公益財団法人柏市医療公社柏市立柏病院 の口コミ・評判

１ヶ月にわたって体調不良、体重減少が続いていたのにも関わらず、かかりつけ医には「健康でどこも悪いところはない。具合が悪いと感じるのは精神的な問題」と言われ困り果てていたのですが、柏病院ではきちんと診断をつけてくれました。

半日の腹痛を我慢した挙げ句、夜間の当番医ということでこちらに来たのですが、診療の先生がやってくるまでとにかく待たされたのが大変でした。腹痛に苦しんで起きていることもできず、ベンチに横になって先生が来るのを待ちました。

ようやく先生に見て貰えることになると、とても丁寧な問診と触診を行ってくれ、血液検査に回されました。結果が出るまで２～３０分待ち、その後Ｘ線撮影。それも結果画出るまで２０～３０分待ち。次はＣＴスキャンでそれも２０～３０分待ち。その間車椅子を差し出されましたが、座っていることができなかったのでベッドに寝かせて貰いました。

しかし数々の検査で待った甲斐はあり、ＣＴの結果「大腸憩室炎」という診断がくだし、即刻緊急入院となりました。病院についてから入院するまで約３時間かかりましたが、とにかく体調不良の原因が分かってほっとしたものです。

「憩室炎」は日本ではわりと珍しい病気だそうで、問診や痛む場所だけでは盲腸炎と誤解されることもあるとか。私は盲腸は切除済みだったので誤診の心配はなかったのですが、まず血液検査で炎症があることが分かり、次にとったＸ線では漠然としか憩室が分からなかったためＣＴスキャンもし、それでようやくはっきり「憩室炎」と診断がつけられたそうです。あの長い検査も必要なものだったと分かりました。

病院の建物は少々老朽化しているのですが、ドクター達は最新の知識を常に吸収し続けているのだなと思いました。

入院生活は至れり尽くせりとはいかないまでもそれなりに快適で、入浴もできました。看護師さん達が常に患者に対して敬意を持って接してくれたのも嬉しかったです。