Caloo(カルー) - 診療案内(当院の治療方針・ストレスケア病棟「なごみ」・リワークプログラム(復職支援)): しのだの森ホスピタル - 八千代市
病院をさがす
医療法人社団心癒会 しのだの森ホスピタル
4.11 ( レビュー数 15件… 口コミ9 アンケート6件 )
  • 土曜・祝日も診療
  • 女医
この医療機関への問い合わせ
公式サイト 047-488-2218
アクセス数  3月:2,715  |  2月:3,006  |  年間:39,847

診療案内

当院の治療方針

一般に、多くの方は風邪をひけば風邪薬、胃の具合が悪くなれば胃腸薬を何の抵抗もなく飲んでいるかと思います。しかしよく考えてみると、病気が治るのは本当に薬の力だけなのでしょうか?

同じように「心の病は薬を飲めば解決するのか?」という疑問を持たれている方は、結構多いように感じられます。

当院でも薬物は必要に応じて使用しておりますが、うつ病をはじめとする心の病がそれだけで治るとは考えておりません。それは、当院が推進するホリスティック医療の考えに基づけば、うつ病には自分らしさを取り戻すことこそが重要であり、薬の力ではその方の内面までを変えることはできないからです。

ホリスティックとは「全体」という意味を表すラテン語で、健康を表すHealthという英語もHolisticに由来します。ホリスティック医療では、個々の患者さまを身体的、精神的、社会的、霊的な存在とみなして、どの方面からも偏ることなくそれぞれアプローチしていき、その調和を図るという特徴があります。

ホリスティック医療は、治療のゴールを「自発的幸福(ウェルビイング)の獲得」と定義しています。自発的幸福とは、「お金が欲しい」などその時の状況や他者と比べて発生する一時的なものではなく、その人の内面から自然に湧き出てくる不変なものです。

また、この自発的幸福に至る心理的な境地は「知足」という言葉で表されます。知足とは「自分はこれでいい」「満ち足りている」と自然に思えることです。つまり、ありのままの自分を認めて許せる自尊感情を持てることが、真の自発的幸福には重要なのです。

これらを踏まえ当院では、「患者さまが自己実現を果たし、自分を認め、より良く生きていくこと」が治療の最終ゴールであると考え、日々支援に取り組んでおります。

ストレスケア病棟「なごみ」

なごみ病棟は、その人の自然治癒力を高め、心身のリラックスを最大限引き出すべく治療を行っております

ゆったりと休息ができるようお部屋は全室個室。
木々に囲まれた環境下でやさしい木漏れ日や緑の香り心地よい大地の音色が、心と体を癒します

また薬物に偏らず、心理療法、東洋医学、自然療法、栄養療法、音楽療法など、あらゆる角度からそ自然治癒力を高めるホリスティック医療を実践。

外来通院ではなかなか回復しない方、職場復帰を急がれている方、短期間で集中的に心身のリズムを整えたい方など、ぜひ一度ご相談ください。

【対象となる方】
・気分障害(例:うつ病、双極性障害)
・不安障害(例:パニック障害、強迫性障害)
・睡眠障害
・発達障害(例:自閉症スペクトラム障害、ADHD)
の傾向があり生活の立て直しが必要な方

【治療内容】
・マインドフルネス
頭のなかのネガティブ思考に気付き、「今に集中する」ことで断ち切るマインドフルネス瞑想を、異なる体感を通してお伝えします。

・自然療法(リラクゼーション)
「自然に還る」というテーマのもと、セラピストが患者さまの五感を活性化し、日常で活用できるセルフケア方法を、様々な角度からご提案します

・心理療法
こころの専門家が、自分を大切にすることへの気づきや自分の身に起きていることの整理を、気持ちに寄り添いながらお手伝いします。

・作業療法
意欲を持つ・集中する・没頭できるという体験を援助し、回復促進を行います。また、取り組み方や物事の捉え方など、自分の傾向にも気づくことができます

【治療パッケージ】
①包括的うつ病入院治療パッケージ
面談、検査等からうつ病のタイプを見極め、個別の治療目標に基づき、治療していきます。

②うつ病診断精査パッケージ
症状を細かく観察・精査し、今後の改善に向けた治療プランを提案します。

③発達障害診断精査パッケージ
発達障害特性について、面談や心理検査を用いて精査し、自身の傾向やこれからの生き方を学んでいくパッケージです。

④睡眠改善パッケージ
朝の時間にフォーカスし、睡眠衛生指導や生活リズム指導を行っていきます。

⑤リワーク準備入院パッケージ
様々な治療プログラムを通して、リワーク参加への準備を整え、復職の土台を作ります。

※「パニック障害」や「強迫性障害」など の入院治療も個別に行っております。

リワークプログラム(復職支援)

リワークプログラムとは、精神的不調者を対象とした職場復帰に向けた専門的リハビリプログラムのことです。

様々な活動や同じ境遇の仲間・スタッフとの会話を通じて、体力・体調の回復や日中の生活リズムの安定、コミュニケーション能力、ストレス対処能力、注意力・集中力の向上などを目指します。

休職中・離職中の方が自宅での療養だけで仕事に戻る場合、職場と自宅のギャップにつまずき、再休職してしまう可能性が高いと報告されています。

リワークを使って、自宅療養と職場のギャップを無理なく越えられるようリハビリすることで、スムーズな復職、そして安定した就労に繋げられます。
また、当院ではリハビリのみならず「再休職予防」にも非常に注力しております。

以下のような悩みを持つ方は、ぜひ一度リワークをご検討ください。
・休職中(離職中)の過ごし方がわからない
・体調や生活リズムなどが整わず復職(再就職)の見通しが立たない
・復職(再就職)しても再び体調が悪化してしまいそうで不安
・復職したが再び休職になってしまった
・同じような境遇の人たちと話がしたい
・今後の生き方や働き方を検討したい

【対象者】*以下の4点を満たす方
・いずれかの精神科・心療内科に通院中
・気分障害(うつ病、双極Ⅱ型障害等)や不安障害(社交不安症等)
 適応障害などが診断名
 ※該当するか不明な場合は、当院に直接ご相談ください
・現在休職中で復職または再就職を目指す
 もしくは
 離職後1年以内で1年以内の再就職を目指す
・症状や生活リズムが比較的安定しており、日中の活動がある程度可能
 ※準備に不安がある方には、当院の「リワーク準備入院」をおすすめしております

【実施日時】
火曜日~土曜日/10:00~16:00

【実施期間(標準利用期間)】
3ヶ月半 (14週間)
※最大利用期間1年間
※利用期間は各々の休職期間によって前後することがあります

【プログラム内容】
*大きく5つの柱で構成
・セルフケア系
ストレス状態から自ら立ち直るための方法を模索する
・作業系
文章の記述やPC入力を通じて脳の活性化や集中力向上を目指す
・運動系
軽い運動を通じて体力の向上やペース配分の体得を目指す
・気付き系
ストレスや病気、他者との付き合い方を見直し、模索する
・オフィス系
復職環境と同様の条件下で、仕事に近い課題に取り組む

すべての診療科目・専門外来・専門医

診療科目
精神科系
精神科心療内科
専門医
精神科系
精神科専門医
ページトップ