(どの医師も)高齢の父に、結核になったことをきちんと説明してくれません。
　父は納得できず、何かを知りたいと病室を抜けて歩いていたことで、「徘徊」と診断され、夜は病室に鍵をかけられました。90歳を超えた父には監禁と感じ恐怖を抱いたことと思います。この2週間前までは、とっても元気で、自転車に乗り毎日のように出かけていたのに、これを契機にびっくりするほど衰えました。もちろん「結核」のためもあるでしょうが。
　結局、「結核」であることの説明は、保健所の女性がじっくり話してくれたため、父は少し落ち着きました。それにしても、最初の肺がん末期って?!　それに対する正式な訂正も特にありませんでした。なにしろ、毎回、診る医師が違いますし……。
　個人攻撃をするつもりはありませんが、バイト体制で働く医師たち任せの病院は、いくら施設や機械が立派でもなあというのが、正直な感想です。